2007/09/20

奄美での小旅行 - カケロマ島

近所の漁師料理「番屋」の女将は島生まれ、島育ちにも関わらず、一度もカケロマに行ったことがなかった。


「え~っ、だったら一度行きましょう!」ということで、台風も去った昨日、日帰りで東京生まれ/育ちの我ら夫婦が番屋ご夫婦にカケロマを案内することになった。



カケロマへは、島の最南端の第2の都市?瀬戸内町古仁屋(こにや)からフェリーで渡る。

運賃は片道250円だが、渡った後に車がないとどうしようもないところなので、往復6500円(普通車)で車も運ぶ。

フェリー以外に海上タクシーなる漁船もどきの人専用の渡し船もあるが、車は一緒に運んでくれない。

瀬相(せそう)と生間(いけんま)という、大島海峡側にある2つの港にフェリーは着く。

所要時間は20~30分。結構のんびりした船旅気分を味わえる。


行きはフェリーの時間で瀬相へ。



瀬相から生間に向かう途中に公園がある。
島尾敏雄「文学の森」公園という、奄美で一番有名な作家の碑がある所。
詳しくは
http://www.amami-setouchi.org/sub_menu_html/kankou/sub_index.html


「震洋(しんよう)」っていう、第二次世界大戦に作られた特攻モーターボートのレプリカが飾ってある。
めったに見れない(震洋はここにしかないと思う)のに、あまりに無名だ。


さらに、見事なアダンに加え、沖縄西表島や奄美のジャングル金作原(きんさくばる)で、わざわざガイドが必ず紹介するサキシマスオウノキ(たぶん)がひっそりと生えていたりする。



西表のサキシマスオウノキは:

http://homepage2.nifty.com/Hiro-Akashi/okinawa/sakishimasuou.htm







震洋のあるこの公園以外にも、大島海峡の突端ある安脚場(あんきゃば)にも戦跡があったりする。
http://amamicco.net/amami/amami42.html

昨日はご覧のとおり南東の風が吹きまくっていたが、風がないと最高の見晴らしになる。

この公園も奄美の他のスポット同様、人がいないんだけどね。

沖縄やサイパン近隣の島々の戦跡は銃弾痕がすさまじく、戦争の生々しさを伝える。
だけど、ほとんど崩壊状態になっているので、構造物の役割とかはよくわからない。
一方、ここは攻撃対象外だったらしく無傷で保存されているので、当時の生活ぶりを知るには貴重な存在。
何でもっと宣伝しないんだろう???

その他の見どころは、
- 諸鈍(しょどん)http://amamicco.net/amami/amami41.html
寅さん最後のロケ地で浅岡ルリ子ことリリーさんが住んできた場所、
デイゴの並木

- 徳浜(とくはま)http://www.ritou.com/spot/view-kakeroma-k20.html
水の透明度抜群のリーフ、
さんご塩っていう塩工場もある。
http://www.kumamoto-umaka.com/sangoen.htm
昨日は残念ながら波が強くて泳げなかったけどね。


帰りのフェリーが夕方なら夕日も抜群。

昨日も傾きかけた太陽を見ながら戻った。

日が沈みきっていなかったので、
古仁屋の夕焼けスポット、高知山展望台へ。
昨日みたいに雲がなければ、徳之島までは見えるよ。
http://www16.ocn.ne.jp/~a-kobako/newpage19.htm

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