2007/05/28

入院前の検査

本日、生まれて初めてMRIなる検査を実施。
まるで洞くつ探検のカヌーに乗って、耳の検査を受けているようだった。

「騒音が出るのでヘッドホンをしてください。」

「・・・」

確かに、高音から低音まで、工事現場から空港にいるような音が出ていた。
映画なんかでMRIのシーンがあっても、こんな音は聞こえてこない。

うーん、やってみるもんだ。

検査結果は後日ということで、15分穴倉にいる気分で検査は終了!

2007/05/25

引越準備④カヤック

我が家は奄美大島の東シナ海に面した龍郷湾(たつごうわん)の目の前に建築中。



隣のN氏も2軒どなりのM家も、その隣もみんなボートを持っている。
我が家も移住に備え、4年前に船舶免許だけは取得。現在、仕事でお付き合いのあった日本最大のボートメーカーの方に中古艇を探してもらっている。

さらに興味を持ったのがシーカヤック。
家の前からさっと乗って、湾の反対側の無人ビーチまでたどりつけるようになるのが、当面の目標。

で、カヤック自体はどこでどう入手するかが問題になった。

奄美は東京と違って、マリンショップなんてない。

で、「ゆりむんや」(Iターン組のイタリアンカフェ)で、「カヤックがやりたい」と全く見も知らないオーナーに言ってみた。そしたら、「Gulfblue Kayaks」を紹介してくれた。

「Gulfblue Kayaks」の長谷川さんは、今年の2月に伊豆の松崎から移住してきたそうだ。
長谷川さんは沖縄八重山諸島の波照間島から奄美までカヤックで来たそうだ。すごい!

いろいろど素人の旦那や私に懇切丁寧にカヤックについて自宅で説明してくれた。

話をしているうちに、カヤックを買う前にまずは慣れることが先決ということになった。
売っているところが奄美にないからといって、艇も選べない素人が焦ってはダメということがよく理解でいた。

野生のラン

GW明けに棟上げ確認のために島に行った。

1週間居たので、その間に「金作原(きんさくばる)」に行った。







金作原とは奄美の中央部のジャングルです。

このヒカゲヘゴという、背のすらっとしたヤシの木もどき(学術的には何に分類されるのかは今後調べます)が有名です。このヒカゲヘゴが「ゴジラ」のジャングルモデルになりました。





金作原の詳細はこちら→ http://www3.ocn.ne.jp/~amami21/kinsaku/index.html

以前行ったときは旦那と二人だけで行ったため、さらっと見に行ておしまいにしてしまった。
今回は、これから訪ねてくる親族/知人に説明できるようにガイドさんをお願いした。

やっぱり、プロは違いますね。



これは何と野生のランです。生まれて初めて見ました。
ひっそりと咲いているので、ガイドさんが教えてくれなければ見過ごしてしまいました。

ガイドさんに深謝!

2007/05/22

お風呂が入った

自慢の我が家のお風呂になりそうです。





まだ足場があるので分り難いかもしれないけれど、窓の向こうは「海」です。
お風呂自体のスペックよりも、とにかく場所にこだわりました。

引越準備③病院

旦那も私もかかりつけの病院がある。
移住前に「検査が必要なものは全部東京で済ませておこう」ということになった。

私は人間ドックで「太りすぎ」以外で引っかかる項目が1つある。今までセレブ系の山王病院にかかっていたが、何も良くならず、「経過観察」ばかりを定期健診で申し渡されるだけだった。

そこで、この際、病院を変えて、今後どうすべきなのかを決めてしまおうと思った。
別に奄美大島に病院がないわけではなく、ちゃんと県立病院他総合病院は幾つか4万人の住む「名瀬市」にはあるんだが。。。

本日、ドックの結果と山王病院の診断書を持って近所にある国立病院に行ってみた。

「島に移住するので、その前に経過観察のままでいいのか、きちんと状況を認識しておきたいんですけど。」

「これまでの検査記録はありますか?」

「この診断書しかもらってません。」

「どんな検査をこれまでしていたんですか?」

「超音波ですけど。。。」

「それじゃぁ、大きさや位置が正しく見れない。MRIを取らないといけませんね。」

「・・・」


これまで山王病院に通っていた3年は何だったんだぁ?と思った一瞬でした。
その国立病院は、引越日程とかも考慮してくれて、とっとと対応法を検討することになりました。
皆さん、時々お医者さんは変えたほうがいいかもしれませんよ。

引越準備①業者決定

C社で決定となった。

A社との価格差は何と30万円以上。価格の違いはハウスメーカー割引と運送の仕方とみた。

C社は有明から運ぶのでなく、JR貨物で鹿児島まで陸送するんだとか。有明からだと自社分のコストコントロールができなくなるで、他社に任せる部分を最小化した模様。

搬出は7/14、奄美へは7/15で決定!

2007/05/20

東京BBQ

東京を離れる前に、どうしても自宅で大宴会をしたかった。
でも、マンション暮らしなので、我が家に大勢を呼んでも座る場所も無くなってしまう。
だから、大規模マンションにあるゲストハウス(=住人の親類・知人が泊まれる/大勢集える施設)が比較的予約しやすいゴールデンウィークに決行。

家族持ちの友人にとっては大迷惑な日程であったにも関わらず、結構大勢集まった。





初めて我が家の大規模マンションを訪れた人々は、「へぇ、公園が隣接しててすっごくいいじゃん。」とおほめの言葉も頂いたが、こんな都会でバーベキューをするのもこれで最後。

今度のBBQは↓だ!



(ここがどこかわかる人はかなりの奄美通です)

ディゴの花


本家本元のディゴの親戚。

本家のディゴと違い、台風予測に関わらず、毎年すっごくよく咲くらしい。

我が家の庭に植えたい候補です。

引越準備②家財処分

家財を処分するのに急ぎすぎた・・・。
反省。
譲る時点で動作確認しなかった家財がどうも動かなかったらしい。

今時多々あるオークションサイトを活用できたのは、http.//www.Amazon.comで本やビデオ、DVDくらいなもの。Y
ahooオークションもトライしようとしたがやめた。

政府広報でも3R(Reduce, reuse, recycle)なんて言ってるけど、需要と供給をマッチさせるのはホントに個人だと大変。
フリーマーケットに持っていくとか手段が幾つもあることは知っているが、実行となると日にちが合わなかったり、運べなかったり。

今住んでいるマンションでも住民サイトで「譲る、欲しい」掲示板があるけど、全く更新されていない。

地球にやさしく、今までお世話になった家財もまだ活躍してもらいたいと思ってもなかなか思った通りには事が運ばないことを実感した日でした。

業者選定の続き

C社(物流大手)とB社(引越大手)の価格差は10万円。
C社の方が安かった。
C社は奄美に営業所を持ち、ミサワホームとも提携しているから、オーナー特権が使える。

で、B社に価格差も伝えたうえで断わりの連絡をした。すると、「がんばる!」との返事。ほとんどC社と変わらない金額を提示された。

引越代って、そんなにいい加減なのかぁ???

最後の勝負は、搬出~搬入の期間となっている。
ちなみにどちらも「7日~10日は必要」と言っていた。

2007/05/19

引越準備②家財処分

奄美に住んでいる、または引越した人たちと話をしていた中で聞いたこと。

1)東京育ちの植木はダメ。持ってきても亜熱帯の気候には馴染めないから、枯れるだけ。

2)古い家電は使えない。ヘルツが東京都は違うから、わざわざ持ってくるのはやめた方がいい。エアコンなんかは絶対だめ、塩害仕様でも室外機は3年くらいしかもたないね。

3)オーバーコートなんて不要、スーツもいらない。必要なのは、「安物の」黒い服(=喪服)。高い喪服なんて、ここでは似合わない。

4)持ってくる家具は厳選した方がいい。船のコンテナーサイズで料金がかなり変わるからね(=確かに金額がぶれるのはよくわかった)。

5)車に積めるだけ積んで、後は現地調達(=奄美で揃えるか、通販)したよ。車と一緒にフェリーで移住してきた。

皆様、貴重なアドバイスをありがとうございました。
目下、持参品のスリム化にまい進中です。=協力者の皆様に深謝!

2007/05/18

業者の続き

C社の結果は予想外。なんとA社の6掛けだった。
島に荷物が届くのに1週間かかるのを我慢すればC社で決まりか?

D社は宅配便の会社。

だから、すごくきちんと荷物の量を計算し、すごくきちんと明細を出したんだけどね。

業者選定の続き②

C社が訪問見積もりに来た。JR貨物輸送かトラック輸送かのチョイス説明を最初にした。

転居先「鹿児島県大島郡」を奄美大島と思わずに、九州本土だと思ったらしい。
う~ん、一般的にそんなに奄美は馴染みがないんだろうか?

業者

ミサワホームで家を建てた訳

土地が決まったころ、駒沢の住宅展示場に行った。
一方で、鹿児島銀行の紹介で地元のゼネコンも紹介してもらった。
仕事でお付き合いのあったトヨタホームの方にフリーの設計士さんも紹介してもらった。

住宅展示場では、どこのハウスメーカーがいいのかという、最もポピュラーな選び方ではなく、奄美で建築を請け負ってくれるところはあるのかというのが我が家の最大の関心であった。

「奄美で家を建てたいんだけど。」とモデルハウスの玄関で各社に聞くと、「・・・」がほとんど。
へーベルハウスは、「当社は九州本土以南はやってません」ときっぱり。
積水は「当社では駄目ですが、・・・」と言いつつ、あれこれ相談に乗ってくれた。
で、多くのメーカーが集まっている駒沢展示場で受けてくれたのが、ミサワホーム1社だった。

次は地元ゼネコンと紹介してもらった設計士さん、ミサワホームに基本プランを伝えて、概算設計へ。残念ながら設計士さんは我が家が「夏の台風前に引っ越したい」とい時間軸に合わず、退出。

で、ミサワホームと地元ゼネコンに同じ要望を伝えたが、・・・。
地元ゼネコンは「私の要望はどこに反映されているんだろうか???」というくらい違うものが出てきた。
ミサワは部材や大工さんを鹿児島から運ぶ分だけ不利だったんだが、ここまで要望が反映されない地元ゼネコンには耐えられず、「ミサワで決まり」となった。

ちなみに奄美の我が家の近隣住人は、みんな島外人。
で、お隣のN氏は地元大工さん、電気設計士のM氏はご夫婦自身で建てたとのこと。

業者選定の続き

超大手のB社から見積もり結果が来た。
何と、A社よりも20万円も安い。
どちらも海運会社経由のはずなのに、何でこんなに金額が違うんだぁ?

やはり複数社に問い合わせることは重要と改めて認識した瞬間であった。

2007/05/16

引越準備①業者選定

結婚して以来、世田谷区内を4回引っ越すだけだった。
初めて都外に移転、それも離島で、結構手間取っている。

いまどき、↓のようなWEBから一括見積もりできる時代。
http://www.hikkoshi-tatsujin.com/index.php
http://www.ohikkoshi.net/index.php?banner_id=2

でも、離島だから辞退する業者の方が多い。
何といっても、引越屋にしたら世田谷→有明埠頭で仕事はおしまい、後は海運会社の領分だからだろう。
しかも、この海運会社の取り分が全体の7割を占める。

島内に既に移住した人から話を聞いた(全くそれまで知らない人でもみんな親切にあれこれアドバイスしてくれる)。

「コンテナーサイズでほぼ料金が決まり、有明持ち込みして奄美の名瀬港から自分たちで搬送したけど、何やかんやで50万円以上かかった。
でも、持ち込まなければ70~100万円だよ」

「家電は運ばない方がいいよ。
古い家電は関東と関西以南ではヘルツが違うから使えないよ」

「島には何もないから、欲しいものは全部東京でそろえておいた方がいいよ」(家具屋は4件WEBで検索できたが、実際見に行くと東京でいう家具屋に近いものはそのうちの1件だった)

「車に載せられるだけのせて、後は置いてきた。
でも、有明からだと船中2泊だから結構きついよ」

「BIG2(奄美で超有名なディスカウントホームセンター、大規模でDIYグッズの種類はすごい!)には、代替ものがそろってるけど、数が揃わないの。
同じスリッパを10個欲しくても、2~3個しか在庫がないから、全部そろうまで時間がかかるのよ」(カーテンでも同様の経験者あり)


で、我が家の状況を鑑みながら、目下見積依頼を受けた業者さんと交渉中。
といっても一括見積もり依頼中4社。
親切な皆様、貴重なアドバイスをありがとうございました。

【我が家の状況】
夫は肉体労働拒絶型だから、有明まで自分たちで運ぶのは無理。
引き渡し後、東京に戻らないといけない(マンションを売らないといけないもんで)。
何と、引き渡し時には旦那は来ないと言っている(仕事が片付かないらしい)。
だから、妻は7月に3往復になる。

家具は殆ど処分。
大半を知り合いに押しつけている最中。
知り合いの皆さん、深謝!
開梱作業も放棄しそうな夫が連れ合いなため、友人、実父まで駆りだそうとしている妻。

【業者さんの言い分(訪問見積もり時)】
A社:7/15からの引き合いが多くなるから、7/14までに搬出しましょう。
我社は提携海運会社があるから、3~4日後には奄美に荷物は届きます。
東京を引き上げる日程によっては、港に留め置きできますよ。
料金はXXX(想定範囲内)です。

B社:当社は日付によって料金は変わりません。
ただし、海運会社の運航状況が近辺にならないと確定しないので、搬出日だけ確定させ、7日~1週間後に搬入だと思ってください。
料金は海運会社との調整があるので、後でお知らせします。

搬出~搬入まで何日かかるのが妥当なんでしょうか???

黄色の壁


ほぼ外壁がついた。
色の選定は旦那。ド派手になったら厭だなぁと思っていたが、結構落ち着いて見えるので一安心。

2007/05/14

ディゴの花=台風予測機




奄美やカケロマにはたくさんディゴの木がある。同じものをニューカレドニアで見た気がする。


















ちょうど今頃が満開時期になるが、年によって咲き方が違うらしい。その咲く量によって、その年の台風が島の人は予測できるだとか。
大量に咲くと台風の当たり年で、今年はあまり咲いていないので今年は大丈夫かも。

離島に浄水器は必要か

水道管に関連したネタを一つ。

もともと雨が多く、高尾山クラスの山々が島の大半を占めるので、水はいい。だから、当然、水道から直接飲めばいいと思ってた。

しかし、

お金のないところは水道管が古い、鉛管が残ってるとのこと。ということで、浄水器を付けることになった。水を作っている地点ではすごく新鮮なのに、送られてくる間に汚染されるとは。。。

ただし、こんな状況は奄美だからではなくて、東京でもあるらしい。

水道管

東京ではめったに見られない、共同水道管から自宅への引き込みです。


こんなに細くって、溝の間を通っているなんて。。。と、初めて見たときびっくりした。



東京ではもう「溝」は全てアスファルトの下にあるからどんなになっているのか、知らなかった。


また、「溝」ってドブ川のイメージが強いが、島では大雨を海に流し込むために必要。
だから下水とは違う。



でも、こんな幅がある溝はそのままにしておきたくないんで、蓋をすることにした。
でも蓋は勝手にできない。
我が家の横の道路は鹿児島県の持ち物(=県道)だから、蓋する願が必要でした。

2007/05/13

屋根と壁

屋根はオレンジ、外壁は黄色です。


島ばかり行く前は結構、西伊豆に行っていた。
西伊豆の松崎の先に「岩地温泉」という非常にひなびた温泉ビーチがある。
国道からビーチに出る手前に、「ようこそ東洋のコートダジュールへ!」看板が出ている。
なぜ東洋のコートダジュールなのか?
町おこしで「オレンジの屋根」にすると決めたらしく、オレンジ屋根の民宿が上から見ると白い砂浜とマッチしてどことなく南欧イメージを醸し出しているのだ(近くで見ると駄目)。
伊豆の白砂ビーチは南伊豆の白浜があまりに有名だが、水の透明度、魚の多さ、砂浜のきれいさでは岩地温泉の方が上。
でも、岩地温泉も奄美の幾多のビーチには勝てないけどね。

2007/05/01

屋根がついた

これから、屋根はオレンジ、壁は黄色になっていきます。