2008/03/31

先生の送別会

先日の卒業式に続いて、今度は先生の送別会。

鹿児島、沖縄、長崎の先生は、離島が多いから
3~6年で赴任先が変わるんだって。

近所の小学校の先生二人もこの3月で別の赴任先へ。

ということで、集落をあげての送別会開催。

一次会は公民館、
二次会は校長先生の家なんだよ~ん。

校長先生の奥さんが宴会の準備して、
教頭先生の奥さんが差し入れなんていう、
超手作りの送別会。

へき地学校の先生の奥さんもホント、大変だよね。

で、ご覧のとおりの盛り上がり。

父兄のみならず、近所の住人も便乗するし、
小学生のみならず、集落の子供たちは
隣の部屋で大騒ぎ。

都会じゃ絶対に見られない風景だす。

小学校の先生なんて、担任の先生の中でも
超仲良しじゃなきゃ自宅なんて行かなかったし、
校長先生がどこに住んでるのかも私は
知らなかったよ。


ちなみに、この日も男席と女席に分かれてた。

「普段のうっぷん?をこーゆー機会に晴らすから、
女席だけで盛り上がるんだ」と殿方が解説してくれた。


でも、一時男席と女席とも同じ話題で
盛り上がったんだわさ。


主役は彼女。

わが集落の「広末涼子」さんでした。

2008/03/25

ナンバープレート変更

やっと「品川」ナンバーから「鹿児島」ナンバーに変えたぞ。

奄美は広いけど、鹿児島ナンバー1本。

名瀬の陸運局で手続きしておしまいでした。
(といっても、事務処理能力欠如の旦那は整備工場にすべてお願いしちゃいました)

ボート、見つかる!


今日もご覧のとおりの快晴。
水の透明度も高くなった。
ということで、最近の日課となってる
干潮時に手漕ぎボート探し。
手漕ぎボートはご近所からお借りしたもの。
それが先日の強風&波浪時に流されちゃった。
陸揚げしてるものをかっさらってくんだから、
波の力ってすごい。
2階からボートの影らしきものを探す。
「あれに違いない」って思って、
隣のN家に出入りしている地元少年たちに
「あれ、ボートだよね?」って聞くと、
「いやぁ、あれはサンゴ礁」ときっぱり。
地元少年たちの動体視力はすごくて、
泳いでる魚を海の上からでも見分けるんだわさ。
落胆して、海岸線を歩くものの、見つからず。
すると、地元少年たちがN氏と一緒に探索に出てくれた。
少年T「ボート、XXにあったよ。」
私「へ、私だって探したけど見えなかったよ。」
家から数百メートル離れた、港に近い岩礁にあったとのこと。
うっ、同じところを見てたはずなのになぁ・・・。
何はともあれ、無傷に近い状態で手漕ぎボートは戻ってきました。
ロープを切って流れちゃったのに懲りて、
とりあえず絶対水があがらないところまでボートを動かし、
細かったロープをN氏からもらった太いやつに変えた。
あとはオール止めをつけて(これは無くなった)しまえば元通り!

今回のボート騒ぎ、多くの地元民のみなさんも心配いただき、
一緒に探していただき深く感謝いたします。
特に、特に下記の方々にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
オールを新品にしてボートセットにして貸して下さったI氏、
ボートを敷地内に係留させてくださったM氏、
紛失した時に「もぐって探してあげるよ」と言って、こまめに海岸線を探索してくださったA氏、
実際にボートを見つけてくれ、かつウェットも着ずに引き上げた少年Sと少年T、
ボートを引き上げて元の場所まで持ってきてくださったN氏  
深謝、深謝です!

島の卒業式

昨日は、近所の集落の小学校の卒業式。





全校生徒33人のうち、8人が卒業。





父兄だけじゃ外野が少ないから、近隣住民にもお声がかかる。





旦那と隣のN婦人と一緒に、参列?した。









普段は花壇になってる花も舞台に駆り出され、

手作り感満載の体育館で開催。

へき地小学校ならではでしたねぇ・・・。

卒業証書も「以下、同文」なんてなくて、
校長先生が全員に全文読んで
渡してた。

総代なんかなくて、
卒業生全員が挨拶し、
将来の夢を語ってた。

また、全校生徒は33人だけだから、
当然、兄弟のように育ってる。

だから、○○姉さん、○○兄さんって、先輩達の名前を
下級生たちは呼んでるんだよね。

その、姉さん、兄さんたちが学校からいなくなっちゃうんで、
在校生はみんな目がうるうる状態。

なんだか、子供が大きくなって家を出るときのような雰囲気だった。

都会じゃ考えられない、超家族的式でしたね。

おかげで、田舎ならではの式を満喫してきました。

夕日を見るのにいい季節になったぞ


すっかり暖かくなったぞ。
朝から20度を超えてるもん。
日差しは春って言うより、初夏が正しいかも。
というわけで、昨日は午後遅くに
タラソ三昧。
夕陽を見ながら、極楽でしたぞ。

2008/03/21

まるで初夏だぁ!


一昨日、昨日はすごい強風だった。
何でもかんでも飛んで行っちゃうって感じ。
でもって、今日はすこぶるいい天気だったぞぉ。
まるで、東京でいう5月の雰囲気。
やっぱ、奄美は晴れて、風も微風っていうのが一番。
でもって、あまりの強風&波浪で
お借りしていた手漕ぎボートが流されちゃった。
ロープでスロープにくくっていたのが、
夜のうちの満潮時に波にさらわれちゃったんだよね。
うー、すごすぎる。
台風でもないのに、陸揚げしているものを
波が持って行っちゃうなんて
想定外だわさ。
昨日も今日も探索してるんだけど、
まだ見つからず。
オールはご近所の漁師たちさんが対岸に流れ着いてるのを
発見してくれた。
座席にする板も近所の浜に上陸してた。
でも、ボートは沈んじゃったんだよね・・・。
昨日は波も風も強すぎて、海の中は視界ゼロ状態。
今日はまだ海の中は荒れ気味なので、
やはりよく見えない。
明日は海の中も見えるようになるといいんだけど。
探索活動はまだまだ続きます。

真っ赤な花はデイゴの一種でした

親切なmizumaさんが教えてくれました。

サイハイデイゴだそーです。

http://www.amami.com/nuuden/index.php?%BF%A2%CA%AA%2F%A5%B5%A5%A4%A5%CF%A5%A4%A5%C7%A5%A4%A5%B4


デイゴもたくさん種類があるんだわ・・・。

2008/03/20

今咲いてる、真っ赤な花は何?

「げっ、デイゴが咲いてる!」とここ1か月ぐらい

騒いでいた。


でも、地元民のみなさんからは、


「そんなこと、絶対ない!
デイゴは梅雨時期、5月終わりから6月初めだよ。」と言われていた。



でもって、地元民の奥様と車で現場を

通りかかった時に、


私「ほら、デイゴが咲いてるでしょ!」



だって、こんなに真赤だし、

デイゴが咲いてたときに見た時は

葉っぱもなかったし・・・。



でも、奥さまは

「これ、デイゴじゃないわよ。」ときっぱり。



でもって、後日、車で通り過ぎた現場に再度行き、

しげしげと見てみた。




うーん、似てるけど、違った。
確かにデイゴの木はもっと立派
=太い。
では、この花は一体何なんだぁ???
ということで、またまた不明な植物に
遭遇しています。

2008/03/18

魚を食べるなら

東京の奄美を知らない友人たちは
「南の魚って、熱帯魚でしょ?
うー、食べる気しない」って言うけどさ、

奄美って、魚が美味しいんだよ。

それを教えてくれたお店がここ。
「番屋」だす。

龍郷役場から国道をそれて5分くらいかな。


熱帯魚じゃなくて、
アオダイがメイン。

ご主人が自ら釣ってくる、超生きのいいやつ。

アオダイは、地元じゃウンギャルマツとかホタとか
呼ばれて、地元でも高級魚。


それに加えて、




これ!
伊勢海老、セミエビ!!!
セミエビって奄美に来てから初めて食べたけど、
伊勢海老よりも美味しいんだよ。

それを豪快に火あぶりにして食べる。
写真は食べやすいように、すでにぶつ切りに
されたもの。
そのほかには
ウニ丼(超美味!空港で食べるのとは訳が違うよ。イカスミのお汁がつく)
伊勢海老味噌汁定食
あら煮(我が家のおつまみ定番)  なんかもGOOD!
奄美に来て、魚食べるんだったら是非行ってみてね。

豆腐を食べるなら

とっくの昔に書いてたと思ってたが・・・。
載せるのを忘れてました。
奄美って、豆腐が美味しんだよ。
東京のかなり高級豆腐でないと
味わえない歯ごたえ?が
フツーに売ってる。
なので、島に来たら「豆腐」は食べてみましょう。
でもね、この島では
冷奴
湯豆腐  ていう、本土メジャー料理で豆腐はあまり食べないみたい。

で、観光客の皆様にはここがお勧め。
島で何軒かある豆腐屋がやってる店。
空港から何故に向かう途中にあります。
店内はかなりレトロ。
といっても、島でよく見かける”古い”店ではなくて、
わざとレトロ調にしてるだけでっせ。
龍郷町があの京セラの稲盛さんを招いたときに
(よくまぁ、こんなところまで稲盛さんが・・・と
その時は思いましたが)
接待した店であります。
昼時は、湯豆腐と豆乳が無料でサービスされまっせ。

2008/03/17

ご当地料理

何もない奄美・・・と侮ることなかれ。

ご当地料理はそれなりにGOODな味であるんだわさ。

博多ラーメンなら、


名瀬の郵便局から2~3分のところにある。
でも、表道路に面してないから、
ちょっとわかりにくいかも。

座席は10席もない小さいお店だけど、
味はしっかり博多ラーメンしてる。

ちゃんと麺のおかわりなんかも、
博多同様あるだわさ。






たこ焼きなら、


国道を名瀬を抜けて、
住用のマングローブの手前にある。

大阪で47年がんばってたらしい。

たこ焼き、
お好み焼きは 超お勧めだよ~ん。





2008/03/15

山を削ると・・・

今日は穏やかに晴れてるけど、
昨日はバケツをひっくり返すくらいの
土砂降りだった。



庭の芝生に数々の水たまり、
海にも雨の水滴が見えた。




でもって、気になったことが・・・







これ。

雨の中で低解像度カメラで撮ったけど、
赤土が流れてるのがわかるでしょう。



手前はそれなりに透明度が保たれてたけど、
(ちなみに普段はもっと透明度が高い)
赤土が流れ出したところは
土色になっちゃった。




今日はすでに土色じゃなくて、
普段の海色に戻ってるけどね。




でもさ、




この色が変わっちゃった部分って、
我が家周辺で最もサンゴが生き残ってるところ。



たぶん、栄養分の高い山からの水が
側溝を通って、海に流れていくからかも。





しかし、その場所がこんな風になっちゃうなんて・・・。




裏山を造成するのに、山を削ったせい?

それとも違うところから?




それにしても、こんな風に赤土が流れ出ちゃうのを見ると、
造成するにしても注意がホントに必要だって
つくづく感じてしまいましたよ。






道路財源の話で永田町当たりでは
紛糾しているようだけど、
もっと大事にすることもあるんじゃないの?




道路を造って便利になるのが悪いとは言わないけど、
その道路をずっと維持していくのは作る以上に
お金がかかる。
(奄美では野放しになった昔の旧道が結構あって、
アスファルトからでも草が生えてる)




それ以上にお金がかかるのが、
なくなっちゃった自然を取り戻すことだと思うんだよね。




みなさん、どう思う?

2008/03/14

湯湾岳のまわりで見た植物たち

ということで、山頂踏破は出来ずじまいだったけど、

その途中は楽しめたよ。


だって、今は新緑の真っ最中。


見渡す限り、きれいな緑の絨毯って感じ。
(感度不足のカメラですいません)











でもって、名前がわからない花々も。



といっても、親切なmizumaさんが教えてくれた。



サクラツツジだそーです。




アオモジだそーです。




トベラみたいです。














ということで、島のみなさん、わからない植物があったら、
http://amamidori.exblog.jp/ を見てみましょう。

湯湾岳に行ったのはいいんだけど・・・

「冬になったら行こう」と言って、
昨日まで延び延びになっていた湯湾岳。

だって、夏の間はハブや虫が
怖くて行けなかったんだもん。

今の季節は虫も少ないし、
昨日は快晴とまではいかなくてもいい天気だったし。
まぁ、ドライブ日和ってところでしょう。



お目当ての湯湾岳は、
大和村からも宇検からもアプローチができるんだよ。

で、昨日は住用周りで
大和村を抜けて戻る周遊コースにしたんだ。
さ、いざ、名瀬を抜けて、住用を抜けて、宇検を目指す。

湯湾岳は、奄美で一番で一番高い山。
といっても、標高694.4m。
東京の高尾山が599mだから、
湯湾岳の方が約100m高い。



高尾山みたいにケーブルカーやリフトが
あるわけじゃぁないけど、
登山道入り口が大和村からで9合目、
宇検からだと7合目にあるから、
そこまで車で行けちゃうわけ。



途中はカーブの連続だけど、
標高があるから(この山より高いものはこの島にはない)
信州の美ヶ原とか、東北の八幡平なんかを走っている気分になる。

でもって、これが宇検にある7合目の登山道入り口。
ここからでも、焼内湾なんかが良く見えた。

当然、無料の駐車場スペースがあって、鳥居の向こうに登山道がある。
反対側にはお手軽な展望台があった。


で、鳥居の方向にてくてく歩いて行くと、









これが登山道。
本州に住んでる人は、
「うん、確かに登山道だ」だと思うでしょう。
そう、奄美じゃなければ
普通の登山道なんだけど・・・








あったのよねぇ・・・。
この棒が・・・。

「でた~、ハブ棒だぁ!」


そーなんです。
これぞ、奄美!
歩く先をこの棒で突っついてくんだよね。
私「どうする?ハブ棒があるよ。」
旦那「うーん、こんなに暖かったら、出るかもなぁ・・・」
昨日は半そででも大丈夫なくらい、
気温が高かった。

ということで、
根性無しの我が家は
登山道とは反対側にある、
この、超お手軽展望台へ。








登るはずだった湯湾岳は、
旦那の奥に見えてる山。
まぁ、お手軽展望台でもそれなりの景色は楽しめました。
徒歩時間、片道5分だしね。
帰りに一応大和村側の登山道も行ってみた。
こっちは9合目だから、
あっという間に着きそうだったけど、
でも、あったの。
ハブ棒が・・・。
ということで、単に展望台だけ登って帰ってきてしまいました。
次回の湯湾岳チャレンジは、
ハブのでない極寒期(といっても15度前後)にするぞぅ!

2008/03/13

海からの漂流物続き


これ、何かわかる?
わかる人は相当の通。
船で使うブイなんだよ~ん。
今時のブイはプラスチック製なんだけど、
大陸のどこからか?流れ着くブイには
ガラス製もあるんだわさ。
ガラスのブイは人気が高いから
大しけの後にみんなが拾って
あっという間になくなっちゃうんだって。
これは、仲良し漁師さんが海で拾って、
奥さんが付着してた貝とか海藻を洗ってくれたんだわさ。
新品じゃない、奥の深い色をしてて
見ててなごんじゃうんだよね。
ということで、滅多にない喜ばしい漂流物でした。

2008/03/11

冬の漂流物 - イカの骨

流れ着くのは大陸からのゴミ系物体ばかりじゃない。

よく見かけるのが、これ。


これって、イカの骨なんだよ~ん。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%81%AE%E9%AA%A8


南の島に冬に来るようになってから
知ったんだわさ。

貝殻とか探してると、結構目につく。
この写真はだいぶ日焼けしちゃったやつだから、
きれいに見えないけど、
新鮮?なやつは光ってたりするんだよ。

どんなイカの骨でも、大きさは私の手のひらよりもオッキイから、
生前のお姿はさぞ大物だったはず。


その他に冬に見かけたのは、
ハリセンボン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%B3

地元ではアバスって呼ばれてる。

フグの代わりにお汁や鍋になっちゃう。

それが、波が高いと泳ぎきれなくなったのか、
砂浜に打ち上げられちゃうんだよね。

一回、大和村の海岸で、海岸線を作るくらい
打ち上がっちゃったのを見ちゃった。


ということで、泳げなくても楽しめる南の島の海岸です。

2008/03/10

奄美パークの展望台

今まで馬鹿にして登ってなかった・・・。

それはね、奄美パークの展望台。

これ。


ビルで言えば、5階建てくらいかなぁ。


奄美パークって、
昔の空港跡地に造られたから、
てっきりかつての管制塔だと
思い込んでたんだけど、
わざわざ作ったんだって。
でも、メインの建物や
田中一村の美術館の裏手に
ひっそりと建っている。

日曜日に行ったんだけど、
例によって誰もいない・・・。
でもって、エレベーターが付いていて、
今時信じられないことに無料なの。

こんな箱ものをタダで大盤振る舞いできるほど、
鹿児島県や奄美って裕福?な~んて 心配しちゃう。

ガイドブックにも載ってないしね。
でも、みなさん、せっかくタダなんだから、
じゃんじゃん行きましょうね。

見晴らしはというと、

これ、今の空港の誘導灯。
なんと、リーフの中に立ってるんだよね。
うー、もったいない・・・。

奄美パークの駐車場から、節田海岸の立神岩とかが見えちゃう。
これが、奄美パークのメインの建物。
舞台とかあって、よく島の人が島歌や三味線を披露してる。
これ、昔の滑走路。
中には入れない。
ゴーカート場とか、パラグライダーとかに使えそうだけど、
たぶん今の空港に近いから飛ぶものはご法度なんでしょう。
ということで、ガラス張りの360度パノラマがタダで見れます。
もったいないので、皆さん、是非行ってみてくださいませ。


2008/03/09

ハンモックをゲットしたぞ

最近、欲しいと思ってたハンモック。
http://www.hammock-life.com/  な~んていうサイトを
みては、「どうしよう、どうしよう・・・」と思案し続けてた。
だって、ハンモックスタンドって結構高いざんすよ。
庭に木が生えるんなら、スタンドなんて不要なんだけど、
我が家は強風地帯。
アダンくらいしか、風と潮に耐えられる木はない。
でもって、「うーん、ウッドにするか、値段のちょっと
安いスチールにするか???」となかなか決断できずにいた。
そしたら、近所のIターン漁師殿が
「ビック2に売ってるよ。」って教えてくれた。
でもって、ビック2に行ってみると、たった1個、残ってた。
ここで買わないと、「この1個の後に入荷するのは一体いつのこと?」になる。
ということで、即決。

うふふ、いいでしょ。
当初予算が5万円だったのに、
9980円でゲットできたぞ。
ちょっと、幅が細いのと、
スタンドの高さがあまりないのが
難点だけど、
少なくとも、今年の夏の快適お昼寝ライフは
確保できたざんす。
スチールだから、さびちゃう前に
シリコンスプレーしないとね!

2008/03/07

物干し竿の復活

引っ越して、すぐに買った物干しは2つ。
どちらも腐食を考慮して、ステンレス製。


1つは両腕が張り出る、普通の物干し。
水と砂を入れて重しにするんだけど、
奄美の風には耐えきれず、
しょっちゅう倒れる。

もう1つは布団干しになる、背の低い折りたたみ物干し。
風で倒れることは少なくて、
竿の長さを調節できるやつ。

どちらも3か月で錆だらけ。
使う前に水ぶきする雑巾があっという間に真黒になる。

でもって、布団干しの方は
竿を目いっぱい長くしようとすると、
短くするときに引っ込んでた部分の錆が
洗ったばかりの洗濯物についちゃう始末。

最近は使う前に、本当に水をかけて水洗いをしていたが、
それでもきれいにならない。

「うーん、もうだめかぁ???」

しかし、ここは離島。
ゴミを出す
=相当のエネルギーコストで処分
=海が汚れるし、地球に悪い。

東京にいる時に、まさか竿を磨くなんて
全くもって想像してなかったけどさ。

今日はすっごいいい天気で、風も穏やか。

「よーし、金属クレンザーで磨くぞ!」

ということで、東京を引っ越すときに
スタンドとかを磨いていた金属クレンザーを
おもむろに出して、ひと夏来ただけで色がすっかり抜けた
Tシャツ(=ボロ雑巾)で磨き始めた。


やってみるもんだねぇ。
新品とは言わないけど、少なくとも買って2か月目くらいの状態まで
復活した。


これからは、窓を洗うのと同じように、
竿たちの塩も取ってやらねば!と決心した日でありました。


真珠養殖の跡

奄美では真珠も養殖してるんだよ。

あの田崎真珠とかもある。
http://amamiturezure.blog67.fc2.com/blog-entry-410.html


でもって、その昔、家の前にある、龍郷湾でも
真珠を養殖してたとか。

で、まだその跡地があるって聞いて、行ってみた。



倉崎海岸のある半島のカレッタハウス(ホテル)の反対側を目指すと、

途中にクルマエビの養殖場があって、

さらに、ずんずん進むと、

おー、”龍郷”の名前が。

道の入り口に確かに看板(門?)は
出ていた。


その門跡を通り抜け、

私道と思しき道もどんどん進むと






突如出てくるんだわさ。

廃墟と化した建物と養殖場があった桟橋が・・・。


一見、湖に見える。



そーとー傷んだ桟橋を行くと、

海中にたくさんのマベ貝の貝殻が落ちてた。

ちなみに、奄美の真珠はアコヤ貝とかじゃなくて、
南の島でしか取れない、マベ貝だそーだ。
http://www.satsuma.ne.jp/sato/mabe-sinju.html




あまりに人気がなくて、

すっごい静かで、

あのルリカケスとかが飛んでいて
(またもやシャッターが間に合わず)、

ということで、私は近くを散策していたが、




旦那はご覧の状態で、昼寝をしておりました。










2008/03/06

停電と思ったら

黄砂の影響もあって、旦那がめずらしく窓洗いを始めた。
もちろん、高圧洗浄機で。

その間、旦那が大嫌いな掃除機を私は掛けていた。
(旦那曰く、「掃除機の音は吸い込まれそうで嫌いだぁ!」)

でもって、暫くすると、
掃除機が止まり、
洗濯機が止まり、
TV画面が真っ黒に・・・。

「おや、停電???」

うーん、昼時に勘弁だぁ。
だって、我が家はオール電化だから、
電気が来ないとレンジが使えない。

旦那がブレーカーを調べる。
問題なし。
ちょっと前に50Aから60Aに上げたから、
過電力量でブレーカーが落ちるとは思えないし。
(上げる以前は、炊飯器、レンジ、電子レンジ、エアコンを
同時に使うとほぼ落ちた)

高圧洗浄機も当然電気が必要なので、
旦那は窓洗いを中断し、
私は掃除を中断し、ご飯の支度をはじめた。

しょうがないので、カセットコンロでおうどん。


でもって、御飯が終っても、停電状態は続いてる。

私「ちょっと変じゃない?
だって、今日は強風も吹いてないし、
送電線が切れるなんて事故でもあった?
隣も停電か聞いてきてよ。」

旦那が隣から戻ってくると、

旦那「隣は停電じゃないぞ。
うちだけが停電してる。
九州電力に電話しなきゃ。」

私「ねえ、ホントにブレーカーは大丈夫だったの?」

旦那「”切”を”ON”にするだけだろ?」


そーなんです、旦那はウルトラ機械音痴。

しょうがないので、再度私が調べると、


私「ねぇ、漏電遮断器が切れてるよ。」

旦那「へ?」

私「だからさぁ、高圧洗浄機のコンセントが
濡れてるんじゃないの?」


旦那がコンセントを抜いて、
私がブレーカーを”切”にしてから漏電遮断器を”OK”にして、
再度ブレーカーを”ON”にしたら、


・・・・ 停電は止まりました。

九州電力に電話しなくて、ホント、よかった・・・・。



東京にいたときはマンション暮らしだったら、
何かあればマンションの管理事務所に電話しておしまい。

如何に他人任せでこれまで生きてきたかを思い知った
瞬間でありました。

そーなんです、田舎に暮らすってある程度
電気とか工具とかの知識とワザがないと大変なんですぅ・・・。

トホホ、まだまだ勉強しなきゃならないことがいっぱいあるぞ!

黄砂の影響

ニュースで福岡や東京に舞い降りてる黄砂の映像を見た。

すごいねぇ、空がグレーなんだもん。


でも、奄美ではグレーになったりしないけど、
奄美にも黄砂は確実に来ている。



だってね、



ほれ、ガラスがこんなんになっちゃう。

それもたった1日で。


夏の熱帯低気圧よりも始末が悪い。

だって、

風は凄いし、
(ガラスやシャッターが唸る!)

車に乗るたびに、その前に水洗いしないと
いけないし、
(ウィンドウォッシャー液じゃぁ、足りない)

窓だって毎日洗っても、あっという間に汚れてく。


ただし、

アレルギーは全然出ないし、
(私はアレルギー検査をすると、全部にすごい数値で反応するんだけど・・・)

汚れも煤煙が全く入っていない、ただの砂埃。



でもねぇ・・・、

名瀬で見かけるんだよね、マスクした人。

うー、ここでそんな防御が必要だとしたら、
都会に行ったらどうするんだろう???


な~んて、余計な御世話の心配をしちゃいました。

2008/03/03

黄砂だって






上段が昨日。
下段が今日撮った写真。

どちらも晴天のはずなんだけど・・・。

黄砂が飛んでるらしい。
別に奄美だけじゃなくて、広く西日本を覆っているとか。


東京にいたときは、この季節になると
もう花粉で死んでた。

マスクや市販の薬で防御なんて甘いもんじゃなくて、
1月から花粉症のための注射を週1回打ってた。

それでも会社に着くころにはメイクは全部はげ落ち、
3月の終わり頃になると注射跡で腕は薬中患者みたいだし、
ひどいと喘息になってたし、
花見をするのは一大決心だった。

でも、今年は「快適、快適!るんるん」だったんだよ。
これまで・・・。
黄砂でアレルギーは全く出ないけどね。
洗濯物に黄砂が着くとかで、部屋干しになるしさ、
だいたいすっきり晴れてないのはもどかしいざんすよ。

奄美はスモッグも煤煙も東京から見れば皆無だけど、
大陸から来ちゃうやつはねぇ・・・。
冬の強風に煽られて、いっぱい変なものが東シナ海を
通り越して奄美まで漂流すると思ってたら、
「今度は砂かえ?」
中国大陸に近い分、どんなに奄美で自然を守る活動を
してても、これだからね。


中国のみなさん、
餃子とかの食の問題だけでなくて、
もう少し全般的に環境に配慮しましょうね。
温暖化や世界規模の公害の主犯格になってる自覚を
持って欲しいものでっせ。



2008/03/02

東京からTVの取材が来たぞ

実は先週の土曜日に、テレビ東京のディレクターとカメラマンが
わざわざ奄美の我が家まで取材にきた。

残念ながら、”田舎に泊まろう”じゃなかったけど・・・。

取材目的は、Amazonの「へき地」ユーザーインタビュー。

沖縄はAmazonの配達区域外なんだけど、
奄美はラッキーなことに鹿児島県。
送料も離島特別料金がないから、
奄美に来てもヘビーユーザーのまんま。

ということで、何でAmazonを使うの?
どんなものを買うの?
島暮らしにAmazonはいいわけ? な~んて話を聞きに来たわけ。

放映は今日の4時からだったんだけど、
残念ながら奄美では、正確に言うと鹿児島県では見れないんだわさ。
仮に放映されても地上波全滅の我が家じゃ見れないんだけどね・・・。

すっかり田舎暮らしに慣れちゃったせいか、
スーパーカジュアル&すっぴんでTVに出ちゃった。
東京にいたら考えられんぞ。


そもそもは、このブログでAmazonのことを書いたのを
制作会社が見つけて連絡してきたのがきっかけ。

すごいねぇ、ブログも書いてみるもんだ。


ということで、全国の田舎暮らしのみなさん、
ブログを書いていると、そのうち皆さんの町にもTVが来るかもよ。

まだ咲いてるぞ、緋寒桜

すっかり名所の本茶峠の桜は散ったのに、

我が家の対岸では、ほれ、この通り。


ソメイヨシノに慣れてる私としては、

この、すこぶる長期間咲き続ける緋寒桜を

桜と思ってしまっていいのか???なんて

考えちゃう。


でもって、写真で撮ると、

まるで桃の花に見えるんだけど・・・。


違うんだよねぇ・・・。



ほれ、だってこのショッピングピンク!
しっかり桜の花してるんだけど、
この南国バリバリの色してるんよ。
もう、この色にも慣れたけど、
初めて見る人には衝撃だと思うよ~。


冬は終わった?

昨日も今日もすこぶるいい天気。

気温も20度あるし、
風も微風程度。

ご近所さんに借りた手漕ぎボート「カモメ丸」で、
海に出てみたざんすよ。

カヤックほどのスピードは出ないものの、
やっぱ、海の上って超最高!だす。

すっかり冬が終わった気分を味わった一日です。



2008/03/01

ソウルの見どころ

ソウル旅行で一番、「うぉー!」って思ったのは北朝鮮との国境だわさ。


板門店があるDMZ(非武装中立地帯)だす。
DMZは国境の両側2キロに挟まれた地域で、
中に入るにはパスポートが必要なんだよ。

板門店とは、
英語ではJoint Security Area、略してJSA。
映画になったざんすよ。

南北間の連絡所(=共同会議場)があって、
国連軍が警備している。

会議場は写真の水色のちんけな建物。
芝生を囲むフェンスが
手前の水色までが韓国側、
奥の青色以降が北朝鮮の陣地だすよ。

昔は南北が共同で警備してたけど、
1976年に北朝鮮が銃撃事件を起こして、
今は会議場は国連軍だけが警備している。



なぜか、この会議場を警備する兵士は、
建物に半分隠れるようにしている。

北朝鮮側がいろいろ挑発するんで、
兵士は真っ黒のサングラスをかけて
北朝鮮の兵士と目があっても
ガンをつけられないようにしてるんだとか。
警備は国連軍って書いたけど、
兵士の内訳は

韓国9割
アメリカ1割  だそーだ。


韓国は徴兵制度があって、
20代の若者は2年間兵役につく。

だから、警備している兵士はみんな若者。

さらに、兵士が亡命とかして、北朝鮮に有利な情報提供を
しないように、名門裕福家系の男子が板門店に
勤務するんだってさ。


近くのトラ展望台や北朝鮮に入る橋の手前とかから
北朝鮮の町(たぶん開城。北朝鮮の3番目に大きな都市)が見えるんだよ。
いかにも寒々しい雰囲気が漂ってたざんす。
会議場や展望台以外にもいろいろあるんだけど、
撮影禁止になってるざんす。
板門店の中はツアーのバスじゃなくて、
兵士が運転する特別バス。
おまけにジープがバスを先導するものものしさ。
だけどね・・・。
出口のところに”おみやげ屋”あるの。
Tシャツとか、マグカップとか
北朝鮮のおみやげグッズとかが売ってるんだわさ。
パスポートまで見せて、
バスも乗り換えて、
兵士に先導されて、
「北朝鮮の兵士に指は差すな。
写真はここは撮るな。・・・」とか
さんざん言われたあとに、「これかぁ・・・。」
うー、韓国は非常警備地帯を観光名所にしておったか。
大韓旅行社1社だけがツアーを認められてるし。
ホテルによると、板門店の中に行けるのはこの大韓旅行社だけで、
残りの代理店は客集めだけをしているらしい。

ツアーで回る他の場所には
北朝鮮が韓国侵入をもくろんで掘ったトンネルとか、
韓国最北の鉄道駅とか、
孫に家族離散の話を聞かせるための最北の遊園地とかがあった。
でも、何といっても、板門店!
DMZに行くツアーは幾つもあるけど、
板門店は外せないね。
ちなみに、日本に帰ってきてから
朝鮮半島事情のニュースは結構関心を持って
見るようになった。
やっぱ、体験学習は大切だね!