2014/02/26

何と、イルカ!

先週は島々巡りをしていました。

冬の寒波が来てたので、天気はいと悪し。

それにもめげず、島の間は約2時間の船旅。


で、この季節、鯨が見えるんですよ。

でもね、・・・


フェリーはでかすぎて、鯨は近づかない。

そして、遠くを見ようとしても、風と雨、さらに波が押し寄せて

船が揺れる~~~、揺れる~~~状態だったので

デッキに出ることはならず。

イコール

鯨は見えなかった。

散々、フェリーに乗ったのに・・・




そして、何事もなく今日を迎えました。


昼過ぎ、ぼーっと家の前の海を見てたら、

「うーん、でかい魚がいるなぁ」

そー、魚が暴れてる感じだったですよ。



そして、じーっと見てると


きゃー~~~~、イルカでございました。

それも、大量に。


写真は完全にシャッターチャンスを逃しまくったので、
これしかありませんが・・・


我が家の前の海は遠浅がしばらく続く湾内。

イルカ、湾の中にも入ってくるんですね。


なんか、とっても幸せな気分になりましたわ。

2014/02/06

そろそろ見ごろもおしまい

最近、春というより初夏のような天気でございましたが、
この二日は本当に冬に逆戻り。
南の島と言えどもさむうございます。

でも、そんな中、満開、と言うより盛りの過ぎた花がございます。




それは、緋寒桜。

学術名 カンヒザクラ。


こんな感じで咲いています。


奄美大島にはソメイヨシノが数本しかなくて、

桜と言ったら、もっぱらこの緋寒桜。

ほら、桜の形してるでしょ。








色はショッキングピンクだけどね。

そして、下向きに咲き、



さらに、NO桜吹雪。
花弁が可憐に舞う姿はなし。


かなり長いこと、咲いていて
花が終わるとぼてっと落ちるのですわ。



それでも、島のあちこちでピンクが見えてくると

「春だぁ・・・」と思うのであります。



この桜たちが散ると、
次は新緑です。

2014/02/05

金作原に行ったぞ


奄美大島の移住体験ツアーの3日目は、古民家見学の後、

予定を変更して、奄美大島が誇る森「金作原(きんさくばる)」へ


この森、間もなく、世界自然遺産になる予定なんですよ。


ふーん、普通の森じゃん。

そー、遊歩道から見てると、関東当たりでもよく見かける感じ。


でもね、遊歩道から森の中をのぞくと・・・



木がまっすぐ生えてない・・・


ベテランガイドのMIZUMAさんによると、



奄美の森は

下から見ると、高さがまちまち、

でも、上から見ると、高さが揃ってる


なぜかって言うと、他の木より飛び出て育つと、

台風が飛び出た分をカットしちゃうんなそーな。


ふえぇ、「出る杭は打たれる」ならぬ

「出る木は削られる」


だから、森の様子を上から見ると、ブロッコリーのよう。



今は、サクラツツジが満開でしたわ。




ガイドさんなしでは絶対に発見できないランとか植物もたくさん。




希少種の鳥もいたんだけど、


一眼レフじゃないとダメだわな。


で、金作原と言えば、このヒカゲヘゴ。
うーん、良く分からないって?


上を見上げるとね、


巨大なシダが茂ってますわ。


そして、茎の部分にはファーが・・・


ぱっと見は、動物の毛皮だわな。
でも、茎です。はい。



奥の方には、






とても、とても、気持ちの良い森林浴でございました。




おー、行ってみたい・・・と思われる方、

ガイドさんはお願いしましょうね。
でないと、何が何だか????の状態で終わりますよ。










2014/02/04

古民家見学

奄美大島の移住体験ツアー3日目の朝は
大和村(やまとそん)国直(くになお)海岸からスタート。

普段は朝日が昇る海に面した家に住んでるので、
日が昇らないビーチは非日常的。
(だって、ここは夕日のメッカ)



最初は先輩移住者宅訪問です。

100年超の古民家です。

最近、空き家調査付いてますが、
人が住んでいる古民家は久々です。



このおうち、もともとは違う場所に建てられてて
通算で100年超えだとか。

奄美様式のおうちはプラモデル形式で
実はポータブルなんですよ。

釘を使わず
石の土台の上にちょんと載っているだけなので
実に簡単に解体、組み立てができちゃうんだとか。
便利~~~!


とはいえ、見事なフクギの防風林。



フクギの木は成長が遅い反面
潮風に強く
草木染めにも使われます。

ただ、落ち葉がすごいので
残念なことに、結構、伐採されちゃっているのが実情。

そんな中、この国直海岸はフクギの雑木林で有名でもあるのです。


外装は100年超とは思えないリフォーム具合。



でも、引っ越してきた時は
屋根と柱はあったけど
外壁は立てかけてあった程度だったとか。

ご夫婦ふたりで、改修をがんばったそーです。

歴史を感じさせる玄関上。


風情、ありますよねぇ~~~。

玄関を上がると、


お座敷の日本間の周りは外廊下。


うん、奄美様式だぁ。
和室を取り囲むように廊下が付いている家が多いです。

でも、天井が低いおうちが多い中
天井、高い!


そー、台風激戦区の奄美の古いおうちは
家自体が風に当たらないように
低い家が多く、
おのずと天井が低い家になるのですが
まれに天井の高いおうちもあります。

そして、


実はここ、母屋とキッチンハウスをつなぐ外廊下。

そー、古いおうちは、
居間兼応接間の座敷ハウスと
キッチンハウス、
外お風呂
外トイレと
建物自体が分離しているんですよ。

この分離した建物を強制的に1つに改造した古民家が多い中
別棟のまま使っているそーです。
(一体化したおうちは、家の中に雨どいが付いてたりしてます)



ボロ家を中心に空き家調査をしてきましたが
住んでいる人がいる古いおうちは
おうちに愛情が注がれている分
輝いてました。


これから、奄美に越してこようと考えている皆様、

「まずは賃貸」と思い、
案内される家々がボロ!、廃屋!とびっくりしないで。


人が住んでいる古民家をたくさん見てみてくださいまし。

自分の改修プランを考えてみるのも楽しいですよ。





2014/02/03

大和村に泊まったぞ

1/31〜2/3で奄美大島の移住体験ツアーを実施していました。

で、今回は私は2日目の夜から3日目AMまで参戦。


またもや、役得でございましたよ。




だって・・・




見て!このお鍋!





エビがお鍋を占領してます。
正確にはエビの頭だけで、お鍋がいっぱい!


大和村国直海岸にある民宿中村荘で、先輩移住者たちとの懇親会でございました。
ツアーに参加されたご夫婦、「本当に奄美は自然の恵みがいっぱいですね!」と
感嘆されてました。

このエビ、民宿の主の息子さんが、海で取ってきたモノでございます。

奄美大島の中でも、さらに自然豊かな大和村ならではでしたわ。


さらに、今回のツアー、奄美群島で同様にツアーを開催している仲間が
島々の違いを参加者の方々に説明するとともに
自分たちのツアーを客観的に振り返ってもらうために
自分の島以外のツアーに参加していました。

奄美大島には、与論島からMOKさん。

そー、与論島なので、当然、宴席では「あれ」がありました。

与論献奉でございます。

一気飲みと誤解されることが多い与論献奉ですが、
正しく理解して頂くために、丁寧な解説付きでございました。


本当なら数回回る与論献奉ですが、
この晩は、みなさん、口上が大変長く
なんと、1回で終わりました。
びっくり。

そして、そして、楽しい夜は更けて行きました。


奄美大島に住んでると、近隣の市町村に泊ることがほとんどなくて
自分の住んでいるところと、大島一の繁華街、屋仁川以外の
夜の雰囲気を知る機会が激減します。

たまには、プチ旅行していみるもんだぁ・・・と
つくづく感じ入った晩でございました。