2011/10/31

移住体験ツアーの日程が決まりました!!

奄美大島 移住体験ツアーは 

2012/1/20 金曜日 ~ 2012/1/23 月曜日 の3泊4日   で決定です。


11/11にねりやかなやHP http://www.neriyakanaya.jp にて
ツアーの詳細の公開と募集受け付け開始予定です。

明日から JALのスーパー先得が販売開始となるので、
急きょ、日程と概略のみ先行告知することにしました。

今の段階で決定していることは
http://www.neriyakanaya.jp/blog/node/731 を ご覧ください。

2011/10/29

集落最大行事、種おろし!

種おろしが昨晩と今晩、集落で開催されます。

「種おろし???」ですよね。

簡単に言うと【秋まつり】ですが、もともとは「種を下ろす」が語源らしく、
「高倉」(たかくら)↓と言う奄美独特の高床式の倉庫から


種を下ろして畑に撒けたことをお祝いし、五穀豊穣を祈るお祭りです。


この種おろし、ずーっと奄美大島全体でやっているものだと思ってましたが、
大いなる誤解で、名瀬より南では「豊年祭」と名前を変えています。


さて、昨日の様子は・・・


我が集落は夕方18:30に公民館に集合し、
集まったら、6か所を二晩で回る
集合略式の種おろしです。

もともとは一軒一軒回っていたそうですが、
あまりにそれぞれの家庭の準備が大変、
AND
何時まで経っても終わらない  ということで
略式に変わったそうです。


18:30に集合と言ったって、当然シマ時間。
時間厳守なんてあり得ないです。
ということで、公民館前を19:30近くになって出発。

私は最初の集合ポイントの自治区に住んでいるので
みなさんをお出迎え。

こんな感じで歌いながら、みなさん、やってきます。



で、最初は「六調」なるアップテンポの比較的好きに踊っていい踊りでスタートします。


太鼓と三味線で軽快な音楽&男女1名の掛け合いで踊ります。
昨晩の伴奏は、兄弟演奏。


で、お祭りの「花」の披露。
1年間の集落費の補てんになるので、みなさん気張ります。
平均ひとり5000円、世帯で1万円というところでしょうか。

で、それぞれの集合ポイント(自治区)で用意したご飯とお酒が振る舞われます。
我が金久常会(じょうかい。自治区のこと)では、ちと手抜きコースで
手巻きずし(当然マヨネーズ入り)、サンドウィッチ、牡丹餅、チョコケーキ、みかんに
出前の盛り皿 でした。
この出前の盛り皿、あらゆる機会にお目にかかる代物です。

腹ごしらえをした後に、おもむろに太鼓係のお姉さま方が
太鼓をたたき始めます。


八月踊りのスタートです。


太鼓が鳴り始めて、少しづつ男女が列になって円を描き
男と女が掛け合って歌うのですよ。

しかし、八月踊りの歌詞は島口なので、
唄だけ聞いてても「何語?」のレベルで???です。

ちなみに、この唄の歌詞、

===========
<男性パート>
我も盛り上げて(島口だと、”わきゃもあらしゃげて”)
汝も盛り上げて(”なきゃもあらしゃげて”)
ハレ 互いに(”だけに”)あらしゃげて
今宵盛しょしな(”よさりしょしなヨンド”)
ハレ 互いに(”だけに”)あらしゃげ

<女性パート>
八月の節や 寄りもどれもどれ
ハレ 我が二十歳頃や(”わきゃがたちごろや”)
何時戻りより(”いつむどりょり)
=============

という具体です。

でも、今年は龍郷小学校の生徒ががんばりました。
島口で唄を歌い、踊ってます。
がんばったよね!偉い!

島口保存が叫ばれていますが、
文化継承は小さい子からが何より早いです。


で、3~4曲歌って踊って、みなさんは次の集合ポイントに向かいます。

例年では、ここで常会の後片付けをして
反省会なる飲み会をしてから、次の集合ポイントに向ってたのですが、
今年は「反省会禁止令」が出ました。

金久はいつも長々と反省会してるから・・・が理由だとか。
すいませ~~~ん。


で、さっさと後片づけをして、私たちも次の集合ポイントへ。


3か所目スタートは22:30。
例年より早いスタートです。
うーん、でも、私は最後までがんばれず、23:30でギブアップ。
港常会の皆さん、お礼も言わずにすいませ~~~ん。


そして、今晩も続きます。
さっきまで土砂降りだったけど、多少の雨だと決行です。

2011/10/22

旬の花?

数度の台風と集中豪雨にも耐え抜いた我が家の植物たち。偉い!

何度も枯れかかったのに、ずーっと咲き続けるニチニチソウ


千日紅(せんにちこう)。


お盆(旧盆だけど)に飾るので、ぼうずばなとも言います。
ずーっと咲いてます。

そして、


アマリリス。
春も咲いてました。
年に2回、咲くもんだろうか???


最後の偉いヤツ!


正体は・・・


そー、島とうがらし。
台風の度に咲いてた花が落ち、
そして、復活。
そして、また、台風の繰り返し。
実がなりそうになると、潮風に当たってたざんすよ。

で、

島とうがらしは剪定をきちんとすると、
立派な木になるらしい。

でも、我が家のとうがらしは、私が愛情おしみなく剪定しようとする前に
(正確には考えてもいないうちに)
塩害で一部枯れるので、
その度にバシバシ枝や葉っぱを切り落としていたのが
”剪定”になっているみたい。


2011/10/21

島めぐり~徳之島!

前日、フェリーで徳之島に入り、翌日は朝から会議。


でも、会議室から見えちゃいました、引き潮でくっきりのリーフ。



午前中で会議が終わって、飛行機の時間まで再びダッシュで島を回っちゃいました。


ダイビング講習とかもやっている、徳之島リゾート&オフィスの前のビーチ。

(説明は聞いたはずなんだけど、オフィスって何だっけ?
SGWさん、すいません、m(_ _)m
こー年期だぁ・・・)

砂浜と



サンゴが浸食された壁。

徳之島=(与論島+沖永良部島)÷2って感じです。



徳之島出身の力士、朝潮の像。


徳之島トライアスロン会場にもなる、

リゾートビーチのヨナマビーチ。



来年のトライアスロンの看板とともに、
「怒りの島」


基地問題は解決してませんねぇ・・・。



そして、徳之島と言えば


そー、闘牛場。

そー言えば、徳之島入りした時に乗ったフェリー。

ほのかな?香りとともに、牛も下船してたもんなぁ。

不思議なことに、ブランド牛になる小牛を島ではたくさん育てて、

闘牛の牛は島の外から運ばれてくるんですって。


闘牛場は思ったほど、大きくなかったです。

でも、闘牛が開催されるときは、島の人は燃えたぎってて

熱い戦いが繰り広げられるとか。


飛行機雲を見ながら、ダッシュで空港に向かいますが・・・


その前に、名物?の天城町役場のドームを見ちゃいました。



ダッシュでかけ回った奄美群島の旅は、このちびい飛行機で
到着する奄美大島でおしまいとなりました。



喜界島、与論島、沖永良部島、徳之島でお目にかかった皆さまへ

いろいろお世話になりました。

奄美群島って、似てるようで、似てないところが本当に面白いですね。

皆で大いに群島を盛り上げていきましょうね。

2011/10/19

島めぐり~沖永良部島

前日入りした沖永良部島での会議が終わって、
翌日は徳之島へのフェリーが出る前に
ぐるっと一周してきました。

沖永良部島も喜界島のように、サンゴの石垣が沢山ありました。



奄美大島には、あまりサンゴの石垣は残っていません。
石垣の間に猛毒のハブが潜んじゃうから、
石垣を壊しちゃったんだと聞きました。
でも、サンゴが隆起した島である、沖永良部島や喜界島では
沢山見られますよ。


知名町の中心地を出発して、時計周りで島を回ると、
ずーっとサトウキビ畑です。


まるで、北海道の畑を南の島に持ってきたみたいでした。


ちょっとだけ、観光。
最初のポイントは、田皆岬。


東シナ海に突き出した岬で、高さ51mの断崖絶壁なんだとか。


サイパンの万歳クリフを思わず、思い出しちゃいました。


再び、サトウキビ畑の連続を抜けて


ヤギなんかも飼われてて・・・


きっと食べられちゃうんだろうなぁ・・・
(キャー!!!なんて言うあなたは、まだまだ奄美素人です。
奄美群島では、ヤギはペットじゃないんですよ)

農業貯水池と思しき池も沢山あって、
亀が連なって日向ぼっこしてました。


歴史も学ばないと行けないので、
和泊町歴民館へ。

高倉がありました。
「うーん、奄美大島と同じ文化なんだぁ・・・」




家の作りも似ているし・・・


と思っていたら、奄美大島の笠利町から移築したとか。

えーっ!そんなの有り???

でも、お墓の構造が奄美大島とは違うことが
よく分かりました。

沖縄に行ったことのある人なら、
沖縄の墓は独特な琉球様式であることはご存じのはず。
沖永良部島も琉球様式の流れを汲んでいて、
骨壷がお墓の後ろに埋められているか、
立派な納骨堂を建ててます。
墓自体ではなく、先祖=遺骨を拝むのだとか。
奄美大島のお墓の納骨部分が地上に出ているのを
不思議に思いましたが、その流れを少し汲んでいるのかも・・と思いました。




次は、日本一のガジュマルの木。


小学校の校庭にあります。


フーチャと呼ばれる、潮吹き洞窟。


風の強いときや台風時には20~70mも吹きあげるのだとか。


与論島が島の周りをビーチが取り囲んでいるのに対し、
沖永良部島は同じサンゴが隆起してできた島だけど
砂浜が限られていて、男っぽい(きゃー、セクシャルハラスメント?)島だと
思いました。


フェリーの時間も来たので、和泊町の中心部へ。


西郷隆盛が沖永良部島に流された時の謫居後近くの眼鏡橋。
と言っても、眼鏡橋の上に普通の橋が被されてましたけど。


フェリーで沖永良部島を出航。
徳之島まで2時間の船旅です。

大きなフェリーでしたが、
甲板はご覧の通り誰もいなくて、
高さがあるので、結構、怖かったです。



客室部分へ繋がる廊下。


売店もありました。



飛行機だとあっという間ですが、
料金が高いこともあって、
島民にとっての足はフェリーなんだなぁと思いました。

2011/10/13

島めぐり~与論島!

雨の喜界島を出発して、奄美空港に一旦戻って、

沖永良部島へ一旦、飛んで与論島入りでした。

曜日によっては、奄美大島から直接、与論島に行けるようですが、

10/5水曜日はアウト!でした。


沖永良部空港は喜界島よりもちびっと大きくって、


沖永良部~与論も36人乗りの飛行機。


ちょっと驚いたのは、経由なのに、何度も保安検査場を通過すること。
毎回、PCをカバンから出して・・・
あー、面倒だぁ・・・

国内トランジットって、そーだったっけ?
それとも、群島内の空港が小さいから、
一般待合室と合流するからなのかな・・・。

沖永良部空港で見かけた、那覇行きの飛行機。


キュートだぁ!
フィリピンの離島に行ってた時のことを思い出しました。


与論島にやっとこさ着いて、午後からは真面目に会議。

そして、恒例の懇親会。

与論島には、与論献俸(けんぽう)なる飲み方の儀式があります。

焼酎を杯にそのまま入れて、

ホスト役が口上を述べて、


一気飲み。

そして、ゲストにどんどん杯を回していくんですよ。

ゲストも口上を述べて

一気飲み。

ずーっとこれが続くんですね。

今回は、与論献俸バージンの私とかもいたせいか、

氷も入れてもらった優しいバージョンでしたけど。


で、次の日は徳之島に移動する前にダッシュで

島を回りました。


宿泊先だった楽園荘。

奄美大島にもある高倉が画期的な使われ方をしていました。


前日の豪雨とは打って変わって、快晴(^^)/


与論島にあるIターン/別荘と思しきお屋敷とその近辺の風景をチェック。



やっぱ、綺麗だよねぇ!

奄美大島とは違う、どちらかと言えば沖縄の小浜島の雰囲気。


地元漁師さんにもインタビュー。


海産物も漁法も微妙に奄美大島とは違いました。

それにしても、XXビールのCMのような風景だぁ!


そして、与論島最大の観光地、百合が浜。


 ラッキーなことに、引き潮中で”かくれ浜”見えちゃいました。

奄美大島にもかくれ浜がありますが、

全く観光地化されていないので、

地元民しか来ませんが、与論はさすが、観光地。

地元のおばあたちが貝殻細工のお土産屋台を沢山

営業していて、「冷たいお茶、あるよぉ」と盛んに

声をかけていただきました。

ところ変われば、です。


徳之島に向けて船が出る時間が近づいてきたので

ダッシュで港に向かう途中・・・


与論一標高の高いサザンクロスセンターからの眺め。

ここは、昔、グスク(山城)があった場所なので

城壁なんかもありました。


それにしても、南十字星は見えないのに、「サザンクロス」って言っていいんだろうか???

空港の隣にある、リゾートホテル。


リゾートだぁ!


そして、与論をフェリーで離れました。



この航路、鹿児島から沖縄までで、

群島内の移動では大活躍してます。



でっかいフェリーで、ヘリポートなんかもあって、



ロビーも豪華客船みたい。


2時間の船旅で、徳之島入りです。