2013/04/27

カヤックのお稽古@節田海岸

昨日はカヤックのお稽古。
 
まずは出発シーンから。
 
 
これは↓先週の同じ場所。
 
 
何が違うか分かりますか?
 
それはね、・・・
 
潮位。
 
潮が昼間に思いっきり引くこの時期ならではの風景なのですよ。
 
普段は海に沈んでるリーフが思いっきり海の上に出現します。
 
で、-9cmになる時間を選んでお稽古に。
 
お目当てはリーフに潜んでるサザエちゃん。
 
ちなみに、カヤックの先生のGONは漁業権を持っているので
密漁にはなりません。えへへ。
 
ということで、昨日はリーフの外側を回り込んで
人が渡ってこれないところへ行こう!
 
ほとんどの場所は岸から歩いて渡れちゃうんだけど
節田はドロップがきついので、ところどころ離れ小島状態になって
船じゃないとアプローチできないところがあるざんすよ。
 
貝採り棒、貝採り網、ダイビンググローブなどなど
フルセットをカヤックに積んで
いざ、出陣。

 
のどかでしょう?
 
と思ったのも、リーフの内側まで。
 
写真を撮るどころの騒ぎじゃなかったですわ。
 
波は多少強い程度だっただけなんだけど・・・
 
 
 
いかんせん、凄い風。
 
まざまざと漕ぐ力の無さを思い知った20分でございました。
 
カヤックの後方下には50cm定規みたいな舵が付いてるのですが、
 
「ぎゃー、舵が効かない」状態。
 
GONが「その方向で漕いでたら、喜界島に行っちゃうよ。」
 
そんなこと言ったって、踏ん張って岸の方に舵を向けてるはず!!!
 
そー、漕ぐ力が弱いと舵を切っていても
その方向に進まんのですよ。
 
いやぁ・・・・、6年も漕いでるのに、この始末。
マラソン大会まで練習せねば・・・
 
で、悪戦苦闘しながら、何とか上陸。

 
タダの岩のように見えますが、れっきとしたリーフでございます。
大勢の人が籠を背負って、下向き状態。
そー、みんな、トビンニャ(マガキガイ)やサザエを取っているのでござます。

 
上陸しちゃうと、つい、写真も取らずに探しちゃうんだよねぇ。
 
この日は、大ぶりサザエちゃんを6個ゲット。
 
千葉の海とかでは、皆黒い砂地でアサリを掘っているかと思いますが、
この南の島では、リーフの上を歩いて探す貝採りが「潮干狩り」
 
ところ変われば、でございます。
 
 
戻るときは、恐怖のリーフ外回りコースではなく
リーフの合間を縫って港に向かいました。
 
でもね・・・
 
相変わらず風が強くて、すぐに座礁しそう。
そして、舵がキレてもその方向に進まない私は
生まれて初めてけん引カヤック。
 
GONが私のカヤックを引っ張る形で
岸に戻って参りました。
 
あーーーー、自己嫌悪。
 
がんばらねば!という、お楽しみというより
ハードトレーニングのようなお稽古でございました。
 
 

2013/04/21

梅雨前のお仕事

全国的に寒波が来ているらしく、
仙台の友達が「雪が降ってる・・・」と言っていました。
 
そして、奄美も例外じゃなく、寒い・・・
 
でも、寒いと言っても、雪とは無縁。
20度くらいはあるもんね。
 
今は、こんな感じ。
 
ちっと寒々しい。
 
そして、
 
寒さと無縁のこのタイトル。
 
 
でもねぇ・・・
 
梅雨は近いんだわさ。
 
今年の天気予報では、GWの後半には突入するらしい。
 
 
梅雨になると、これでもか!!!!と言うくらい
 
雨、あめ、アメ、Rain、
雨、あめ、アメ、Rain、
雨、あめ、アメ、Rain、
 
そー、一日中、雨。
そしてミストサウナ状態になるだわさ。
 
当然、外に出る機会は減り、
庭に出ないから、
当然、雑草天国。
そして、毎年梅雨時期に
妥当、芝生!のごとく現れるイシクラゲ。
木クラゲのようなヤツ。
 
 
だからね、
 
梅雨に入る前にやらんといかんことがあるざんすよ。
 
それはね、
 
芝生の手入れと草むしりなの。
 
今のうちに雑草の根っこを取ってないと、
そりゃあ、凄いことになるざんすよ。
 
 
なので、梅雨入りまでの2週間、
時間があれば、
草むしりと芝生の手入れ。
 
あ~~~
 
 
そして、
 
真夏に供えてこんなものも設置してみました。
 
 
ホースに穴が開いてるですよ。
 
だから、蛇口をひねると、自動散水!(カッコよく言えばだけど)
 
こーゆーグッズは、この島、よく揃うんだよねぇ・・・
 
ご近所のM本家のご指導のもと、完成いたしました。
(だって、園芸道具ってほんと、よく分からん)
 
KNR兄ぃ、ぺこりです。
 



2013/04/13

初稽古!

何がって?
 
カヤックの今シーズンのお稽古です。
 
 
絶好のカヤック日和。
先生のGONのホームグランド、節田海岸です。
波なし、微風。

 
GONはトローリングしてました。

 
すぐ釣れましたが、ダツ!
美味しくないそーで、リリースしようと手繰り寄せてる間に
逃げちゃいました。
 
 
本日の上陸ポイントちかく
 

超お手軽コースですが、
ま、今年初めてですからね。
 
じゃーーーーーん
 
 
めちゃ、綺麗でしょ?
 
GONがお茶を入れてくれている間、
 
 
泳ぐ気満々でウエットスーツ着てったんですけど・・・
 
根性無しでした。
 
なので、リーフ散策。
 

 
食べる気の全く起きない貝ばかり・・・
 
 
でも、いいのだ。
 
だって、こんなに綺麗なんだもん。

 
あ~~、奄美に住んでて、ホント、よかった!

2013/04/08

爆弾低気圧

昨日は全国的に荒れ模様だったようですが、
奄美大島も凄かったですよ。
 
東シナ海なんて、まるで冬の日本海。

 
思いっきり演歌が似合う雰囲気でした。
 
 
 
だから、普段と異変が。
 
それはね、
 
湾内にサーファーがいっぱいいたってこと。

 
波が立っちゃうんだもんね。
それも、ループするやつが。
 
 
今日は、やや普段に戻りましたわ。

 
沖の方ではまだ白波が立ってるけど、
湾内は、すっかり穏やかざんす。
 
 
あー~~~、ガラスが潮だらけ。
車も潮だらけ。
 
 
でも、今日はまだ水洗いしません。
だって、沖の白波がまだ飛ばされてくるんだも~~~~ん。

2013/04/07

念願のお泊り!

奄美女子が大好きなお宿、ヴィラゆりむん http://yurimunya.chu.jp/ に
初めてお泊りしてみました。
 
何と言っても、
女子会開催率が高く、
女子出席率が高く、
料理は抜群、
雰囲気も抜群
 
ですが、このお宿が出来たのは
私が既に移住した後。
 
だから、ご飯は食べても泊ったことがない・・・
 
そりゃぁ、島に住んでるんだから
島内に泊ることはカケロマくらいしかない・・・
 
しかし、島外からのお友達には
「どっか、いいお宿ない?」と聞かれること多大。
 
 
 
うーーーん、一度は泊ってみたい!!!

と思い続けていたら、
なんと!
とてもお得なパックが出現したので、
「この際、泊っちゃおう!!!」
 
 
初めての客室。
 
ツインをトリプルにしてもらって泊りましたわ。
 

 
(部屋の中を移せたのはここまで。
後はね・・・・)
 
 
で、常日頃から評判高いお料理ですが、
この日のお泊りパックコースは

 
マグロに生ハムがまいてありました!

 
 
海鮮三昧のジタン鍋!

 
パイリャのようなお味で、とても美味しゅうございました。
 
で、ここでメインのステーキ。
 
でも、夢中で食べちゃったので、写真なし。
 
最後はデザート。

 
大満足でございました。
 
 
で、大酒食らっちゃったので、ご自慢のお風呂は
翌朝に入らせて頂くことに。
 
 
朝日~~~~!

 
爆弾低気圧通過中ではございましたが、
とても神々しゅうございました。
 
 
で、お風呂。


 
朝ごはん!

 
お部屋で頂きましたわ。
 
絶対に自分では作らない、手間暇かけたお料理で
かつ、春菊とお魚のキッシュなど
予想外の組み合わせ。
 
お勉強になりました。
(でも、作らないと思うけど・・・)
 
 
家から超近いお宿でしたが、
(だって、向かいの岬の反対側だもん)
 
びっくりするぐらい
リラックスできちゃいました。
 
お泊りしてみるもんです。
 
 
超大満足の1泊旅行?でございました。
 
 
このお買い得プラン、4/21までです。
ご興味のある方は、お早めに!

2013/04/06

台風に耐えられる?

昨晩の嵐は凄かった・・・
まるで台風のようだったわさ。
 
今はこんな感じ。
 
やや強めの南風
波はなし
 
 
で、今日の本題。
 
今まで数々の苦難に合っていた我が家の物干し。
台風のたびに波を被り、
ペンキは一発で剥げ、
一時は15度くらい傾いたものでございました。

 
ということで、お引っ越し。
 
今度は、物置にくっつけてみました。
 
 
お隣の壁がある!=南風の直撃は避けら得る。
 
そして、海からは5mくらいは引っ込んだ。
=波でペンキは剥げない。
 
 
 
で、もうひとつ、プチ改造。
 
それはね・・・
 
物置の扉。
 
今まではスライド式だったんだけど、
今度はちょうつがいをつけて、ドアタイプに改造。

 
全開するので、モノの出し入れはばっちり。
 
 
何で変えたかって言うと、
スライドさせてたレールが錆だらけになったから。
 
ステンレスのレールだったにもかかわらず
まっ茶色になりましたわ。
 
色とかの見栄えはどーでもいいんだけど、
錆で扉が動かなくなったのには、参ったざんす。
 
 
で、大工さんと相談。
レールをさらに純度の高いステンレスに変えるか・・・
 
物置を建てて5年。
レールの寿命も5年。
純度を高くして、延びるのはどのくらい?
 
で、思い切って、扉の様式自体を
ドアタイプに変えたわけ。
 
 
で、ここから、大きな問題が・・・
 
 
そー、昨日の嵐で思いついちゃったわけ。
 
ドアってことはね、
風が入ると
ドアがもぎ取られちゃう可能性があるってこと。
 
 
我が家のロケーションは、
去年の台風ではシャッターが吹き飛んだ
超風通しのいい地区。
 
ということは、密閉度の低い物置ドアは
簡単にはがされちゃう可能性が高いってこと。
 
 
さて、どうしましょ?
 
既にドアになっちゃってるし。
 
台風の度に大工さんに来てもらって
飛ばないように養生=板を打ち付けるっていう
最もオーソドックスな方法から
 
一般的な角材でのかんぬき等、
 
あーでもない、こーでもないと話し合い、
最終的には、物干し竿の活用策にたどりつきました。
 
 
それはね、

 
物干しを地面と平行に物置扉を固定させるのだわ。
この輪っかの部分に物干しを通すのだよ。
 
早い話が、物干しのかんぬき。
 
3本の竿で3か所、かんぬきが出来るようにしました。
 
 
 
我が家の物干しは、高純度のステンレス製。
 
別に、物干しおたくじゃぁ、ございません。
 
以前のは、その辺のホームセンターに売ってる
エクステンション型ステンレス物干しでした。
 
何と、1年持たずに途中から折れました。
(ちなみに、新築間もない隣の家の物干しも最近、折れてます)
 
折れる前の最終段階では、
エクステンション部分から錆が流れ出し、
洗った洗濯物に錆汁(ぎゃ~~~~!!!)が付いちゃうことも。
 
 
で、大工さんが、
「毎年買う羽目になるなら、もっと純度の高いステンレス製に変えれば?」
 
 
ホームセンター級の物干しの3倍のお値段でしたが、
3倍以上長持ちしているから、元は取ったということでしょう。
 
 
 
物干しかんぬき法にたどりつく前は、
角材かんぬきが最有力だったんだけど
 
一年に1~2回の台風時以外は(去年は3回だった)
角材は全く無用な長物そのもの。
 
 
そして、ドア2枚分のかんぬきだから約3mの長さが必要。
 
それが、一年のうち350日くらい、
物置にどー~~~んと置かれている図は嫌だぁ!
(こんなこと言ってるうちは、まだ島んちゅうとは言い難い)
 
 
 
昨晩の嵐には、この物干しかんぬき、見事に耐え抜きました。
 
次のテストは、梅雨明けの熱帯低気圧。
 
本番に耐えられるかどうかは、今後の観察次第ですわ。

2013/04/03

最先端の農法勉強会に行ってきました

私自身は家庭菜園レベルの農業もやっておりません。
本当に才能ないんだなぁ・・・と思ってます。
 
だって、何を植えてもすぐに枯れる、
虫に食べられる(それもたくさんの!)だもん。
場所が海の隣(近くなんて甘いもんじゃない)だから、
塩害、風害が凄いんだもん。
 
でも、ご近所のMK女史に言わせると
「だって、あなた、全く手入れしてないじゃない」
 
まぁ、そーなんですけど・・・
 
でもって、私のIターンお友達の中で
農業に目覚めちゃった凄いおじさまがいて、
その方が進めている農法をお勉強しに行った次第です。
(おじさまのプロフィールは、http://www.neriyakanaya.jp/profile11.html
 
有機とか、無農薬とかそんなレベルじゃないんですよ。
この農法。
目から鱗とはこのことですわ。
 
その名は「炭素循環農法」
通称、「たんじゅん農法」
 
何と、農薬なし、肥料なし!
 
従来農法と全くコンセプトが違う!
(と言っても、私は従来農法自体不勉強ですけど・・・)
 
 
 
 
お勉強会には、100名以上の人が来てました。
やる気のない農業の島と思ってたら、
結構がんばる人がいるんだと、つい思ってしまいました。
残念ながら、参加者の主体年齢は50~60代でしたけど。
 
で、このお勉強会でわかったことを簡単に記すと、
 
今までの農業は、植物を育てるために
農薬や肥料を使っていたけど、
この農法では
土の中の微生物を育てることで
微生物が植物の成長を促すそうです。
世の中は「腐敗」と「発酵」が織りなす世界なんだとか。
(人間社会にも当てはまるから怖い・・・)
 
「ミミズがいる畑はいい畑」は迷信で、
ミミズは腐敗を進めているだけなんだと。
 
 
見えている実態を
見えないモノに変えるのが「腐敗」
 
見えていないモノを
見えるようにするのが「発酵」なんだと。
 
森が肥料もなく生き生きとしているのは
この「発酵」のおかげ
 
で、発酵を支えるのが微生物たち。
発酵ワールドの頂点にいるのが、「きのこ菌」
底辺にいるのが、「バクテリア」
 
この発酵ピラミッドが地中にあると
土が柔らかくなって
棒を指すと
数メートルでも沈むようになるんだとか。
 
そうなると、
 
植物は根を深くおろし
必要なものを微生物たちからもらえるようになり、
人間が余計なことをしなくても
丈夫で元気な植物になるんだそーです。
 
 
だから、自然界に存在する発酵ピラミッドを作ろうと
この「たんじゅん農法」を開発したのが
ブラジルのサトウキビ農園を営む日本人だそうです。
 
 
 
では、何をするのか。
 
微生物を育てる?
 
微生物に必要なものは
炭素(C)
水素(H)
酸素(O)
それぞれ33%くらい必要で、
残りに、ほんのちょっとの窒素(N)
 
Nがいっぱいあると、微生物君たちは生きてられないらしい。
 
おーーーー、
肥料をあげると
微生物くんたちは死んじゃう!
 
 
 
で、HもOも空気中にあるから
後はCを補給するのが人間の役目
 
まずは、土に空気(H+O)をプレゼント。
早い話が、土を耕すです。
 
そしたら、発酵ワールドの王者きのこ菌を育てるために
Cをプレゼント。
 
きのこ菌が育てば、
その下にいる微生物が活性化し、
微生物連鎖が起きて
最後のバクテリアまでの発酵ワールドが出来上がってくるらしい。
 
Wonderful!!!
 
 
きのこ菌は地表近くにいるので、
地表から5cmくらいのところに
CとH+Oを混ぜるように土を耕すと
後は、自然まかせ。
 
といっても、発酵のためには、水分のコントロールが不可欠。
微生物君たちは水が大嫌い。
 
 
Cは燃えるモノだから、
チップとかの乾燥木材が主体。
 
ちなみに、1本の木でCの量を考えると
幹が一番多くて
先端の葉っぱに行けばいくほど
Nの量が増えるんだとか。
Nの量が多いと、「発酵」じゃなくて「腐敗」が進むそーです。
だから、葉っぱとかを使うときは乾燥させるのが大事。
 
で、私などの素人が考えることは
「そーか、草むしりをして乾燥させればいいじゃん。
剪定した枝とかもバーベキューの薪代わりにするだけが
能じゃないってことか!」
 
 
たんじゅん農法は、人間が余計なものを作らんでも
自然界の循環を促すことで出来ちゃう農法みたいだわ。
 
 
ご興味のある方は、
「たんじゅん農法」
または
「炭素循環農法」で検索あれ!

2013/04/01

民族大移動の季節

おとといの30日に空港に行ってきました。
 
こんなことは、この時期にしかあり得ない完全満車の空港駐車場↓
 


さらに、収まりきらない車を空き地に誘導する係の人まで。
 

 
さらに、出発ロビーに収まりきらない人々!
 
 
閑散をモットーとする奄美空港での、
 
この状態の原因は・・・

 
そう、先生たちの「出発式」
 
転勤で赴任してきた先生たちが
任期が終わり、
島を離れるときに
集落の人々や生徒たちが
先生を盛大に送り出すんですよ。
 
 
ファミリーで赴任されていたYMN校長先生。

 
本当に、学校だけでなく、集落にも気を配っておられました。
今度は、鹿児島市内で勤務されます。

 
フィナーレは、小学校の校歌。
全員で合唱します。
PTAだって、その昔の卒業生が多いから
みんな、歌えちゃいます。
 
 
 
ファミリーの末っ子中学生のMYMちゃんを送り出すために
中学校の生徒たちも集まり、
ボース!

 
小学生も先生と一緒にピース!

 
先生、MMちゃん、ありがとうございました!
 
そして、これからのますますのご活躍、お祈りしております。

そして、
 
たまには、島に遊びに来てね!
 
 
今日から新年度。
島を離れた転勤族の皆さんに代わって、
新しい方たちが赴任してきます。