2012/04/25

見たくないもの、見ちゃった

奄美大島に住んで、これまで様々なものを見てきました。



団子のようになって、壁や天井に張り付くヤスデの集団

何万匹も一斉に飛来してくるシロアリの大集団

網戸に張り付く無数の羽虫とそれを捕食するカマキリ

希少品種なのか皆目分からない、数々の毛虫

毎朝、雨の日も風の日も、物干しの竿にせっせと巣を作るクモたち



ぎゃー!と叫ぶあなた、

経験とは恐ろしいモノです。

数回なら衝撃はずっと続くのかもしれませんが、

いかんせん、1回に遭遇する、その絶対量と、さらにその遭遇回数が

半端じゃないので、そりゃぁ、もう慣れました。


でも、本日、衝撃映像が2回続いたので、ちとショックでした。


その1

奄美群島広域事務組合なる事務所で打ち合わせをしていたところ、

足元の近くをテニスボールをちょっとつぶしたようなサイズの

黒い塊が一瞬、視界に入り・・・

打ち合わせをさらに続けていたら、しっかりとその正体が・・・

ねずみちゃん!マウス!

私「げーっ!!!、事務所を大胆に走り回ってるぅう~~~」

MRYMさん「この事務所、結構、いるんですよ」と、平然と一言。

私は、いつになったら彼のようにクールに言えるのでしょうか。

できれば、一生、言いたくない・・・


その2

でもって、打ち合わせも終わり、車で飛ばして

家路に向かっている最中の出来ごとでございました。

奄美大島は、最大の都市、名瀬を除くと

人が住んでいるところ以外は真っ暗。

つまり、車のライトをハイビームにして走る道が多いざんす。

星もよく見えるし、月明かりのありがたみもよく分かりますよ。

で、本題。

国道を曲がり、県道をハイビームで走ってたら、

道路に横たわるロープのような姿。

それも3cmくらいの太いロープ。

縞々模様だったから、ロープじゃぁない。

あっという間に通り過ぎちゃったけど、・・・・

たぶん、生物。

そー、くねくねする奴。


その2の生物は、その1の生物を好んで食べちゃうはず。



島に住んでいると、いろんなモノに出会えますよ。うふふ。

2012/04/23

初宴

今日はこんなにいい天気です。
そよ風、晴天、まさに絶好のBBQ日より。


でもって、予告していた土曜日のTVロケ付きBBQのときは、
土砂降り、と言うより春の嵐でした。

普通なら「順延だよね~~~」になるところを
TV撮影が主たる目的だったので、当然、決行しました。

そりゃぁ、大変。
参加者は20名以上。
外なら、芝生の上でゴロゴロもありなんですが、
いかんせん、すごー~~~い雨と風。

当然のことながら、外の自慢のBBQグリルは使用不可。
「うーーーーーん、どこで焼くか???」

ボータブルBBQグリルはK子ちゃんとYKちゃんが
貸してくれることになっていたので、「焼き場」そのものは
確保できましたが、問題は本当に焼く場所。

島素材持ち寄り大パーティーなので、
地鶏の焼鳥、イノシシ、豚足、島豚、サザエなどなど
煙の出る食材のオンパレード。

BBQの達人たちと相談しながら、ブルーシートで風と雨を
防ぎながら、一応屋外になる玄関土間に焼き場を設置しました。

でもって、こんな感じ↓。


もう、家じゅうに煙が充満しつつ、みんな、もろともせず
宴会突入です。

TVカメラが回り、ディレクターからのインタビュー三昧でもありましたが、


みなさん、もろともしてませんしたよ。


子供たちも、この通り、笑顔で食べまくってました。


総勢23名の大人、7人の子供たち、TV局クルー2名の32人宴会でした。


ちなみに、煙もうもうなので、当然、雨が入り込まない窓は全開。
玄関土間の網戸はもう諦めて開けっ放し。

なので、

やはり、当然、翌日は焼き物のにおいとともに、多数の昆虫たちと
格闘してました。
ま、島にいると慣れちゃうんですけどね。

食材/おかず/デザートを持ってきてくれた数々の皆さん、
ブルーシート/宴会設営を手伝ってくれたMRYMさん+スポンサー企業営業のTRさん、
腕によりを掛けてメインディッシュを作ってくれたMRK夫妻、
後片付けをほとんどやってくれた女性陣、
翌日の大掃除に付き合ってくれたK子ちゃん、NO子ちゃん  などなど
TVロケ完了は皆様のおかげです。

深謝とともに、次回はTVなしで盛り上がりましょう!

この大宴会とともに、奄美大島移住者たちが出演するTVは
5/12土曜日夜のBSフジの「夢の食卓」です。
好、ご期待!

2012/04/20

今度はTVに出るぞ!

昨日と今日のAM、滅多にいらっしゃらないゲストがいらしていました。
明日の夜もいらっしゃいます。

何かって言うと、

BSフジのTV取材なんですよ。
「夢の食卓」という番組です。

昨日は、奄美大島北部のじもちーポイントと我が家で取材、
今日は近所の集落散策してました。
午後は、お友達のドクターのところに取材に行っています。
明日は、地元民も驚く古民家、カヤックの先生のGON宅へ、
夜は、恒例、我が家BBQの取材です。

天気がイマイチなのが心配ですが、
(というか、いまいちどころの騒ぎじゃなくて、嵐の予感・・・)

お友達の皆さんが、これでもか!と言うくらい
島食材を持ち寄ってくれることになっていて
イノシシ
うんぎゃるまつ(アオダイのこと)
タコ
サザエ
豚足、島豚 なんかが豪快に焼かれる予定で

さらに、
中華の腕はプロ顔負けのDr.おにいちゃんが
魚料理を振る舞ってくれる予定です。

番組は5月中旬に公開だそうです。

どんなふうになっているのか、不安・・・・
なーんて言ったりして、
実は、集落の皆さんもぼっと出演したりしているので
楽しみ、楽しみ。

明日、天気になれ~~~~!とは言わんが
外でBBQ出来るくらいは、がんばって欲しいもんです。

好、ご期待!

2012/04/16

カヤックのおけいこ

土曜日は初稽古でした。

天気はいまいちでしたが、ギャル友二人と一緒に
家の前からの出航でした。

今回は、カヤックマラソンパートナーのNO子ちゃんは
都合でパスだったので、K子ちゃんとAKRちゃんです。


初稽古なので、お手軽コース。
目指すは対岸です。

きゃー、あまりにお手軽。


それでも、海水の色がこんなに↓変わるんですよ。


到着した浜はこんな感じ。
思わずポーズを取るK子ちゃん。


ビーチに着いたら、当然、やります!
そー、シュノーケリング。
海水がまだ冷たいので、ウエットスーツ着用ですけどね。



サンゴも元気で、よかったです。


そして、↓の魚。
よほど私が美人らしくて(嘘)、泳いでる間
ずーーーーーっとついて回ってました。


私たちが泳いでいる間に、先生のGONはお茶の支度。
見事なアウトドアキッチンが出来てました。


お茶を頂いたら、出航です。


やっぱ、いいねぇ~~~~~

2012/04/10

やっぱ、島はいいですよ

所要があって、東京に行ってました。
飛行機の中からは、


富士山が見えましたよ。
かすんでましたけどね。
黄砂か、花粉か・・・


手前が南アルプス、
奥には、中央アルプスなんかも

東京は桜が満開で、それはそれは可憐でした。


しかし・・・

花粉がひどい、ひどーいぃ!

極度のアレルギー症状がある私にとっては、
この凄い綺麗な季節は大敵なんですよ。

たった数日だったのに、思いっきり発病しました。


奄美大島では花粉症は全く現れないのですよ。
でも、東京から持ってきた花粉のせいか、
まだくしゃみが止まりません。
早くお風呂に入らなくっちゃ。

2012/04/02

喜界島の観光スポット

奄美大島に戻る前に最後に寄った島は喜界島で、
おとといの午後をぜ~~~んぶ使って、
徳之島からたどり着きました。

昨日の午前中は会議まで時間があったので、
地元民のKMSNDさんが島内を案内してくれました。

喜界島は、奄美大島の隣にある平べったい小さな島。


夕日のスポットを最初に教えてもらって、次は
「ここはお決まりの観光コース」なる定番スポットへ。

ちなみに、喜界島の観光スポット表示はこれ↓。

で、見に行きました。


でかいでしょ?
この木の回りを歩くと、願い事が叶うんだとか。
案内役のKMSNDさんは、ここ↑が通れませんでしたよ。うふふ。

で、ガジュマルスポットのすぐそばで、見慣れないもの、発見。
さとうきびを湧水に浸してるんですよ。
収穫後の畑に次のサトウキビを植えるために
目を出しやすくしてるんだとか。

うーん、奄美大島も沢山サトウキビ畑があるけど、
こんな水の中にいるサトウキビは見たことないよなぁ。
奄美大島じゃぁ、どうしてるんだ???


で、さらに観光を続けている途中で、
喜界島で一緒に移住支援をしているメンバーのお店を通過。

「夜中に喜界島ラーメンを食べるぞ!」と言ったら、
このお店です。







喜界島ラーメンの正体は↓









夜遅くに空いているお店が限られているので、
貴重な自販機だそうです。
でも、ご用心あれ。
この自動販売機、カップヌードルの種類、選べないんですよ。(^ ^)/
遊び心満載!
決して夜中にクレームしないでね。

でもって、自販機の前の海はこんな感じ。








もともとは海に下りれたんだけど、 今は降りれません。
この変哲もなさげなサンゴが、
実は考古学的価値のあるのが分かったんだとか。
サンゴの保護のために進入禁止になったんだとか。








よーく見ると、地層のように、サンゴの発達経過が
素人目でも分かりますよ。

でもって、次はサンゴの石垣で有名な集落へ。
集落の入り口には、このような↓実名入り集落マップが。
「個人情報が~~~!」と言わないのが、田舎の島の良さざんす。

集落メインストリートの一つ。

生まれて初めて見た、ガジュマルの盆栽風。(おまけ)


この石垣、よく見ると積み方が違うんですよ。
で、同じ積み方をしている違う家を発見したら、
「同じ時代に同じ人に積んでもらった」と思っていいとか。
奥深いねぇ・・・。




そして、沖縄でよく見かける「石敢當」。
しっかり、喜界島にもありました。
(もちろん、奄美大島にもあります)

T字路とかにぽつんと置かれてるのが普段見かける「石敢當」だけど、
喜界島のは、しっかりとサンゴ石垣の中に組み込まれてました。

「石敢當」の詳しいことは↓を見てね。

次は、妙に鳥居の高さが低い「末吉神社」。













由来は、この石↓だとか。














「末吉」は「据えられた石」がなまったものらしい。

次は、加計呂麻島にもある「震洋」格納庫。














でも、喜界島の壕跡は明るくて、
霊が飛んでる雰囲気満載のカケロマとは大違いでした。













そして、喜界島と言えば、

このシュガーロードです!!!!













ざざーっと続くサトウキビ畑は圧巻です。
KMSNDさんによると、このシュガーロードスポットが一番だとか。
一直線の道路が何本も平行に走ってますから、
気をつけて探してくださいまし。

そして、よーく見ると、この黄色い線。















島は東経130度の上にあり、この線は島民の人が
東経130度に沿って引いて、おまわりさんにさんざん
怒られたのだとか。
もちろん、お決まりのジャンプ!













喜界島の最高の標高ポイント、百之台公園からの眺め。
喜界島にしかない標識↓。
表と裏で、書かれていることが違います。


これって、実は先ほどの東経130度の線を引いちゃった人が
この看板も立てちゃったのだとか。


そして、湧水のある神社へ。
喜界島には水が湧き出るところが沢山ありますよ。





午後はちゃんと会議をして、
喜界島にIターンして、黒糖を作っている人にインタビューし、
(ちゃんと仕事もしてます)














最後は夕日で締めくくり。