2008/01/31

物体Xの正体はイシクラゲ

親切な匿名さんが名前を教えてくれました。



Wikipediaによると



「日本では、本州中部以西、四国、九州に普通。庭先や道ばたなど様々な裸地の地表、コンクリート面などで見られ、雨が降った後に藍緑色寒天質の膨潤した群体が突然目立つようになるため気味悪がられる事も多い。」



そーなんです、雨が降った後に突然目立って、

ヤスデどころでなくなるんでっせ。





でも、勇気ある人が食べてました。



http://www.ztv.ne.jp/takuji/j-ishi.htm




うーん、我が家の食卓に上ることはあるんだろうか・・・







ちなみに、ヤスデくん、

昨晩は玄関土間1匹、もそもそ出現。

昼間は12匹どまりでした。

2008/01/30

物体Xの正体

奄美在住のmizumaさんが教えてくれました。

キクラゲではなくて、そのほかの”きのこ”。
確かにキクラゲのお姿と我が家の芝生にいる物体Xは生態が違った。

”生”キクラゲの姿を確認したい人はmizumaさんのブログを見てね。
http://amamidori.exblog.jp/4160716/



ちなみに、我が家の物体Xこと、このきのこ、食用可だとか。

しかし、やっぱ、食べる勇気はわかない・・・。

だってさ、芝生にはいっぱいヤスデくんたちが隠れてるし・・・。


でもさ、食べないにしても、今後も観察/除去は続ける予定。
だって、芝生中”きのこ”だらけになっても困るしね。

ま、とりあえず、正体がわかっただけ安心です。
mizumaさん、ありがとうございました。


ちなみに、本日のヤスデ回収数は12匹。
土間でのヤスデ出現は2晩続けてゼロ。
(コオロギがなぜか土間にいたけど・・・。
何で今でもコオロギがうろついてるんだろう・・・。)

ブームは収まりつつある???






2008/01/29

まだあったぞ、桜の名所

名瀬から家に帰るのに、ちょっと遠回りしてみた。

名瀬~大熊(”だいくま”って読むんだよ)~秋名を抜ける、東シナ海側の県道だす。


そしたら、あったんだすよ。
緋寒桜の並木道が。

ずーっと並木道になってて、
反対側に川が流れてて、
川音が聞こえて、
車がほとんど通らなくて、
川の向こうに山の中に咲いてる桜があって、

結構、いいだす。

ひなびた雰囲気がいい情緒を醸し出してるんだすよ。

もう、東京の発狂しそうなくらい混んでる花見は無理だよねぇ・・・なんて
しみじみ思っちゃいます。




ヤスデ以外にも・・・

今日は30匹しかいなかった。

でも、まだ油断は禁物。



でもって、ヤスデが隠れているのをほじくりだすために

結構真剣に庭の芝生を見つめてると、



いやぁー、参った。



いるんですよ、結構、



”かたつむり”が・・・。





アフリカマイマイじゃないし、

旦那いわく、「かたつむりはいいやつだから、そっとしておこう。」



でもさ、かたつむりって”なめくじ”の親戚じゃん。



本当にほっておいていいんだろうか???





さらに、例の”正体不明の物体X”。

ゼリーっぽい、深緑のふにゃふにゃしてるやつ。


芝生の中で育ってるだよ~。

大きさからいって、ヤスデの卵ではない。

(だって、ヤスデよりよっぽど大きくなってる)



それも生息範囲を庭半分までに広げて散在している。





奄美の食材の本を借りたら、その中にすっごく気になる記載があった。



「きくらげはガジュマルやアコウの気の腐ったところに自然に生えており、

大きいのになるほど味は落ちます。」(「シマ ヌ ジュウリ」 南方新社)



確かに、この数週間、天気が悪い。

雨が降っちゃぁ、止んでの繰り返し。

だから、芝生も当然湿りがち。

さらに、気温も年末ほど下がらない。





うー、やっぱ、キクラゲなんだろうか???

キクラゲって芝生の中でも育つんだろうか???



ということで、ヤスデ以外に



かたつむり

物体X  の観察にも忙しい今日この頃です。




2008/01/28

ヤスデ

ここんところ、毎日100匹弱。
それも「生」が結構いる。

さらに、恐ろしいことが・・・。

4cmくらいの大型に交じって、1cmくらいのちびいのが出てきた・・・。
これって生まれたてってこと?

さらに、2匹セットの生も・・・。

今、繁殖時期?

う~!


玄関や勝手口の土間にもいまだに時々出現するし・・・。

6か月点検でミサワホームに昨日、穴を全部ふさいでもらったにもかからわず、
今朝も1匹、
午後も1匹。

こいつら、いったいどこから侵入するんだぁ???


ということで、未だヤスデシーズンです。

2008/01/26

「番屋」のお鍋


ついに写真に収めたぞ。
これまで何度か、この豪快な鍋を食してまいりましたが、つい食べるのが優先して写真を撮るのも失念してまいりました。
うふふ。
これぞ、奄美!
何といっても、
伊勢海老
セミエビ
ウンギャルマツ(アオダイのこと)
その他おとーさんが釣ってきた魚各種
骨付きトリのぶつ切り
豚肉  などなどが
このよーにてんこもりされているのです。
そこに、おかみ特製の出汁が加わって、もう最高!
ちなみにこのだし汁、何度レシピを聞いても、
おかみ「うふふ、秘伝なの。」 ということで
すっごい量の鰹節を使っているのだけはわかるんだけど、
未だに中身が解明できていない・・・。
このお鍋、本当に、番屋でしか食せません。
食べたいと思う方は奄美の龍郷あたりまで、
ぜひお越しくださいませ。
ちなみに、「要予約」でっせ。


2008/01/25

裏山の造成、やっと終わる?

去年の秋?ぐちからずっと工事していたのが、

やっと終わった模様。


ダンプもいなくなり、


ブルトーザーもいなくなり、
ほっ。





山を削って平らにするのに、さんざん土を掘り返したせいか、
ヤスデが大量に県道を造成地からやってきた。

赤土が側溝から海に流れないように、指導も受けてたみたい。

商売の邪魔はするつもりはないんだけど、 ちょっと気になるのが・・・。

山の削った後処理。

コンクリートとかで固めるのかなぁ?と思ってたら、
そのままになってるんだよね・・・。
この、台風激戦区の奄美で、この処理は適切なのか???と他人のことながらちょっと心配してます。

11区画が売りに出されているみたいだけど、
すでに4区画は販売済みらしい。
地元民はきっと買わないから、たぶん本州の人だ。



まぁ、問題となりそうな山側はまだ売れてないみたいから、万一これから買おうなんて思っている人だったら、ぜひ「大丈夫なの?」と購入前に一度聞かれることをお勧めします。

我が家も近隣住民も奄美で土地を探していた時、
1)オーシャンビュー
2)生活上の利便性(お店、役場、名瀬、空港からの距離とか)
3)お値段
ぐらいで、割と気軽に決めちゃってる。
でも、住んでみると、
オーシャンビュー ⇒ 台風/熱帯低気圧とかの波/風/砂の影響 が
生活に結構インパクトを与えることも理解しました。
なので、山側だったら、同じように
台風とか集中豪雨の影響を確かめておかないと・・・ と思ってしまうのですよ。
それに、
ヤスデ
ハブ
その他の蛇
ヤギ  なんていう、都会では考えられない山からの来訪者も結構あるからね。
自然豊かなのころに住むっていうのは、
自然の脅威もそれなりあるし、(らしい。すごいのはまだ未経験)
その脅威を事前に防ぐのも結構難しい(=だから自然豊か)。
土地を見てると、つい忘れちゃうことだけど、
住んでみるととっても大事なので、
頭の片隅に置いておかれた方がいいでしょう。

2008/01/24

桜が満開だぁ!

今日は、北風が4mで吹きまくって、


曇り時々スコール or 小雨模様。


気温も19度しかないしね。




でも、名瀬からの帰りに

「桜がどのくらい咲いてるか見て帰ろう」ということで、

桜の名所、本茶峠を通ってみた。

そしたら、・・・


ほら、満開!


ピンクラインが峠に沿って出来てたよ。

色がショッキングピンクに近いので、
初めて見る人は「ぎょっ」となっちゃうかもしれないけど、慣れるとそれはそれでいいのよね。

だって、ショッキングピンクって南国っぽいでしょ?


緋寒桜って(もとい、今は寒緋桜)、

雨が降っても根性で散らない。

さらに、咲いてる期間がソメイヨシノとは雲泥の差で長いときてる。

おまけに、どんなに名所っていっても、見に来る人は少ないときてる。

だから、奄美って気軽にずっと花見ができるんでっせ。

2008/01/23

なぜ、今、カエルの大合唱?

昨日の夜、外を歩いていて気がついた。

何かがすごい勢いで鳴いている!

私「何?鈴虫の仲間かぁ???」

旦那「蛙だよ」


そーなんです、鈴虫っぽいきれいな鳴き声で
かなりの集団で鳴いてるんです。

梅雨でもない、春でもない、奄美にとっても一応真冬のこの時期に。

奄美は本当にあったかい。

本州を大寒波が襲ってても、奄美はいまだ日中20度くらいはあるもん。

風さえなければ、半そでTシャツでも大丈夫。


しかし、

蛙がいま、すごい勢いで鳴いているのは超疑問。

例年のことなのか、突発異常現象なのか・・・。
どっちなんだろう???


ちなみに、ヤスデくん達、いまだ健在です。
昨日も今日も100匹くらい・・・。
このヤスデブーム、一体、いつになったら終わるんだろう・・・。

スダチ、植樹!

引っ越す前から植えたいと思っていた”柑橘類”。


やっと植えました!





もともとは沖縄で有名なシークワーサーを考えてたんだけど・・・。





私「苗が売ってないんだよねぇ・・・」


(すごい真剣に苗を探し回ってるわけじゃぁなくて、
近所のBig2の園芸コーナーだけチェックしている)





地元民「あら、シークワーサーなんて、山に生えてるわよ。
野生の方が根付きがいいしね。」


どこの山だぁ???
奄美と言えば、島の真ん中は全部、山、山、山。

生えてるところを探し求めて山中散策なんざぁ、
根性無し夫婦の私たちには不可能だわさ。
(だって、ハブがいるんだもん)

ということで、ビッグ2の園芸コーナーに並ぶのを
ずっと待っていた。

そして、夏が過ぎ、秋?(そんなもんはこの島にはない)、
冬になると、

どーんと園芸コーナーに柑橘類が並びだした。

しかし、シークワーサーはない・・・。

そこで、見つけたのがスダチだす。
@1180なり。

育たなかったとしても、諦めがつくこの価格。
いいよねぇ・・・。


ちなみに、私の手による庭造り?には
近所のMご夫婦も、
「うっ、これが菜園コーナー・・・。」と
言葉に詰まるくらい、未だに才能がない。

なんせ、これまでマンション住まい、
だから、鉢植え専門だったし、

その鉢植えも、
旦那いわく「野趣あふれるって言えば聞こえがいいけどね。」
という状態だった。

庭全体は当然、プロに頼んだ。

最初は、
旦那「俺がやったるぜぇ!」なんて言っていたが、
芝生を植えるんでも
がれきを取り除いて、
土を入れ替えて、
芝生を張って、
砂を撒いて  って結構やることがあるのを知って、
すぐにギブアップ。

職人さんたちが何をするのかを見ながら
勉強したつもりだったんだけど、
土を入れ替えるだけでも結構大変。

おまけに、家の前はすぐ海だから、
風や塩害に耐えられる植物でないといけないんだけど、
植物の知識がまだ備わってない。

そのうえ、美的にコーナー作るなんて
まだまだ遠い先の話。


ということで、園芸、これまた、この地で学習せねばならない課題なのです。


2008/01/22

便利なTsutaya Discas

DVDレンタルの話。

我が家の辺りは衛星放送とスカパーしかTVは映らない。

さらに、スカパーの海外ドラマ、映画は同じものを1週間に何度も放映するし、

リアルタイムニュースも30分ごとに同じニュースを放送している。



衛星放送とかも飽きるんだよねぇ。



おまけに、熱帯低気圧とかがくると、その映像もストップする。


だから、DVDは結構需要大なの。



奄美にはTsutayaも他のレンタルビデオ屋もあるんだよ。

だけど、奄美の我が家からはわざわざ行くことになる。



だから、今はTsutaya Discasの会員。

1か月2000円ちょっと。

ネットでオーダーできて、郵便で配達されてくる。

1回、2DVD。

見たら、また郵便で返送し、

受領確認が終わるとまた借りるの繰り返しで、

1か月の制限枚数なし。



ただし、奄美みたいな離島じゃなければ配送が宅急便になるから、このサイクルがもっと短いんだけどね。

http://www.discas.net/

東京にいたときは使う気にはならなったけど、

奄美に住んでからは大変ありがたく活用させてもらってます。



ちなみに、当然、Amazonも大活躍。

DVDもわざわざ借りに行くのを億劫がってるんだから
欲しいのが決まってる本とか当然、Amazonで買う。

さらに、ホーム&キッチンとか、本以外のものも
結構買うようになった。

だってさ、「何を買っても1500円以上なら送料無料」って
島暮らしだとすっごい魅力的なの。


楽天だと送料がかかるけど、Amazonならかからない。
この差は何度も買うと結構大きいんです。

でも、こんなに便利なAmazonなのに、島民認知度は低いんだよ。
うー、もったいない。

ということで、奄美の皆さん、

一度はAmazonのサイトを見てみましょう。
http://www.amazon.co.jp/

2008/01/21

ヤスデ

昨日:47匹。

今日:69匹。
雨が朝、降ったから、昨日より多かった。

さらに、怖いものを見ちゃった・・・。


それはね、・・・

ヤスデが潜んでるところ。

庭と家の間にはコンクリートを打っていて、
その間際まで芝生が生えている。

このコンクリートと芝生の間。

いるなんてもんじゃない、
1か所につき3~5匹くらい、
さらに3cm間隔ぐらいで、寄り添っている箇所がある。

芝生のそこに潜ってて、
虫ばさみではほじくり返して退治することは断念。
コンクリートの長さは約20m。
潜んでいるやつを数えるのも、すぐにギブアップ。

粉殺虫剤を「これでもか!」ってくらい、
コンクリートと芝生の間に散布した。

地元民からは「ヤスデってコンクリートが大好き!」って
よく聞いてたけど、
コンクリートの上にまで上がってくるのは、
すっごく少なくて、
芝生で日陰になる+湿ってるところの方が絶対好きだって
確信をもった一日でした。


パパイヤ

奄美はパパイヤを野菜として食べる。

漬物
炒め物  なんか。
色はグリーンで、硬いんだよ。

でもって、所謂、パパイヤは「フルーツパパイヤ」って呼ばれるんだよ。


パパイヤは、こんな感じでどこでも見かける。
つまり、畑以外でも、いろんな家の庭に結構あるってこと。
実が付き出したのは、去年の秋口。
でも、いまだになってる。
「いったい、いつが収穫時期なのか」って思っちゃうよね。
で、わからないのが、
「野菜として食べるパパイヤとフルーツパパイヤは、
もともと種類が違うのか、
それとも、熟し切ったらフルーツパパイヤで、
早めに収穫しちゃうのが野菜パパイヤなの???」 ってこと。

うーん、まだ謎は解明されていない・・・。


2008/01/20

タコ取りおじさん

海がないでいるときは、こんな小型の手漕ぎボートのおじさんたちがうちの前の海に繰り出してくる。

水中メガネと呼べばいいのか、
(筒状になっていて、
下がガラスで海面から
海の中を覗けるやつ)
足で櫂をこぎながら、
真剣に海の中を見ている。

引っ越してきたころは、
「きっと、さざえを取っているに違いない」
(だって、奄美にはサザエがいっぱい)と
勝手に思い込んでいたが、
島民のみなさんによれば、
「タコを取っている」とのこと。

家の前の海は当然、夏の間に結構隈なく泳いで、
海の中も結構真剣に見ていたが、
タコなんざぁ一度も見かけていない。

ちなみに、小魚系熱帯魚をはじめ
ブダイ
そのお友達、
サンゴ
ウニ
ナマコ  なんかは当然確認済み。

シュノーケリングの方が、船の上から無理な姿勢で獲物を探すより
よく見えると思うんだが・・・。

まだまだ、地元っ子にはなれない観察眼しかないんです・・・。




春一番?

本州のみなさんは大寒波のせいで、さぞかし寒い思いをしているのでしょう・・・。

沖縄も九州も雨模様。


ところがどっこい、奄美は・・・

へへ、いい天気でしょう!

気温も4時現在で22度だよん。
半そでTシャツの上にペラペラのユニクロフリースで
十分にあったかいざんす。

日本列島が雪にまみれているというのに、
ここは東京で言えば「5月くらい」ってところ。

風も冬特有の東シナ海から吹く北風でなくて、
太平洋からの南風。

しかし、!!!

風はすこぶる強い。

天気がこんなんだと、外にパぁーっと洗濯物を干したんだが、
2回も物干しざおが吹っ飛び、洗濯し直す羽目に陥った。


暖かい強風なんで、思わず3月下旬から4月にかけて東京で吹きまくる
「春一番」を思い出しちゃいました。
いつもだったら、この風は花粉症の私を撃沈させるんだけど、
ここは花粉症知らずの島。
洗濯ものが吹き飛んだ以外は、すこぶる快適な一日でございましたぞ。




2008/01/19

ヤスデ回収結果

昨日:8匹。

今日:
朝は22匹。
今、104匹。  しめて、126匹。

別に今日、急に増えたわけじゃなくて、ちょっと怖いことしちゃったせい。


それはね・・・、

竹箒で芝生をカリカリしちゃった。

潜んでいたやつとか、他界してるんだけど芝生の根っこにいて見えなかったやつが
全部表に!
きゃーっ!

おまけに、いつ死んだのかわからないクワガタとかセミとかも出てきちゃった。

掃除はまめにしないとね。


博物館

引っ越して約半年、やっと博物館に行ってみた。

何で今まで行かなかったというと、

島民友達「博物館?
あそこは面白くないよ。」

「うーん、何が展示してあるわけじゃぁないし・・・」  などという
意見を拝聴していたから。


「まぁ、寒くなって、やることなくなってから行けばいいや」
ということで、これまで延び延びになってたんだわさ。


博物館は旧名瀬市の市立博物館。
http://www.city.amami.lg.jp/naze/museum/museum/museum.html

名瀬の町はずれとでもいう、長浜町の先端にある。

何と、総工費が5.5億円。
「箱ものだねぇ・・・」と思いつつ、中に入る。


奄美のほかの施設と変わらず、手作り感いっぱいの展示だった。

でも、期待以上、あるいは博物館で新たにゲットした知識は、

1)西郷隆盛は、合計3回奄美諸島に流されていた。

近所に最初に流された時の家があるんで、
奄美にゆかりがあるのは知ってたけど。



ちなみに、これ、近所の西郷さんち。




2)今まで”生”を見ていない動物の剥製があった。

アマミノクロウサギ 3匹
ビデオ以外で見たのは初めて。
思った以上に小ぶりで、かわいい。

いつまでたっても確認できていない、ルリカケス
剥製のせいか、ルリ色があまりはっきりしていない。
ちょっと色がついた、小ぶりのカラスってところか・・・。

イノシシ
食べたけど、見たことない。


3)生きているのをまだ見ていない、稀少なかえるくん達

世界一美しいって言われる、イシカワカエルとかが飼われてる。


4)海洋生物に対する新知識

毒カニがいるんだって。
はく製も飾ってあるから、よく見て覚えておかないと。
ちなみに、島に来てから食べる甲殻類は、サザエ、伊勢海老、セミエビで、
カニは本州の冷凍ものしか食べていない。

展示してある貝もいっぱいあって、
水族館よりもわかりやすかったかも。
ただし、生態については水族館の方が当然上。


5)昔の島の生活/歴史

農機具とか、釣り竿とかがわんさか展示してあって、
それなりに説明も充実してた。

もうすこし、突っ込んで説明してほしいと思ったのは、

「何で琉球王国に支配されるようになったの?」

「”サトウキビ地獄”って言われる、
薩摩藩の圧政はどんなふうにひどかったの?
(具体例が少なすぎてイメージできない)」

「江戸時代に仏教が普及しなくて、
明治維新に宣教師到来ですごい勢いでキリスト教が
普及したのはな~ぜ?
(ちなみにどんな小さな集落でも教会はあるんだよね)」

  ってところでしょうか?


奄美の歴史本って、ほとんど出回ってないし
(資料が少ないのかも)、
あっても買う気にならないくらい高いから、
未だ知識不足だったのが、少し補われた気がします。

と考えると、@300は安いかも。

今度は図書館だぁ!






2008/01/17

島のおやつ - ふくらかん


この焼酎一升瓶の間にあるものは、
一体何でしょう?



正体がわかる人は相当の奄美通です。




答え:ふくらかん



奄美の代表的なスイーツだす。
蒸しパンの一種と言えましょう。





これまでスイーツと言えば「買うもの」だった。
だから、奄美に来てから自家製スイーツがすーっと出てくるのには結構驚いただす。
だって、自分で作るんだすよ。


この写真のふくらかんだって、
我が家での新年会(といってもただの飲み会か?)に
番屋の女将が作ってきてくれたもの。



私「へ?作ってきてくれたの?
せっかくお店が休みなんだから(水曜日は定休日だからね)、
気を使ってくれてなくてもいいのに
(実はふくらかん以外にもいろいろ差し入れてもらった)」


おかみ「あら、簡単よ。
---レシピ説明---
黒糖と小麦粉、XXXを混ぜて、
蒸すだけなんだから。」


***おかみへ***


いつもきちんと説明してくれるのに、
聞き手の私はいつもその時には
半ば出来上がっているので、
レシピをきちんと思い出せません。


まいど、すみません。ぺこ。


(島の宴会風景)
ちなみにもっと出来上がっていたこの二人は、
一升瓶を飲み干し、
二人でインチメートな世界を作っていました。



***************



でも、説明を聞いた時でも内容は詳細には覚えていないものの、
「う、めんどいかも・・・」と直感したんだわさ。

で、レシピをちゃんと知りたい人は↓を参考にしてくださいね。


http://www.amamipark.com/ryori/recipe.html



ということで、奄美の巷で売っているふくらかんは

観光客
わたしのような物ぐさ人間のためで、


勤勉な島民のみなさんは、すっごく気軽に作っちゃうのでした。

ヤスデ

朝:8匹。

ついに終わったかと思ったのも束の間、

夕:59匹。

ということで、しめて67匹。

今日、気がついたが、大きいサイズに交じって
ちびこいのが結構いた。

こいつら、夏生まれ?
それとも・・・。

だいたい、ヤスデって何年生きるんだぁ?



2008/01/16

いつが旬なの?島バナナ

奄美に引っ越してしばらく経ってから頂いた「島バナナ」。

これまでのバナナ概念を根底から変えるくらい、美味しかったんだわさ。

でも、その時、島バナナは「恐ろしく高級品」だってことも知ったんよ。
だって、1房(と言っても、所謂1房じゃなくて、一枝って言うべきかも)の値段は、
@6500-8500。
キロにして2,500円って言うから、驚きだった。

このすさまじく高い理由は、
1本のバナナから1房しか出荷できないから。
詳しいお話は↓を参考にしてね。
http://www.synapse.ne.jp/kudamono/banana/banana.htm


でも!である。

この3週間くらいで、ひと房@398なんてのを見かけるようになった。
島のあらゆるスーパーに売ってるんじゃないけどね。

「え~っ、値段が20分の1じゃん!」

ということで、さっそく買ったし、

東京から来てた友達にも
「これ、すっごい美味しんだよ。
でも、完全に黄色くなって、もう腐っちゃうって間際まで
吊るしておくんだよ。」 なーんて、島通発言までしちゃった。


で、我が家でも食べたんだわさ。

でも、微妙に味が違うんだよね。
秋口?(といっても夏のような気温だったけど)に食べたのとは。
今、食べてるのは、「ちょっと酸味がある、普通のモンキーバナナ」に近い。
あの、鮮烈でジューシーさに欠けるんだわさ。

う~、やっと買う気になる値段になったと思ったけど、

値段が下がった
=もう高級品じゃない
=高級品として売れなかった残り?

そーか、こーゆーことだったんね・・・。 と、ひとり勝手な思い込みで納得してしまいました。


冬の旬野菜 - にんにく葉

最近、八百屋、スーパーで大量に見かける野菜、


それは、にんにく葉。



地元では”フル”と呼ばれている。




商品名に”にんにく葉”って書いてある。
本州で見かける葉ニンニクと何がどう違うのかは不明・・・。





で、どう料理するかなんだけど、
地元民は口を揃えて
「炒め物!
じゃなかったら、油ソーメンに入れる。」



でも、我が家で一番のヒット料理?は「胡麻和え」なんだわさ。


そのほかには、

マーボー豆腐に”にら”の代わりに入れる(にらより美味しい)、
豚しゃぶに”にら”の代わりに入れる(にらより美味しい)、



要は”にら”っぽいんだけど、香りと歯ごたえがにら以上なんだわさ。



今は旬だから、どばーって入っていて、@198-@398(要は量の問題)くらいで買える。
東京でいう、にらの束を10個ぐらいにした量。


奄美はこーゆー”濃い”野菜がいっぱい安くあるからいいんだわさ。

2008/01/15

ヤスデ

本日は

朝:25匹

今:85匹

しめて110匹。



「産卵しちゃぁ困る!」と思っていたが・・・

どうやら一般的には夏に産卵するらしい。
でもって、「孵化したやつが地中から出てきて活動するのが秋」って
書いてあるサイトが多いんだけど・・・。

間違いなく今見てるのは「成虫」にしか見えない。
だって、でかいもん。

で、最近見かける生ヤスデたちは、日中
芝生に頭?を突っ込んでる。
ただし、体全部が隠れてるわけじゃないので、
「頭隠して尻隠さず」の見本みたい。

で、”生ノリ”というか”きくらげ”というか、
ふにゃふにゃした物体が芝生に散在してたので、
「ひょっとしてヤスデの卵かぁ???」と思って
しばし除去に追われました。

でも、どのサイトを見ても、さすがにヤスデの卵の写真は
出ていない。
あの”ふにゃふにゃの物体X“は何者なのか???

うーっ、またわからないことが増えた・・・。


失業保険給付は終了

奄美に引っ越してから、毎月もらってた失業保険給付も今日でおしまい。
勤続25年だったから、5か月もらってました。

でも、残念ながら、このもらってた失業保険金総額と
去年の地方税として世田谷区に今月まで納めないといけない住民税はほぼ同額。
うぇ~ん(泣)

奄美に引っ越してからは地方行政にありがたみも感じるし、
税金は町民の義務なんて思うけど、
世田谷区にはねぇ・・・。
ごみの収集以外に世話になった感が全くしないだわさ。
それでも、払わないといけないんだからやんなっちゃう。

これから、仕事を辞めようと思っている皆さん、

「退職金とか失業保険とかあるもん」なんて思ってると
結構な金額の地方税がやめた後も追ってきます。
くれぐれもお忘れなきようにね。


で、奄美で仕事を探そうなんて思ってる皆さん、

ハローワークに5か月通った限りでの求人トップ3は、

薬剤師
介護士
生保・損保の外務員(=営業)

ここまでは¥30万~50万/月ぐらい出る、奄美では超高給な求人。

その他のメージャー求人は、

現場監督
土木作業員
スーパー/飲食店のホール/調理
レジ

要は、東京とか大阪とかで言う、ガテン、アルバイトニュース系が多く、
月給も7万円~15万円くらいだす。

それも求人が多い名瀬とかは家賃が高いから、
持家がないと結構、この給料だと大変みたい。
名瀬以外は家賃は安くても、求人はないし。

ということで、雇用環境は激しく厳しいでっせ。

IターンとかUターンの人は、ハローワークに最初は通っても
最終的には農業、観光系で自営に踏み切る人が多いのもうなずけます。


ちなみに、ハローワークで見つけた、奄美ならではの仕事は、

マングローブカヤックのガイド(夏だけの季節バイト)
マングースバスターズ隊員(マングース駆除のために山を駆け回る)
昆虫飼育&解剖(生態系を確認するためらしい)

上記はお給料はすっごく安いけど、都会では得られない仕事でっせ。


2008/01/14

お花見シーズン到来

先週ぐらいに開花宣言が地元新聞に出てた。

それはね、緋寒桜。
最近は寒緋(かんひ)桜って呼び変えたらしい。



奄美の名所は近所の峠。
これは、裏山にある長雲峠。

メッカと言われる?本茶峠に比べると、
ほんのちょっとしかないけど、
こじんまり咲いてました。


お次は桜のメッカ、本茶峠。
結構、花見の車が出てて、
今までこの林道?を通ってて
車とすれ違ったことなんかなかったけど、
今日は別。
こんなに対向車を見たのは初めてだったざんす。
さくら自体は4分咲きってところでしょうか。
開花宣言が出て、既に1週間くらい経つのに、
まだまだこれからって感じ。
本州のソメイヨシノだったら、こーはいかないよね。
何といっても、さくらの命は短い!
1週間といったら、既に散ってまっせ。
で、花見の光景も本州とは違う。
靖国神社や上野周辺で見られる、陣取りなんてまるでなし。
ちゃんと花見用にテーブル/椅子が完備されているにも
かかわらず、お弁当を広げて食べていたのは
初老のご夫婦1組だけ。
喧噪とは全く無縁の状態でした。
で、この桜の色に注目してほしい。
ホワイトピンクじゃなくて、ショッキングピンク。
さすが南国!でしょ。
遠目で見ると、どーみても”桃色”なので、
桜には見えない。
絶対、桃の花と間違う。
でも、そばでじーと見ると、形は桜なんだよね。
咲く期間も色も違う、南国桜でした。

ヤスデ回収結果

本日は42匹。
うち、生存が9割。

うぇー!だよね。

でも、うちだけじゃなさそう。
今日、大浜海岸のタラソに行ったら、駐車場の周りにも
生ヤスデを数匹、轢き殺されたやつ多数発見。

いつになったら、シーズンオフになることやら。

ブンタン

奄美は今、柑橘フルーツの大シーズン。

相変わらず種類が特定できない数々のミカンたちに加え、
ポンカン、伊予かん(この島でもそー呼ぶのかどーか不明)に加え、
巨大なグレープフルーツのようなブンタン(文旦)が出回っている。

ブンタンは高知県が有名らしいんだけど、
東京では千疋屋とか紀伊国屋とかの高級フルーツ屋を除くと
殆ど出回らないから、我が家としては当然
今年がブンタンデビュー。

隣にあるミカンと比べると、その大きさは一目瞭然。

こんなに大きいのに、地元スーパーだと@198なんだわさ。

まぁ、東京とか大阪とかに出荷されるやつとは
何かが違うんだろうけど、都会デビューした
ブンタンは知らないから、気にしない、
気にしない。


でもって、いざ切ってみると、



おー!オレンジだぁ!

グレープフルーツの身よりもちょっと堅めだけど、
糖度はグレープフルーツ以上。

でも、デビューしたてなので、
これがポピュラーなのか、
あるいは異種なのか、
今の私には特定できません。

ただ、言えることと言えば、
この厚手の皮、
捨てちゃぁもったいない。
(でも、今回は捨てちゃった。
神様、許して)

そーなんです。
マーマレードにするのが運命と言えましょう。

ということで、次回の宿題がまた増えました。


ブンタンとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3

2008/01/13

新しい店探索

空港から国道で我が家に向かう途中に、”用安(ようあん)”っていう
リゾートエリアがあって、1ヶ月ちょっと前に新しい店がオープンした。


奄美に住んでると、滅多に新しい店なんか出現しないんで
「絶対に一度は行かなきゃ」と思いつつも、年を越してから
やっと探索に出かけた。


場所はばしゃ山っていう、奄美では高級リゾートホテルのそば。
お店は「きょらうみ工房」っていう。
http://amamisweet.seesaa.net/

ちゃんとお店に窯をもってるピザとパスタとスイーツの店だわさ。


お店の雰囲気は超ナイス。

奄美ではこれだけの雰囲気があるところは他にないでしょう。

表参道や六本木、青山あたりにあるイタリアンを
目の前海~って場所に持ってきた感じ。

これまでオーシャンビューを見ながらの食事はティダムーンがベストだと思ってたけど、ロケーションはこっちの方が勝ってるね。




だって、ほら、こんな感じ。

今までアジアリゾート、沖縄、石垣、八重山諸島なんかを結構回ったけど、これだけのロケーションに
”ガラス張り”のレストランはなかった気がする。

だってさ、ガラス張り=掃除はすこぶる大変、
朝一番でガラスを磨いても、ちょっとでも雨が降ろうもんなら、あっという間に汚れちゃうんだわさ。

でもって、ここは隣は真っ白の砂浜だから、なおさらすごそうだゾ。
スタッフの人は大変だぁ・・・。


旦那はパスタランチ、私はピザランチを食した。
ピザは当然窯で焼いたばかりのやつ。
やっぱ、できたては美味しいね。

難点をひとつ言うと、ピザの具材。

冷凍のちびっこい海老とかがのってた。

どーせなら、島の食材で頑張ればいいのに、
だってさ、すこぶるでかい”水イカ”とか、
トロピカルオレンジ色をした奄美のシッタカこと、”とびんにゃ”とか
超ヘルシー味(=渋い、苦い)の島ハーブ野菜(誰もハーブとは認識してないが)とか
ピザと言わず、イタリアンには持ってこいの食材は結構あるからね。



で、どこの店にもまねできないのが、これ!

サトウキビから黒糖をお店で作ってるんだよ~ん。

すっごいねぇ。

都会人の皆様はサトウキビのお姿なんか知らないと思うけど、手前に寝そべってる竹竿みたいなのが
かの有名なサトウキビざんす。

それを粉々に割いて、煮詰めるだわさ。

できたての黒糖がお店の前に置いてあって、
試食させてくれるんだけど、
やっぱ、出来たてはうまいのなんのって。
なにも加えてない、天然素材には勝てませんって。

ヤスデ回収結果

昨日:85匹。

本日:61匹。
今日は気温が若干下がったせいか(でも20度以上ある)、
生きてるのが多かったとか。

回収数は減少に転じているものの、
ブームは去ったとはまだ言い切る自信はありません。

2008/01/11

本日のヤスデ回収結果

例によって、旦那は朝一番でヤスデチェックを開始した。
このヤスデチェック、我が家では”虫取り”と命名している。

さらに、旦那は回収したヤスデの数を趣味のように毎日数えている。
どうやら、一度数え始めると止まらないらしい。

私「今日は何匹だったの?(”何が”と言わなくても、もはや通じる)」

旦那「85匹。
でもさ、今日のは60匹くらいが生きてたんだぜぇ!」

私たち夫婦、最初にヤスデと対面したときは、どっちが殺して処分するかで
もめたが、今や生きているのを見ても驚きもしない。
たった2か月でこーも人間、慣れちゃうんだから怖いよねぇ・・・。


で、いつ芝生の巣穴と思しきものを壊滅するかを討議していたところに、
造園屋さんが育ちきらなかった植木の交換に来た。

今までのヤスデ騒動を一通り話したあと、

私「芝生に穴が空いてるところがあって、そこにヤスデが巣を作ってるみたいなんだけど・・・」

造園屋さん「へ?芝生に巣穴?
うーん、そんな話は聞いたことないな。
ヤスデは枯れ草とかの日が当らないところに住んでるから、
芝生には巣は作らないはずだよ。」

でもって、造園屋さんにその穴を見てもらう。
さすが、造園屋さん!
穴ができてる芝生を軽くめくってみる。

やっぱ、ヤスデはいなかった。

造園屋さん「カニとかが穴を作ることはあるんだけどね。」

何と、庭に蟹かぁ!


相談のうえ、その穴には砂を詰めることにしたんだけど、
ヤスデの巣ではないことはわかった。

今日、庭の芝生を悠長に歩いていたヤスデは一体どこから来たんだぁ???


ヤスデ、復活か?

何もしない旦那と言っていたが、朝のごみ捨てと
そのついでに家の周りにあるヤスデの死骸を回収している。

年末から年始にかけては、旦那曰く「今日は10匹」とか言っていたが、
ここ数日また回収数が増加傾向に。

今朝は、
旦那「おーい、95匹だったぞ!」

日中、玄関土間に1匹出没!

そこで、夫婦揃って外回りの観察実施。

さらに、夕方、玄関土間と勝手口土間にそれぞれ1匹出没!
うーん、今朝の分も合わせると、120匹以上!

ヤスデのブームは10~12月じゃなかったの?

もっとぞっとすることに、出現し始めの頃は
裏山から降りてきて、我が家の玄関回り(=道路側)にいたのが、
今は、庭(=海側)に多く出現する。

それも、芝生悠長に這ってる生のヤスデ君がいたりするんだよねぇ・・・。

石の割れ目や、芝生の中に巣を作るって聞いたけど、
ひょっとして、我が家の庭(=芝生)に巣作りしてるわけ???

絶対、そんなの許せない。

だってさ、春先(=4~6月)には生まれたやつが出没するんだって。
それも1匹の親から150~300個の卵産むって言うから恐怖だよねぇ。

芝生に粉殺虫剤をまんべんなく撒く気にはならなかったけど、
卵を産む前に退治しないと。

でもね、産卵時期を調べたがいつ産むのかいまだ不明なんだよね。
手遅れになってなきゃいいんだけど。

ついでに書くと、殺虫剤は何がいいのかを調べてたら、
家で飼っているマニアックな人々が結構いるのがわかったんだわさ。
「産卵した!」って喜んでるの。

うーん、そんなに飼いたいんだったら、いくらでもあげるのに。

ちなみに、台湾から沖縄に渡って来たヤスデが奄美に上陸したのは
とあるペンションの庭の芝生が沖縄から運ばれたのが最初らしい。
(どこまでホントかわからない地元民情報)

ということで、ヤスデが嫌いな人は、沖縄(すでに奄美もやばいかも)から
土がついた植物を運ぶ時に十分注意して下さいまし。

2008/01/09

風邪引いて思っちゃったこと

ここ数日はワンダフルな天候。
あったかいし、風は微風だし、晴れてるし。

しかし、不覚にも風邪をひいた。

インフルエンザじゃない、ふつーの風邪なんだが、
東京にいたときは「どこで感染したんだ?」なんて考えたって
感染場所が特定するなんて不可能。

だって、会社、駅、地下鉄の中、居酒屋・・・。
あらゆる所が該当するもんね。

でも、ここ奄美、まして我が家のある付近は
不特定多数で人が集まる場所はすっごい限定される。
名瀬の街中以外だったら、空港、ビッグ2、奄美パークぐらい。

でもって、私の場合は、どーやら、名瀬にあるダイエーに行った時にもらったようだ。

で、天気もいいのに、ベッドでだらだらしてて思ったこと。

それは「食」の確保。
わが亭主は家事能力ゼロのうえに、全くもってやる気もない。
これまでに旦那が作ったものと言えば、
インスタントラーメン、
そば/そーめん、
レトルトお粥 くらいなもの。

だから、東京にいたときに私が具合が悪くなった時は
マンションの上の階に住んでいる友人宅で面倒を見てもらうか、
近くの飲食店に旦那ひとりで食べに行って、帰りにコンビニでお粥パックを買ってくるか、
ピザ、中華、何でもありの出前になった。

でもさ、ここ、奄美では「出前」なんていうサービスは皆無。
(名瀬はわかりませんが・・・)

いちばん近いコンビニ(といっても地場コンビニ)は車で10分かかる。
おまけに亭主は東京を去る2ヶ月前に免許取消なんかになったから
(詳しい事情は我が家の恥なので割愛しますけどね)、
車を運転するのは私一人。

うーん、元気でいないと結構つらいよね。
といっても、冷凍食品やおすそ分けでもらった魚なんかがあるから
2~3日買い物に行かなくても何とかなるけどね。
やっぱ、日頃の準備が大事!なーんて思っちゃいました。

うー、***も咲いたって言うし、天気もいいから早く治さないとね。

2008/01/07

今日はばっちり晴れだぁ

今朝はこんな朝焼けから始まった。


最近は天気がずっと悪かったんで、
太陽光線バリバリの寝室のブラインドも
下ろさず寝ていたら、
「げ、まぶし!」

で、目が覚める。



東京では
深夜の暴飲暴食に夜更かし三昧で
体にいいことを何一つしてなかったのに、



奄美に来たら、
太陽が上ると目が覚めて、
太陽が沈むと夜ごはんを食べて、
夏は泳ぎ、カヤックを漕ぎ、
冬はタラソに行くなんて、超健康生活をしている。



でもって、これが今現在の天気。



ちょっとガスってるけど、昨日に続いて久々の晴れ間だよ~ん。
気温も22度あるし、風も微風。



対岸でカヤックしている人もいる。
(我が家は根性なしなので、冬はお休み)





奄美はやっぱ、こーじゃないとね。

2008/01/06

奄美の生姜は最高!

去年の夏に引っ越してきた時は、
「奄美には国産生姜が売ってな~い!」 と叫んでいたが・・・。

実は奄美では生姜を作ってたんですねぇ。
単に獲れる時期じゃなかったから
売ってなかっただけみたい。
今は地元スーパーで信じられないくらいの量が入った
地場生姜がたんまり売ってる。

新鮮な生姜って、手で擦ってると「ぺりっ」て皮が剥けちゃうんだよ。
東京で買ってた生姜たちは確かに国産だったけど、
長期冷蔵?保存されてたものらしく、
皮むきとかでないと剥けなかったのにね。

うーん、やっぱ、旬って大事なんだわ!とつくづく感じちゃいます。
東京のスーパーだったら、季節外れのものでも簡単に手に入っちゃうけど、
奄美だと旬じゃないものは殆ど出回らない。
逆を言うと、いつも旬のものを食べることになる。

不便と感じるか、幸せと感じるか?
さて、皆さんはどっち?



2008/01/05

奄美の冬景色

年末から、ずーっとこんな天気。
曇り時々雨、たまに晴れ間。
「冬はよく雨が降る」って聞いてたけど
ほんとによく降る。
でも、雨の降り方は東京とかの梅雨とは違うんだよね。
ざーっと降って、すぐに止んで、またざーっ。
気温の低い雨季って感じ。
風も冬の方が、夏の低気圧よりもずっと強いんだわさ。
先日、東京から来ていた友人が、
「襟裳岬が一番の強風体験だったけど、奄美の風の方が強いよ。」って言ってた。
気温は18度くらいなんだけど、
この風がすごい勢いで体感温度を下げるんだわさ。
だから、外に出るときはフリースとかを中に着て、
その上に風を通さないブルゾンとかを着ることになる。
といっても、暑がりの旦那は
Tシャツの上にぺらぺらのウィンドブレーカーで平気らしい。
それに、半そでの中学生がいる隣に、
ダウンジャケットのおねえちゃんとかが歩いてて、
どれが一番季節に相応しいカッコなのか判断に迷うのが島でっせ。

2008/01/04

奄美のお正月料理

年越し蕎麦も、お重も、お雑煮も、黒豆も伊達巻もないんだよねぇ、ここは。

三献(さんごん)っていうお椀2種&お刺身と、
http://kohjohcho.exblog.jp/7898239/
豚のスペアリブの煮物がメインディッシュなんだって。
これらを大みそかからお正月にかけて食べ続けるらしい。

豚のスペアリブ煮物はご近所さんからおすそ分けしてもらった。
奄美版筑前煮ってところでしょうか。
昨日の集落主催の「年の祝い」の主役のおばあさま方が三献は召し上がっていた。

鹿児島本土はお重もお雑煮もあるけど三献はないっていうから、
奄美独特の食文化みたいだね。

年末におせちの予約受付を盛大にしていたのはダイエーだけだったのが
うなずけちゃう。
東京にいた時はどこもかしこも「○×料理長の作るおせち」みたいなのが
氾濫していたけど、どーやらここ奄美では各家庭でお母さんががんばって
三献や煮物を全部用意するみたい。

なんだか、すごいタイムスリップした感じだけど、ほのぼのしちゃいます。

2008/01/03

集落の新春イベント

元旦の10時には、「拝賀式」なる儀式があって、
その後に集落内を走る駅伝大会があった(らしい)。
東京から友人たちが来ていたので、元旦イベントはうっかりパスしちゃった。
残念!来年は出るぞぉ!

でもって、今日は町で「成人式」、集落で「年の祝い」があった。
成人式は帰省している時期にやっちゃうんだよね。
でも我が家は成人式は出なかったので、残念ながらその模様はわかりません。

年の祝いは、ご長寿祝いのことで、
大正生まれの年女の方々を集落全体でお祝いする。
(今年は年男の該当者はいなかったみたい)

集落プリント(回覧されない回覧板みたいなもの。全イベント、連絡事項が
書いてあって、月1回常会長さんが各戸に配ってくれる)には
ちゃんと年の祝いのことも書いてあったんだけど
うっかり忘れちゃってた。
たまたま集落の郵便局に年賀状を出しに行った時に
集落公民館の前を通りがかって、「出ればぁ?」ということになり
そのまま便乗。

公民館のステージには、でかでかと「年の祝い」の垂れ幕がかかり、
宴会セットはすでに万端の状態。
会費は世帯2000円で、婦人会が朝10時から準備してたんだって。
偉いよねぇ・・・。

お祝いの言葉とかのフォーマル式辞が終わると余興タイムに突入。
しまうた
フラダンス
フラメンコ など、技に覚えのある人々が代わる代わる場を盛り上げる。
手作り感満載ってところ。

出し物が終わると、カラオケへ。

私「ねぇ、みんなカラオケうまいけどさ、
この辺にはカラオケボックスとかないけど、
みんなどこで歌ってるの?」

集落のご婦人「みんな、ハンディタイプのを持ってるのよ。
だから、家で死ぬほどマイマイクで歌って練習してるわけ。」

なるへそ、そーゆーことですか!
場所がなくても、物が売ってなくても、
島ならではの楽しみ方があるってもんです。

一通りカラオケが終わると、最後はやっぱ全員で踊りでっせ。
アップテンポの「六調(ろくちょう)」で締めくくり。

新年早々、地元絆結束の現場を見た日でした。

2008/01/02

明けましておめでとうございます

日の出の写真です。

でも、 残念ながら、奄美では初日は拝めませんでした。
(これは夏の日の出の様子だす)

日本海で大雪が降る時は、奄美も天気が悪いようだす。
まぁ、日本海と東シナ海は繋がってるから、
冬型の大陸からの寒波の影響をもろ受けるんだす。

大みそかくらいから気温がすごく下がり始め、
今現在は室温17度。
青空が見えたと思うと、すぐに雲に覆われ、
さらに雨が突然降ってくるという、大変忙しい天気になってます。

昨晩は東京に帰る飛行機が危うく欠航になる寸前でしたぞ。
台風の季節だけが問題になるわけじゃなくて、
「冬は冬で欠航することもあるんだぁ!」と驚いてしまいました。


何はともあれ、明けましておめでとうございました。
皆様にとって、よい年でありますように。