2007/12/28

なんて偉い年末のゴミ回収

奄美のごみ回収は東京よりも親切。
資源ごみは月1回の回収だけど、
燃えるごみは、水曜日を除く平日全部。
燃えないゴミは、水曜日。

でもって、最近の大疑問は

「年末はいつまでゴミの回収に来てくれるんだろう???」

だって、ゴミステーションにも何も書いてないし、
集落のプリント*にも全く触れられていない。

東京だったら、もう資源ごみとはとっくの昔に年内回収終了、
燃えるゴミだって、たぶん今日ぐらいが最終じゃないかな。


ついに役所に電話して聞いた。

だんな「年末の回収はいつまでですかぁ?」

役場「31日までです。」

だんな「年始は?」

役場「4日からです。」

すっごい、元旦から3が日だけが休みなだけ。
働きもんだよねぇ・・・。


***余談***
集落のプリント*とは

回覧板なるものはここには存在しない、
常会長さんが各家庭用にプリントしてくれるんだよね。
なんて親切!

2007/12/27

初日の出は絶望的?

「元旦はやっぱ、南の島の初日の出だよね、うふふ」な~んて考えてた。

だってさ、東京だと、「初日の出を美しく見よう」なんて思っても
どこ行っても渋滞だし、人は多いし・・・。

でも、奄美だと回りは全部海だし、朝日が上がる太平洋側に行くんだって、
車で20分もあれば十分だもん。

まだ、奄美に住む前に、お正月に来た時、「用」っていう集落の近くに
泊まってて、初日の出を海に見に行ったら、集落の人々が
朝日を見ながら酒盛りしてた。

「おたくたちも仲間に入れば?」なんて言ってくれちゃって、
つい便乗しちゃいましたよ。
奄美っていいよねぇ。


だも、来年はねぇ・・・
天気予報だと、「気圧の谷間に当たって、天気悪し」だって。
引っ越して初めてのお正月だっていうのにね。
やっぱ、日頃の行いが悪すぎる???

う~、


2007/12/26

奄美の冬景色


奄美の典型的な冬景色です。
すっごい北東の風が吹いて、
(今日は4メートルの波)
窓ガラスはあっという間に汚れて、
窓は風でミシミシいい、
外に出れば
髪の毛はすごい勢いでボサボサになり、
洗濯物は外へは干せず、
でも、気温は20度以上あるんだよね。

2007/12/24

Merry Chirstmas!

今日の奄美はWhite Christmas、ならぬrainy Christmasだす。

もともと、クリスマスっぽい雰囲気は皆無の亜熱帯だけど、こんなヒイラギは裏山の森に自然に咲いているんだよね。

「う~、似つかわしくない。」なんて思ってたら、
この植物、結構南に育つらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8A

誰がヒイラギをクリスマスデコレーションにしたんだろうか???


2007/12/23

奄美でクリスマスグッズを買うなら

うふふ、我が家のツリーだす。


東京ではマンション暮らしだったから、
クリスマスツリーは飾るところもしまうところもなかった。

だから、奄美に引っ越したら、
「絶対大きなツリーを買うぞぉ!」と思ってたんだ。


で、ツリー自体はAmazonで購入。
飾りは全て、名瀬のダイソーで買った。

なぜなら・・・


クリスマスグッズを大量に扱っているのは、
100円均一ショップだけなんだよねぇ・・・、この島では。
(少なくとも私が見た限り)

東京の自由が丘あたりだと、ありとあらゆる雑貨屋が
「これでもか!」ってくらい、このシーズンがんばってたけど。

奄美では、あんまりお店ではがんばってない。
(少なくとも私が見た限り)
たぶん、在庫リスクが高いんだろうなぁ・・・。

でも、おかげで、安くいろんなものがゲットできました。
100均さまさまでっせ。

2007/12/20

歌う石碑


近所に変わった石碑がある。

一見すると、普通の石碑なんだが・・・
真ん中の平らになっている石版の拡大写真がこれ。



下に赤いボタンがあるでしょ。
これを押すと、歌が流れるんだよ。
それも特大スピーカーで。
「島のブルース」って曲。
無論、タダで聴けます。
ぜひ、一度押してみてください。
うふふ。


2007/12/19

鹿児島市探検

今回は半日、ミサワホームのお手入れ講座に出ていたので、


観光らしい観光はパス。





桜島は鹿児島市内の目と鼻の先にあったんだけどね。


残念。次回は絶対行くぞー!

この写真は、照国神社の上にある、城山公園の展望台から。

ホテルがたまたま公園のふもとにあったんで、歩いて登った。

さらに、徒歩で公園内遊歩道を制覇。

2時間くらいかな。

その間には、西郷隆盛が最後にこもった洞窟とかもあるぞ。

日頃の運動不足のせいか、結構歩き応えがありましたぞ。

鹿児島市内を散策してて思ったのは、

市電、市バスとかが縦横無尽に走っていて便利、

でも、市内の至る所にあるらしい銭湯系温泉(@360)には車がないとダメ。

(少なくとも我が家は到達できず)

もったいないよねぇ・・・。

別府とかだとかなり簡単にアクセスできるのにさ。

ちなみに「るるぶ」とかには、これらの温泉情報は記載されていない。

奄美に住んでる特権かもしれないけど、鹿児島専門の温泉雑誌で見ただけで、

市内の観光マップとかにも載ってない。

食べ物のお勧めは、

黒豚せいろ蒸し  http://www.karen-ja.or.jp/shop/index_karen.html

黒豚しゃぶしゃぶは家でも作れるけど、せいろ蒸しはできないからね。


さばも絶品だったさわさ。
「長島萬サバ」って言うんだって。
くるくる回る回転寿司に入ったんだけど、
寿司は大撃沈の甘味に住んでるせいか
その他のネタも大満足でした。

それと盛蔵 http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000631152.html
手打ち蕎麦を4か月ぶりに食べたぞぉ!
奄美では食べられないもんね。




2007/12/18

指宿の温泉質は最高!

指宿へは

鹿児島空港~鹿児島中央駅:リムジンバス、1200円、40分くらい

鹿児島中央駅~指宿駅:JR九州、1時間くらい、800円くらいだったかな?

で到着。


駅前から商店街が続くんだが、






今までに見た中では、一番の”シャッター商店街”。








車も殆ど通らないし、人っ子ひとり歩いてない。

うー、すごいさびれ方・・・。
でも、気を取り直して、海に面してある”砂蒸し温泉 砂防”へ歩いて向う。
時間にして、ちんたらで10分くらいかな。



これが、指宿が誇る砂蒸し温泉。

同様の施設は、隣駅の山川にもあるんだって。


海辺の砂浜で、砂蒸しができるのは引き潮のときだけ。
後は、このテントのような砂むし場で、砂まみれになる。

料金は内湯の入力料込で900円。

ただし、砂蒸しまみれになるときに頭に巻く温泉タオルは別だからね。
でもって、感激したのは砂蒸しだけじゃなくて、内湯の温泉。
すごいんだよ~、ホント。
美容液みたいなんだよね。
”美肌効果抜群!”とか言って、もっと売りだせばいいのに。
温泉のすごさはホテルでも同じだった。
ホテル自体はがんばってるけど、老朽化には逆らえないなぁ・・・って感じだったけど。
でも、指宿の町中じゃぁ見られない開聞岳も見れたし、
海がどーんと真正面にある露天風呂も良かったし。
ま、合格点でしょう。
駅前には足湯コーナーなんかもあってさ、
電車を待ってる間、足を入れてリラックスできちゃったりする。
すっかりさびれちゃったイメージだけど、
でもさ、こんな温泉、来なきゃ損だと思うよ。
ちなみに以前に栄えていたのは、新婚旅行ブームって聞いたから相当前ってことだよね。
その間、世間からは置き去りにされちゃったってことだよね?
旅行雑誌やTV番組は、ホテルのファシリティや目新しさだけでなくて、古くから湯治場のあるようなところも見るべきだよね。
だって、湯治場って温泉そのものが勝負できるところでしょ?
日本の偉大なる資産だわさ。

鹿児島に上陸!

今まで九州と言えば、
福岡
対馬
長崎
別府
熊本  には行ったけど、

鹿児島は奄美に来る時に、直行便が満席で経由をした折に
空港に行っただけだった。

でもって、引っ越してからも行ってなかった。
奄美から鹿児島って300キロ以上離れてるからね。
東京~名古屋の距離だわさ。

飛行機だと離島者割引を使っても、片道16,000円以上。
時間にして50分くらい。
船だと、奄美/鹿児島ともに夜出航、朝到着。
金額にして片道9000円くらいらしい。

だから、同じ鹿児島県内にもかかわらず、
「ちょっと行ってくるぜ!」って気軽な感じにはならんのだよ。


で、今回は年末に切れちゃうJALマイレージの消化 プラス
ミサワホームのお手入れ講座なるものに出席する ついでに
「鹿児島の温泉に行こう!」ということで
2泊3日で初上陸しちゃった。

行先は
指宿
鹿児島市内。


でもって、行ってきた感想は、

***鹿児島の温泉はすごいぞぉ!
「あるってもんじゃないし、お湯も場所で違うじゃん。
別府に負けてちゃだめじゃん!」

「指宿って砂風呂だけじゃないじゃん。
温泉はまるで美容液のお湯だわさ!」


***鹿児島市って、結構でかいじゃん!
「三越があるんだぁ!」
「ユニクロもディズニーショップもあるじゃん」

「鹿児島湾って、東京の風景をもっと小型にして
自然を増やして、
海水をきれいにしたって感じ」


***おいしいものを食べるんだったら、やっぱり奄美じゃなくて鹿児島だぁ!
「黒豚って、もう最高!」
「デバチカ食材は鹿児島でもゲットできるぞ!」
「手打ち蕎麦も鹿児島で食べられるぞ!」


***奄美に劣らず、そーとー県はプロモーションが下手だわさ!

乗ったタクシーの運転手さんが、
「”どげんかせんといかん”は鹿児島弁なんだけど、
宮崎に乗っ取られちゃったよ。
県庁まで観光コースにしたてちゃって偉いよねぇ。
それに比べて、鹿児島県は何もしてない。
給料返せ!って思っちゃうよねぇ・・・」と言っていたのが印象的。


それぞれの詳しいお話は追ってね!


2007/12/14

最近の天然花はフヨウだ!


やたら咲いてるんだよね、この花。
それも、庭とか公園とかじゃなくて、
思いっきり野趣溢れるこんな感じで。
誰も来ない山道とかでもわんさか咲いてる。
一般的には7月~10月らしいけど、
この1か月くらいで急に目立つようになった。

ハイビスカスとかと同じ種類らしいけど、
可憐でか細い雰囲気が漂ってて、
とてもいい感じなんだわさ。
風流だよねぇ・・・。




噂の京太郎スペシャルショーがやって来た!

奄美に来てから、気がついた芸能人のコンサートは

グレー
前川清 と
この京太郎

前川清は、名瀬の商店街で買い物をした時に
前売り割引券1500円をもらった。
行かなかったけどね。

で、この京太郎ショー。
リゾートホテルのティダムーンが主催で、昨日から日曜日までやってる。
ティダムーンの社長と専務と仲良しになったことから、お誘いを受けた。

「大阪から追っかけのおばさまたちが来るんですよ。」

ひぇー!

一度は見たかった、追っかけおばさまたち。
東京では一度も見る機会がなかったけど、まさかこの奄美で見れるなんて!

ということで、京太郎とその追っかけおばさまたちを見に行くことにした。


会場はティダムーンのレストランで、特設ステージができていた。

いた、いた、いた~!
おばさまたち。

着物で正装してる。


「大阪で京太郎ブランドの着物や京太郎が薦めた大島紬を買ってくださった
お得様の中には熱烈ファンが結構いらして・・・」


生まれて初めての演歌歌手?コンサートだったけど、
結構面白い。

京太郎ショーは
前半が日本舞踊を小さい時から習っていたとかで女装姿。
色っぽいんだよねぇ、これが。

後半は氷川キヨシみたいな感じだった。

おばさまたちの黄色い声援が飛び交い、
京太郎もおばさまたちに愛想を振りまき、
すっごく和やかにショーは終わりました。


奄美とかに住まなかったら、生涯、お目にかかることもなかった
京太郎ですが、おばさまたちが熱烈追っかけをする理由を
少し垣間見た気がした夜でした。

2007/12/13

足長クモの正体、パートⅡ

すごい新事実!(といっても、素人が知らないだけの旧知かも)

何と、Mizumaさんがダニの仲間だと教えてくれました。

10cmもあるダニがいるのかぁ???
触覚で獲物の体液を吸うんだとか!

凄すぎる!
でも、ヤスデを襲ってくれるんだったら、感謝かも。
だって、このヤスデ大量出没時期に初めて見たんだもん。

誰か、こいつが何を狙うのか、知っている人いますかぁ?

昨日の虹

一昨日も昨日も信じられないくらい、ビューティフルな日でした。
暖かかったし(12月だけど20度以上)、湿度も低かったし。

で、昨日、お天気雨が降った後、こんなに身近に虹が出ました。










足長クモの正体

すっごい足の長いクモがいるって、11/30に書いたけど、http://naotomasumi.blogspot.com/2007/11/blog-post_7873.html

つい最近まで岩手の山の中、今は東京に住んでる人がわざわざ教えてくれました。

********
俗称「メクラグモ」です。(今や御法度名)
 一番長い足? でツンツン何かを探りながら歩くので、この名が付いたのでしょう。
********

「そーか、歩きながら何かを探すために、触覚みたいになってるんだ」と
妙に納得しちゃいました。

Oさん、ご丁寧にありがとうございました!

2007/12/12

高気密住宅でよかったぁ

ヤスデが土間に侵入するんで、
ミサワホームにどこから侵入するのか見てもらった。

だってさ、近所のMさん宅とかは、2階の寝室で見ちゃったんだって。
不在中に2階まで上がってきちゃったみたい。

我が家は今のところ、土間だけで済んでるけど、
ベッドの上でいつのまにかヤスデが添い寝してるなんて
考えただけで「ぞぞっ」だもん。


ミサワホーム「じゃぁ、まず床下収納の下を見てみましょう。」

床下収納部分の下は、家の構造部分で、
全部繋がってるんだよ。

懐中電灯で照らしてみて、光が洩れるようだとそこが侵入経路になる。
この床下構造以外からの虫の侵入は、窓やドアなどの開口部以外は
ないのが高気密住宅なんだよね。
普通の木造住宅だと、床下に大きな通風孔があったり、
フローリングの継ぎ目とかから入ってくるんだわさ。

ミサワホーム「大丈夫ですね。
光は漏れてません。
まぁ、もしいたら、床が動くぐらいいるはずですからね。
ということは、土間の開口部を空けているときに入って来たんでしょう。」


うー、最近はヤスデが入らないように、土間の窓や扉はほとんど
開けないようにしていたのに・・・。
ほんのちょっとの隙に入り込んで、夜まで隠れるんだぁ。
くそ!

ということで、開口部を中心に粉殺虫剤を撒くことにした。

ちなみに、旦那と意見が合わなかった粉殺虫剤、
粉を撒く私の意見で最終決着となった。

ミサワホームに「家の周りには撒いといた方がいいですよ。
雨除けの中にある通気孔は入りにくい構造でも、多少は入ります。
巣を作られないためには、粉殺虫剤は周囲に撒いた方がいいです。」

雨除けっていうのは、家の外壁の下にある返しのこと。
この返しの中に結構、蜘蛛、ヤスデなんかが日中隠れてたり、
風をよけてたりするだわさ。

でも、この返しがあるおかげで、ヤスデやごきぶりが外壁を
上ってくることはない。
安心、安心。
あってうれしい、雨除けだす。

で、土台構造の換気のために、この返しの中に通気孔があるんだって。
この穴をふさいじゃうと、カビとかが発生するから
ふさぐわけにはいかないもんね。


粉殺虫剤は自然環境にはよくないけど、
ヤスデが大量発生する2か月は許してもらおう。

この粉にまみれて他界したヤスデ以外の虫も大勢いるんですよ。
コオロギ、巨大蜘蛛、それにゲンゴロウかサツマゴキブリかわかんなかったやつ。
おかげで、ゲンゴロウでないことは判明しました。



2007/12/11

やっと山羊の写真が撮れた

奄美には野生化した山羊がいるんだよ。

もともとは飼い主がいて、
乳を飲んで、
お肉として食べるために飼われていたらしい。

名物料理に山羊汁なんてのもあるしね。
匂いが相当きついらしく、我が家はまだ未経験だけどね。


で、何度か近所の裏山にいるのを見かけたんだよね。

車で山を走っていると、ひょって出てくるんだわさ。


でもって、やっとカメラを持っているときに遭遇した。

車で近付いてもにげないのだよ。

ソテツの実と思しきやつを真剣に食べてたざんす。


可愛いんだけど、

この山羊たち、相当問題になっているらしい。

何でも、飼い主が高齢化しちゃって、飼いきれずに野生化しちゃったらしい。

それで、野生化した山羊が植物をがんがん食べるんで、山の赤土が流れちゃうんだって。

詳しくは、http://mediajam.info/topic/241673

みなさん、動植物の放置はだめですよ。

2007/12/09

加湿器って本当にいるの?

島に来て、みんなが欲しがる島ならではの家電は”除湿機”なんだよね。
だって、湿度は年中高い。

洗濯ものを室内干しするときに、除湿機があると助かるってよく聞くし。

梅雨の時期に半月閉め切ってた別荘族Mさん宅は、緑の絨毯になったって。

雨が降った後に、わが家の芝生にきのことか生えてるし。

コンクリートが湿ってると、わんさかヤスデは来るし。

乾燥しちゃうエアコン暖房使う気温にはまだまだならないし。


島に2軒あるヤマダ電機、ベスト電器の両方に置いてあるんだけど、
誰が買うんだろう???って思ってる。

ちなみにストーブとかこたつとかも、もう売ってるけど、
これもまだまだ要らないと思うよ。

だって、まだ日中は20度前後まで気温は上がるからね。

でも、「2年目から奄美の冬は寒いって感じるようになるよ。」って
言われてます。

あってよかった、浴室乾燥機

当初、奄美では全く必要だと感じていなかった。
東京にいたときにも付いていて、すごく使っていたにも拘わらず。

だから、設計段階でも、

ミサワホーム「ユニットバスだから、浴室乾燥機も付けときましょう。」

私「え、要るの?
だって、晴れたらすごい太陽光線じゃない?」

ミサワ「いや、あった方がいいと思いますよ。」

私「ふーん、
ま、そこまでおっしゃるなら・・・」

ということで、つけることになった。


夏の間は当然使うことはなかった。
何といっても、外に干せば2時間以内に確実に乾く。


でもさ、12月に入って気温が下がってきて、
太陽光線も日に日に弱くなると・・・。

便利なんだよね、浴室乾燥機って。

東京みたいに冬だからといって、乾燥するわけじゃぁない。
それに、気温が下がったっていったって、暖房するほどじゃぁない。
何といっても、室温は20度以上ある。

だから、室内干ししてても、”からっと”乾いた状態にはならないの。
外に干しても、太陽光線が弱くなって乾きが遅くなった分、
曇り時々晴れぐらいだと潮風に当たる時間が長くなるから、
余計に乾きにくくなるんだな。


ドラム式の洗濯乾燥機を使ってるんだけど、
乾燥時間はなぜか東京で使っていた時よりも長くなるだよね。
「最後のひと乾き」みたいに、外に干していた洗濯物を
完全乾燥させようとしたら3時間以上かかってしまった。


ということで、最近は浴室乾燥機も結構使ってます。

2007/12/07

イノシシ、食したぞ

冷凍庫で眠っていた、頂きもののイノシシ肉のブロック。

奄美に生息する、琉球イノシシである。
本州のイノシシに比べて、小ぶりなんだって。

ここでは、禁猟期間を除くと、
山の道とかで鉄砲をもった殿方を見かけちゃったりするんだな。

でもって、ボタン鍋とかでは食べないらしい。

で、どうしたらいいもんか???と悩み続けて、3か月。
そろそろなんとかせなぁーあかん!ということで、

ご近所のIターン漁師&ダイビングガイドに相談。

「やっぱ、薄切りにして塩を振って焼くのが一番!」ということになった。

ということで、イノシシを食す会を開催したが・・・。


しかし!である。

当日、実際に解凍してみると、そりゃぁ見事な塊だったざんす。
それも皮つき!

ガイドのお兄さん「こりゃぁ、薄切りは無理だな。」

私「えーっ!そーしたら、どーすればいいの?」

漁師のお兄さん「地元民はお澄まし仕立ての汁にするんだよ。」

私「へっ?沖永良部あたりでよく出される、豚のお澄ましのイノシシバージョン?」

お兄さんたち「そーそー、それと同じ」

ということで、この日はイノシシは断念し、
あくの抜き方を聞いて、丸一日水を換えながら茹でる。

でもさ、茹であがったイノシシは、相変わらずブロックのまま。

「やっぱ、あかん。
コンソメならいざしらず、豚やイノシシのお澄ましはとーぶん無理だぁ・・・」


とうことで、トン汁ならぬ、イノシシみそ仕立てのスープとなりました。
具材はトン汁と同じ。

でもって、肉は柔らかく、
トン汁よりも脂っこくなくて食べやすいんだけど、
あまりに茹で過ぎたせいか、お肉自体の味はほとんどわかりませんでした。

こーして、チャレンジはまだまだ続くのであります。


2007/12/06

冬支度 - 洗濯干し場の引越

冬ったって、相変わらず日中は20度くらいあるからね。
紅葉もしないし・・・。
木枯らしが吹くわけじゃないし・・・。
底冷えすることなんかないし・・・。

だから、季節が変わったって感じるのは、

太陽の位置/ビーム光線の弱さ
・・・これは明らか。
日照時間の短さは東京にいたときと同じだし。

風の向き
・・・完全に北東からに変わった。
夏の間は南西一本やりだったのが、完全に逆になる。


で、この風向きのせいで、洗濯干場の位置を変えることにした。
今までは我が家の北側に置いてたんだけど、
風で支柱が倒れる、倒れる、倒れる~!の連続になった。

11月の終わり頃から、北東の風が吹くと、
すごい、すごい、すごい~!の強風。
だから、どんなに晴れていても外に干すと、
すぐ支柱が倒れて、ヤスデ騒ぎもあったから
再度洗い直し!なんてことが多発。

でも、晴れてるのに外に干せないなんて悔しすぎるから、
干場を南側に移動することにした。

東京にいたときに、
洗濯物を干す場所を季節によって変えるなんてことは
全くなかったけどさ。

この島では、見事なぐらい夏と冬で風向きが違うからね。
それも窓ガラスとかがミシミシいったりするするぐらい、強い風だからね。

これも島暮らししてからの初経験だす。

2007/12/05

シイラの刺身はなかなか食べれないぞ

シイラのお刺身がおいしいって以前書いたけど、
島のどこでも食べられるわけじゃぁないらしい。

島では、マグロも養殖してるから、トロとかも破格で
食べられるけど、冬のシイラはそんなもんじゃない。

「超うま!」でっせ。


シイラは年中釣れるらしいけど、美味しくなるのは冬。
わが家の前の龍郷湾に波とともに入ってくるとか。

でも、魚群探知機では探せないんだと。
海面のすぐ下を泳いでいるんだけど、群れじゃないから
引っかからないらしい。

だから、誰かがシイラ取りに海に出てると、
「せーのっ!」って感じで一斉に船が出るらしい。


でも、でも、このシイラ。
日持ちがしないから、
市場価格では200~300円@一匹くらいの超安値。

だから、シイラを釣った漁師さんは市場で売らないで、
ご近所に配っちゃうことが多いんだって。
うふふ、うちも近所の特権でもらっちゃったもんね。

スーパーとかで見かけるシイラは刺身でなくて、切り身が中心。


ということで、お刺身でシイラを食べる機会があった人は、「超ラッキー!」でっせ。


2007/12/04

男女同席せず?

種おろしとか、集落や地元民の宴会に乱入したときとかに、
「あれぇ~?」と思ったことがある。

それは、宴席が男女別だってこと。

東京では、同僚も上司/部下もクライアントも友人も
数では圧倒的に男が多かったから、
宴会となれば男衆の間に女が交るのが当たり前。
(正確にいえば、宴会奉行をやっていたかもしれない)

でも、男女混合の宴席は別に合コンじゃなくても、私じゃなくても
みんなそうだと思う。

夫婦で同席する宴会は、否が応でもペアだったし。

地元民とIターン者/別荘族なんかが入り混じる宴会だと、
男女入り交じり席だったし。


だから、生粋島育ち宴席では見事に男席と女席に分かれるのに
結構びっくりした。

私「いつも、男と女の席は別れるの?」

地元奥さん「そーよ。何か変?」

私「えー、別れて座る方が変だと思うけど。」

地元奥さん「だって、女同士のほうが愉しいじゃない?」

ということらしい。


ある集落の忘年会なんかは、2日に渡って行われたらしいが、
初日:男だけの宴会
2日目:女だけの宴会  だったんだって。


うーん、どうしてそーなるんだろう???

別れて坐るのは、

旦那がアルコール(当然黒糖焼酎)を飲んで、
奥さんがお茶で我慢して、
奥さんが運転して帰るから

アルコール飲酒席と
ノンアルコール席  なんだろーなーぁと初めは思ってた。


でも、別々で宴会するとなると、この理論は通用しない。


この島の女性は、私みたいに

クダは捲く、
絡む、
叫ぶ、
宴会場でも寝る  みたいな、

お下品な行為は殿方の前では見せないと
心に決めた淑女達なんだろうか?

うーん、悩む、悩む・・・

物置は作るべきか?

東京ではマンション暮らし。
そのマンションには、1畳分のトランクルーム=物置が付いていた。
その中には、キャンプ用品、海用グッズ、釣り竿、ガーデニンググッズなんかが入っていた。

だから、「外に入れるものはそんなに変らないもんね。」と思って、
今の家を建てる時も1畳分のトランクルームは作った。

ところが、奄美に引っ越してから買ったものが結構多いんだな。

<増えたもの>
キャンプ用テーブル、ディレクターチェア
・・・庭で宴会をするんでも、東京の時と違い、1回の宴会での参加者は10人以上。
だけど、ホテルみたいに常時外に置いておくには、外は風が強すぎるんだよね。
だから、しまえるものが大事だったの。

ガーデニンググッズ
・・・東京で使っていたような、ちびこいシャベルとかじゃダメなの。
土とかもベランダ菜園じゃないから、使う量が違う。

海用グッズ
・・・都会から遊びに来る人もいるから、フィンとかマスクとかが増えた。
それに、海に行くのにいちいちバッグとかにしまったりしないし。
ランドリーボックスにそのまま入れて持って行くのが一番。

<都会では絶対使わなかったもの>
高圧洗浄機
・・・低気圧とかが来ると、あっという間に窓や車が汚れる。
東京にいたときには、外から水をジャブジャブかけて窓を洗うなんて
発想はなかったけど、ここではちまちま窓を拭くなんて考えられない。
これがあるのとないのでは、労力に雲泥の差が出るぞ。

ペンキ類
・・・ペンキが剥げるのが早いとは聞いていたけど。
海の潮風がすごい勢いでペンキを劣化させるんだよね。
8月に買った外置き木製ガーデンテーブルとかチェアは、
11月にはかなりみすぼらしい色合いになったぞ。

竹箒
・・・熊手の超でかいやつ。
ビッグ2で最初に見た時は、「こんなマニアックなもんはいらないもんね。」と
思ってたけど、ヤスデ騒動から落ち葉を掃除するようになって
「絶対に要る!」ようになった。

無数のバケツ
・・・100円ショップのバケツを大小合わせていろいろ買った。
すっごく便利。
海での収穫物を入れたり、
庭でバーベキューをする時の一時ゴミ箱にしたりしている。


だから、既に1畳のトランクルームはいっぱいになってる。

で、未だに悩んでるのが物置。

だってさ、奄美は亜熱帯の虫の宝庫。
だから、どんな虫でも小さな隙間があれば、容赦なく入ってくるんだよね。
物置なんて一種の虫籠状態になるのは、自明の理。
扉を開けた瞬間、「ぎゃー!」なんてことになるんだわさ。

ということで、今はコンテナーを使ってる。
でも、これからも島ならではの巨大グッズは増えるんだろうなぁ・・・。

2007/12/03

ヤスデ伝説

治まったと思ったヤスデが再び来襲してきた。

で、最近、その対処法で旦那と意見が分かれる。

旦那「隣のN氏が駐車場スペースに粉殺虫剤を撒いたら、200匹死んでたんだって。」

私「やっぱ、薬を撒くと効果あるんだよ。」

旦那「そーかなぁ?
だって、薬が雨で流されちゃった海側の庭にはほとんどいないぞ。」

私「それって、薬がないから死なないでどっかに隠れちゃっただけじゃないの?」

旦那「やっぱり、あの粉薬はヤスデを呼ぶんだよ。」

私「えーっ、違うって。
薬の上を通ったヤスデが死ぬから、目立つだけだってば!」

ということで、粉殺虫剤を更に撒くかどうかで、目下論争中である。


ちなみに隣は前回の来襲時は不在だった。
奄美に戻ってきてから、どの位侵入していたかを聞いたら、

N氏「すごかったんだってね。
でも、家の中で死んでたのは5匹ぐらいだったよ。」

うー、だって、その時は裏山の造成壁を流れるようにヤスデは降りて来たんだよ。

だから、殺虫剤がなければどっかに潜んでるだけじゃないの???


でも、旦那、N夫妻とも、「粉殺虫剤って、ヤスデを呼ぶんじゃないの?
だって、撒かないとほとんどみないじゃん。」

ということで、私は形勢不利になっている。


で、本題。

ヤスデにまつわる事件を幾つか聞いた。
真偽の程はわからないけど、結構すごい。

ヤスデの奄美上陸は平成3~4年らしい。
たった15年くらいで、こんな話が出るんだから
相当生活に根付いちゃったってことか?


事件1
夜、布団で寝ていたら、耳の中にヤスデが入って、中耳炎になった。

事件2
夜、トンネルを車で走っていると、壁がうごめいていた。

事件3
文化センターの床は黒い絨毯になっていた。

事件4
大量に発生したヤスデを回収して燃やしたら、ヤスデのガスが発生して
(ヤスデは脅威を感じるとガスを出す)、そのガスで死んだ人がいる。

事件4は絶対嘘だと思うけど、どこまで本当なんでしょうかねぇ・・・



そんなに簡単じゃない自然観察

この間、裏山の自然観察の森に行った時に、

ガイドのUさんに「珍しい花が咲いてますよ。」って教えてもらった。

何でも地元新聞も取材に来ようとしてるとか。


Uさん「花に見えないんですよねぇ。」


せっかくだから、場所を教えてもらって見に行ったんだが・・・。

素人目にはいくら探してもわからないのでした。


集落の人々は「すごくよく見かける」って言うんだけど、
我が家は引っ越してきて4か月経つのに、未だにお姿を拝見していない「ルリカケス」。

県の鳥で、本当に瑠璃色をしているらしい。

先日、やっと鳴き声だけは聞いたんだが。
(ちなみに外見の美しさとはまるで違う、ギャーギャーっていう声なんだよ)

一体、何時になったらお目にかかれるんだろうか???

つきあげ

島の名物。
すっごく大きい。
横にある卵が小さく見えるでしょ。
これを切らずに食べるのが島流なんだって。
温めなおすときにトースターをつかったのが失敗で、ちょっと焦げちゃった。
次回から電子レンジにしよう。
で、今まで”つきあげ”は、さつま揚げの島言葉だと思い込んでいた。
ところが、違ったんだよねぇ。
白身魚のすり身だけなのが”つきあげ”で、
魚以外の具を入れたのが”さつま揚げ”なんだって。
”かまぼこ”と”はんぺん”の間ぐらいの歯ごたえがあって、
ボリュームもあるから結構お腹いっぱいになる。
我が家は生姜と一緒に頂きました。