2007/12/07

イノシシ、食したぞ

冷凍庫で眠っていた、頂きもののイノシシ肉のブロック。

奄美に生息する、琉球イノシシである。
本州のイノシシに比べて、小ぶりなんだって。

ここでは、禁猟期間を除くと、
山の道とかで鉄砲をもった殿方を見かけちゃったりするんだな。

でもって、ボタン鍋とかでは食べないらしい。

で、どうしたらいいもんか???と悩み続けて、3か月。
そろそろなんとかせなぁーあかん!ということで、

ご近所のIターン漁師&ダイビングガイドに相談。

「やっぱ、薄切りにして塩を振って焼くのが一番!」ということになった。

ということで、イノシシを食す会を開催したが・・・。


しかし!である。

当日、実際に解凍してみると、そりゃぁ見事な塊だったざんす。
それも皮つき!

ガイドのお兄さん「こりゃぁ、薄切りは無理だな。」

私「えーっ!そーしたら、どーすればいいの?」

漁師のお兄さん「地元民はお澄まし仕立ての汁にするんだよ。」

私「へっ?沖永良部あたりでよく出される、豚のお澄ましのイノシシバージョン?」

お兄さんたち「そーそー、それと同じ」

ということで、この日はイノシシは断念し、
あくの抜き方を聞いて、丸一日水を換えながら茹でる。

でもさ、茹であがったイノシシは、相変わらずブロックのまま。

「やっぱ、あかん。
コンソメならいざしらず、豚やイノシシのお澄ましはとーぶん無理だぁ・・・」


とうことで、トン汁ならぬ、イノシシみそ仕立てのスープとなりました。
具材はトン汁と同じ。

でもって、肉は柔らかく、
トン汁よりも脂っこくなくて食べやすいんだけど、
あまりに茹で過ぎたせいか、お肉自体の味はほとんどわかりませんでした。

こーして、チャレンジはまだまだ続くのであります。


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