2010/11/30

一難去って・・・

また一難にならんといいですが・・・

何がっていうと、


・・・・・・・・・・・・今日は雨


「家は無事?」なーんてメールが届いた。

そー、オーシャンビューの我が家は

家の中にいると、海側ばっかり見てることになる。



激しい雨&赤土が流れてることだけは認識してたけど、

山側は見てない・・・

そー、

前回の豪雨は山側の窓を開けた時に初めて

土砂崩れを起こしてることがわかったってのーで

玄関を開けてチェック。


あーあー、

流しきれなかった道路脇の赤土は雨に溶けて、



裏山のがけ崩れ部分には小川が・・・




この程度の雨では激しく崩れることはないと思うけど

側溝は赤土が詰まりきってるので

道路が小川になる可能性はありかも。



無茶な開発は地球にも人間にも動物にもいいこと

ありません。

(埋め立て地に住んでる人間が言えた義理ではないですけど・・・)


雨音をチェックしたかったら、↓
(今回は大したこと、ありませんけど)


2010/11/28

カヤックのお稽古~泳いだぞぉ

豪雨災害後、初のカヤックのお稽古 。

もう11月も終わりかけてるっていうのに、

まだやるか?とお思いでしょうが

まだやります!


場所はカヤックの先生、GONのホームグランド、節田海岸。

パートナーは前回デビューしたNO子ちゃんと

初チャレンジのK子ちゃん。






何故か二人ともウェットスーツ着用。
私もなんだけどね。
「きゃー、すごい、サンゴだらけだぁ!!!」と
漕ぐのも片手間状態だったNO子ちゃん。
「全く見る余裕、ありましぇ~ん!」状態のK子ちゃん。
対象的な二人でしたが、無事、上陸。



「泳ぐんだぁ・・・」と言うGONをそのままビーチに残し、
いざ、シュノーケリングへ。
そりゃぁ、ちっとは冷たかったですが、
海はこんな感じで




カメもいたし。↓の中にいます。
(認識テストみたい。)

30分くらいのシュノーケリングが、50分も泳いでました。
すっかり冷え切って陸に上がると、
GONがあったかいコーヒーを入れてくれてました。

サザエも1つ見つけたし。

戻りの海は黄金色。
そりゃぁ、綺麗でしたわ。




極めつけは、サンセット直前。


車のCMに使いたいくらい。
どうでしょ?

2010/11/26

最近のお困り昆虫

亜熱帯の奄美もさすがに少しずつ寒くなってる。

今は、室温で23度。

ということは、虫も活発じゃぁなくなるはず・・・



でもねぇ、そんなことはないんです。

去年まで困りに困ったヤスデなんか、今、トップシーズン。

おかげさまで、我が家近辺は今年は殆ど見かけませんが。


だから、油断してたんだなぁ。

朝、庭に出るテラスの異変に気付くと




拡大すると正体がわかります。

お食事前後の方にはお勧めしませんが。





どう見ても、イトミミズ。

でも、イトミミズは水中に住む生物だから別物。


それが、テラスで”干物化”してた。

昨日はなかったのに、一夜にしてざっと50匹以上。

ちなみに、数える気にはとてもなりません。




以前も発生したことがあるから、

「ぎゃーっ!」

「あげーっつ!」とかの奇声音はもう発しませんでしたが、

水洗いしていた途中に、

「うげーっ!」


何と、壁にも張り付いてる・・・・。

こいつら、壁を登るんかいな?

やめてくれ~~~~っ!



ちなみに、干物化したイトミミズもどきはタイルに張り付いてるので

箒で掃いちゃうなーんてことはできず

ひたすら、タイル洗いです。

2010/11/23

滅茶っ、楽しいお祭り!

国交省移住ツアーに随行していたので、しばし


中断しておりましたが、再開でっす。



ツアー中に、宇検村の芦検(あしけん)という集落行事に


お邪魔しました。


行事は「ムチモレ踊り」。



参加する前は、龍郷の種おろしと同じ豊年祭の


一種で、「種おろし」とは呼ばないだけだと思ってました。


島の南方面の人に「種おろしってあるの?」って聞くと、


「何、それ?」とか「ない」とかの返事が帰ってきたからなんだけどね。




でも、種おろしとは全くの別物でしたよ。


百聞は一見に如かず!映像をご覧あれ。






70歳前後のおばさまたちの歌声で踊る、青年・壮年の


殿方のご衣裳に注目あれ!



語源は「餅もらい」らしく、大和村の湯湾釜集落の


イベントっぽく書いてあるもんが大半。


でもって、宇検村の芦検集落のモチムレが


湯湾釜と同じ内容なのかは???んだけど、


とにかく愉快でしたわ。




ご興味のある方は、旧暦10/16に宇検村芦検へ


是非、お越しくださいませ。楽しいよーん。


2010/11/18

旬の野菜

いろいろあるんだけど、

今日は↓これ!!!





なーんと、マツタケざんす。

韓国産じゃぁありませんよ。

正真署名の奄美産!

奄美はマツタケが取れるんよ。


そして、お値段も素敵ときてる。

10個以上入ってるこのパックで¥1980.-也。


香りが内地モノに負けるとか言われても、

内地のマツタケの香りを移住後の長い間、

記憶に留めるほど食したわけじゃぁないので

分かりませ~ん。



そして、ここでは、一口しか食べれないなんて

ことはない(=だって、量が多いもん)ので、

マツタケの味も記憶も奄美産になっていくので

あります。うふふ。

2010/11/16

復旧作業の続き

最近の奄美はとっても過ごしやすい気候。

暑すぎず、寒すぎず、湿度も低め。

夕焼けもきれいだし。




海を眺めている分には最高ざんすよ。


でも、・・・

山側となると・・・







「だいぶ土もなくなったじゃん。」と言いたいところだが・・・

だって、ここは頑張った部分だもん。


でも、まだまだ続く・・・。






でもって、早くやらんと、




このひび割れ状態の赤土が道路の上に

飛んで行き、

それをダンプが踏んづけて、

そして、再び地面に落ちる・・・の

繰り返しから脱却できん。




あー、そして、問題の側溝・・・




箒の柄を突っ込んでもびくともぜず、

そして、高圧洗浄機でも歯が立たず・・・。


隣の隣のSTOさんが

「こりゃぁ、石とかが詰まってると思いますよ。

手とかでかき出さないとダメですね。」


げ~っ、手を突っ込む!!!



と思うそばから、STOさんが少しかき出し始め・・・



あー、こりゃあいかん。私がやらんと!




でもねぇ、・・・

この側溝入り口、歩道部分を貫通しているから

そーとー長い。


あー、先は長いざんすよ。

2010/11/15

都会では見られない広告

昨日のローカル新聞に載ってた。

「奄美ならでは」じゃぁ、ないんだけどね。

だって、広告対象は鹿児島県全域だからね。


なーにかって言うと、

【狩猟解禁日のお知らせ】

11/15~2/15(一部は3/15)でニホンジカとイノシシの

狩猟が解禁なんだと。



「ふーん、でも、一部のマニアックな人たちのレジャーじゃないの?」

なーんて思っているあなた、

田舎は違いまっせ。

みんな、趣味と食の両立を目指して、

軽トラにビーグルを乗っけて、

ガンガン行くもんね。

ま、野郎連中の冬のレジャーだす。



ちょっと山の中に入れば、

「狩猟注意」

「ワナに注意」の都会じゃ

絶対に見られない告知広告とか、

鉄砲音もするもんね。


ご近所のNZ組も、今年も頑張るのかな。

彼らは前シーズンにイノシシ37頭仕留めて、

さんざんイノシシ料理を食べてましたよ。



ちなみに、奄美の狩猟対象はリュウキュウイノシシで

大和んちゅのイノシシより小ぶりざんす。



奄美でみんな狩猟してるからって、

遊びに来て簡単にできるとは思わんでね。

狩猟者登録しないとダメでーす。

2010/11/14

私の復旧作業

先日の豪雨災害で、本人も家も無事と言ったのに



何を???



それはね、歩道と道路にたまった赤土除去なんすよ。

↓は土砂崩れを起こした次の日。





土砂崩れを起こした10/20の夜に

とりあえず片側通行ができるまで

復旧してました。

すっごい!  


と感動してましたが・・・。








県道の道路も歩道も土砂はぜ~んぶ取り除いてくれました。

深謝です。






でもね・・・


赤土って、黄砂のように舞うんよ。

道路や歩道に残ったほんの少しの赤土は

どんどん細かくなって、

車が通る度に空気中を踊ってました。







そして、


我が家周辺の別荘ブロックの一番端で

ダイビングショップをやっているSTOさんが

ここ数日、高圧洗浄機で

それは丁寧に道路、歩道掃除を始めたざんす。





最初はダイビングショップの前、

そして、行動範囲をどんどん広げ、

何もやらない我が家と新築した隣の間までカバー。







何で何もやらなかったかと自己弁護をすると、


赤土は洗い流さないと取れない
イコール
赤土が海に流れる

でも、それには相当抵抗があるのと

家の前が↓こーゆー状態だから。








いつ、また崩れるかわからんし、

どう対処するのか決まってないみたいだから

まるでやる気がなかったんよ。



しかし、近隣住民の方に我が家の前まで

掃除していただくわけにはいかない。


でもって、昨日と今日の午前中、雨が降ったので

午後、がんばることにした。


何といっても、赤土は乾燥すると

シャベルも入らないほど、硬くなるざんすよ。

でも、水分を含むと粘土のようになる

イコール 柔らかくはなる。



ということで、がんばりました。

5時間、水道を出しっぱなしで、歩道部分を大方除去。


あー、ごめんなさい。

大量の土はそのうち、海に流れます・・・

これまでの3年間、土にはかなり気を使ってきたのに、

これからの人生分、全て洗い流しちゃいました。







でもね、まだ細かいのは残ってる・・・


道路の端に溜まってる土砂までは、手がつけられず。



そして、夕暮れの明かりも消えかかったときに

垂れ流し状態の水道水が我が家の駐車場入り口に

溜まるのをシャベルでかき分けていた時、


「うげーっ!!!ここに側溝があるんじゃん!」


そー、水が最も溜まる部分=最も低い部分には

ちゃんと排水できるようになっていた。




でもね、・・・

土砂が詰まりきってて、完全に塞がれてる。


あげ~っ!

この側溝、どうやって始末したらいいんだぁ・・・


明日からの課題が一つ、増えました。


ということで、復旧作業はまだ数日、続きます。

2010/11/12

もうじき満2歳

何が?って言うと、

奄美群島移住支援サイト ねりやかなや http://www.neriyakanaya.jp を運営する

株式会社ねりやかなや です。


夫が急死し、数か月何も手に付かなくて、

「でも、これじゃぁいけない。何か始めなくては」

で、この世ではもう私しか覚えていない結婚記念日に

会社を設立しました。


そして、その会社を陰ひなたで応援して下さっている方々を

お招きして、ささやかですがこの2年の活動のお祝いを

昨晩、させてもらいました。


場所はムッシューarroserのお店、

bistrot arroserでした。

ムッシューはUターンで、ねりやかなやHPに

プロフィールも載せてもらってます。


総勢27名で、奄美では滅多にない異業種交流会ってところでしょうか。


乾杯はGucci先生。




夫が亡くなった後のメンタルケアに始まり、

会社設立の相談も載ってくれて、

プロフィールも掲載させてもらってます。

深謝。ぺこり。


その後は、参加して下さった方々に自己紹介を

お願いして・・・


トップバッターは北海道からのIターン、まめこちゃん。




自己紹介はずーっと続きます。





結婚したばかりのIターンカップル、MRK家。



私の腕が「こんなに太いと思わなかった」と
強調して下さった奄美のトラさん



うーん、二の腕丸出しの服、着てたもんね。
痩せんといかんなぁ・・・
我らが集落のご婦人TKY姉と
通称、プラダを着た悪魔のMK姉。



いろいろ暴露してくださったYMTさん。



他にも大勢の方に祝って頂きました。
そして、・・・
本当に多くの方々に応援して頂いての今日だと思っています。
みなさま、深謝、深謝、深謝です。

2010/11/11

これって、どうすんだろ?

いい天気がずっと続いていて、

世に言う秋晴れって感じ。


つい最近、凄い災害があったってことは

海の水の透明度が上がってくると

信じられなくなるけど・・・





災害があったという現実はば~んと今も残ってます。

公共施設や道路は発注者や管理責任が

決まってるから、年度末の公共工事のごとく

すごいピッチで復旧してる。

島全体が工事ラッシュって感じで

ダンプの交通量も多くって、

土埃も凄いもんね。


でもって、管理責任は決まってるものの

「どーすんだぁ?」ってのが私有地。


たとえば、我が家の裏の山。

県道を通行止めにした土砂崩れで、

県道は土埃以外はすっかり片付いたもの・・・



私有地部分はそのまんま。

売れてない分譲地も売れた土地も

土と流れ落ちた木に埋まってまっせ。

直接、所有者たちの生活を脅かすものでないから

当然、放置期間は長くなるだろうな。



土砂で埋まった土地の所有者でそのおカネを

払うとなると、揉めるのは想像に難くない・・・。

そのそもがけ崩れが自然発生だけに起因してるのか

土地の造成の仕方が悪かったのかを追求するかで

スタンスが変わるしね。


別に裏山に限った事じゃあなく、

今回の災害は至る所で土砂で埋まってるところが

あるからねぇ・・・。


こーゆーのって、どうやって解決していくんだろ?



田舎の土地をお探しの皆さまへ

風光明媚だけで選んじゃだめですよ。

天災は絶対にやってこない保証はどこにもないからね。

国道とか県道とか、管理責任がはっきりしている道路の

そばだと復旧は早いけど、私道となると完全に

所有者たちで解決しないといけんのですよ。

お気をつけあそばせ。

2010/11/07

種おろし二日目

小雨模様でしたが、決行。

例によって、公民館前で集合。





6:30に集合して、

7:00に出発 ・・・のはずだったけど、

やっぱ、”島時間”です。

出発は大幅に7:00を回りましたよ。うふふ。

なーんとなく人が集まり始めるまで

集落ご重鎮の皆様は島唄を歌いながら

宴会です。


種おろしの進行は、

会場まで歌いながら行進して、

到着して、

一回りの踊り(すいません、何度聞いても覚えられない曲名・・・)をして、

種おろし寄付のご披露。



種おろしの寄付は1年間の集落運営費の大元になります。

もちろん、この寄付の他に自治会費もありますが、

自治会費では最低限のことしかできないこともあり、

集落民は出来る範囲で寄付するのが習わしです。


寄付のご披露の後はお食事。

ま、早い話が食べて、飲む立食パーティーです。


2日目最初のMNT常会のご馳走です。

なんと、朝の9:00から準備してたとか。
料理上手なMNT常会ならではです。


そのあとは、八月踊りの始まりです。


ざっと30分~1時間、踊りまくります。

曲によって、全部振り付けが違うんで

記憶力低下の私は毎回、ステップを思いだす

(覚える?)のが精いっぱい。

でもって、今年は我がKNK常会が種おろしフィナーレ会場。

ご馳走もがんばりました。

といっても、今年は仕事の関係で私はご馳走づくりを

パスしちゃいました。みなさん、すいません。

今年のKNK常会は催しモノ付き。

男性陣ががんばりましたよ。

無事に今年も種おろし終了!

終わりは当然、シンデレラタイムです。

老若男女、みーんな、宵っ張りで盛り上げるのが

最大の集落行事、種おろしでっせ。

そーして、お開きと言いつつ、

最後は恒例の反省会です。

なーにも反省しないんですけどね、この”反省会”は。うふふ

みなさん、お疲れさまでした!

2010/11/06

集落最大イベント、種おろし!

奄美最大のローカルイベントは、何といっても種おろし。

収穫祭とでもいいましょうか。

”種を(蔵から)下ろす”ことが起源らしいが、

今年も種を撒いて収穫できた、

あるいは来年用の種ができたことから来ているらしい。


飲んで歌って、また飲んで夜中まで踊るイベントでっせ。

歌と踊りは当然、奄美の伝統音楽である”島唄”で、

楽器は蛇皮の三味線と”チヂン”と呼ばれる太鼓のみ。


完全に地元集落民による、

集落民のためのイベントざんす。



本当は10月の下旬だったんだけど、

今年はそれどころじゃなかったので、

11/5~11/6で開催。

ちなみに、開催日程は集落で違うし、

名瀬より南は種おろし自体が違うから注意してね。



集落によっては、個別に一軒一軒回るところもあるみたいだけど、

我らが集落は6つの常会(≒自治区)が

それぞれ広場、空き地などにもてなし料理と飲み物を用意し、

お招きを受ける残りの5つの常会人民をもてなすざんす。

ひとつの常会でざっと2時間。

ぜーんぶ回ると、単純計算で12時間かかるんよ。

スタートは7:00PM。


だからねぇ~、一晩じゃ終わんないわけ。

ということで、二晩に分けて

3常会/日にしてるの。




3会場分です。

公民館の前で集合して、

踊りながら会場に向かい、

輪になってひと踊りしてから、

飲んで、

食べて  としていると

六調(ろくちょう)と呼ばれる音楽が始まり

思い思いに踊りまくって、

また飲んで  としていると

輪になって踊る”八月(はちがつ)踊り”の島唄が始まって

ひと通り踊って、その会場を後にして

次の会場に向かうざんす。



そして、今日は二晩目。

小雨が降っているけど、”決行”集落放送が流れたそうなんで

そろそろ出場です。



2010/11/05

奄美応援イベントが東京であるよ

全国のみなさんにご心配頂いた奄美ですが、

復旧作業はだいぶ進んでいるようです。

でも、これからがもっと大変。


直接被災された方々の大半が、家や家財に

大きなダメージを受けたこともあります。

義援金を各市町村等が募集しており、

随時、移住支援サイトねりやかなやhttp://www.neriyakanaya.jp の

活動ブログ http://www.neriyakanaya.jp/blog/

掲載していくので、是非、ご協力のほどを

お願いします。



ただ、もっと深刻なことが・・・


それは、観光関連業界が壊滅的な打撃を受けていることです。


まぁ、被災した場所にわざわざ旅行したいと思う方は

少ないでしょうし、物見遊山で来られても

奄美に限らず被災現場は困るだけ。


でも、本来なら秋の行楽シーズンなのに、

飛行機もホテルも、レストランもお土産屋さんも

ダイビングショップも他のマリンスポーツも

閑古鳥・・・


土建業の次に大きな産業なのに・・・




経済的打撃は大変なモノ。



ということで、お友達のたまさんが


「私、東京まで行って奄美や物産を売り込んでくる!」


そのイベントは

11/28 日曜日  に東京杉並であります。

島唄、踊り、トークを満喫してください。




日時 2010/11/28 日曜日 17:30開場 18:00開演

場所 東京都杉並区高井戸西2-7-7 ブレーメンホール http://www.bremen-house.com/

京王井の頭線 富士見ヶ丘駅より徒歩2分

料金 前売り 3000円、 当日 3500円

チケット/お問い合わせは

 iyashinoamami@song.ocn.ne.jp または

090-9595-5823

アマミアートプロジェクト 田町まさよさん まで


2010/11/04

南部探検

11/19~11/21まで、国交省がスポンサーの

奄美移住体験ツアーを今年もやります。

詳しいことは、

http://www.mets-ri.co.jp/amamiiu/ を

ご覧頂くこととして ・・・


龍郷町もすごいがけ崩れ、冠水で、

今もいたるところが、特需のような道路工事ラッシュ。

全国のニュースで何度も大変な状態が報道された

住用町やあまり報道されてないけど、道路が寸断

されまくった大和村は、集中豪雨の後は行っていなかったの。


ボランティアで行くならまだしも、緊急車両もまかりならん状態が

しばらく続いた場所にのこのこ行ったら邪魔だもんね。


でも、ツアーは中止にしないことになったので

お客様を連れていく以上、状況は確かめんとならん。


ということで、当日ガイドをするたまちゃんと

国交省から仕事を請け負っているSatoさんと3人で

名瀬~住用~宇検~大和村 のドライブに

行ってきたざんす。



名瀬~住用の道路は、元には戻ってないけど

土砂の山は大方片付いていて、

ところどころで道路工事、

至る所に粗大ごみの山、

至る所で家/事務所洗い。

本当に御苦労さまです。



ニュースで見てたけど、やはりショックだった・・・



あ~~~ん、ここのたこ焼きは好物だったのに・・・

絶望的なくらい埋もれてしまっていたお店。

でも、復旧に向けて、頑張ってください。

応援してます!



クロウサギの出現場所で有名な住用~瀬戸内線は

完全道路封鎖。

瀬戸内の人は普段の3倍?くらいの時間をかけて

う回路を通らないと、名瀬に行けないとのこと。

復旧には今しばらく、時間が必要だそうです。


道路の状況は↓をご覧あれ。

http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=amami


こないな便利なサイトを発見したのは、本当に最近なんよ。

それも偶然。

行政HPとは思えないほど、まめな更新をせっかくしてるんだから

もっと大々的に宣伝してくれればいいのに・・・

内地の報道陣が大挙して来てたときに、一言言えば

「おー、なんてすごいんだぁ!」とおほめの言葉を発した人は

相当数に上ったはずなんだけどなあ・・・



でもって、話を元に戻すと

宇検村は被害が少なかったと聞いていましたが、

本当にその通りでした。

住用~宇検の道路も問題なく通れたし。

「あ、シャベルカーだ」と行った所は

土砂崩れじゃなくて、何ともなっていないカーブの

道路を直線化するための橋づくりでした。

この工事に緊急性も必要性も全く感じられん・・・と

思うのは間違いか・・・。




普段通りのまったりとした時が流れて

何事もなかったのごとく宇検村を後にして

大和村へ。

ツアーのオリジナル行程では、

奄美一の山、湯湾岳ルートを行くことにしてたけど

道路がどうなっているのか、分からんかったので

行ってみて判断しようということになりました。


うーん、・・・



私のアコードワゴンがぎりぎりで通れる程度。

そして、生活道路じゃないから復旧は後回しだろうな。


さらに、湯湾向けて進んでいくと・・・



富山の黒部ダムの冬景色(=雪のトンネル)ならぬ

土砂トンネル。

それも、片側通行はばっちりOKっていう綺麗さで

土砂が片付けられてました。


でもねぇ・・・、バスじゃぁこのルート、難しいよなぁ・・・


あー、マテリアの滝はこんなに綺麗なのに・・・



奄美の秋満喫の風景が広がる湯湾~マテリア一帯は

普通車ではドライブできます。


そりゃぁ、そりゃぁ、見事な自然!です。



残念ながら、ツアーでは通れません。

東シナ海のタダでさえ断崖絶壁のところを

さらに一部欠落した道路を使うことにしました。



湯湾は本当に綺麗です。

そして、今回の災害で素人はしばらく近づかないので

自然は守られることでしょう。