2010/11/06

集落最大イベント、種おろし!

奄美最大のローカルイベントは、何といっても種おろし。

収穫祭とでもいいましょうか。

”種を(蔵から)下ろす”ことが起源らしいが、

今年も種を撒いて収穫できた、

あるいは来年用の種ができたことから来ているらしい。


飲んで歌って、また飲んで夜中まで踊るイベントでっせ。

歌と踊りは当然、奄美の伝統音楽である”島唄”で、

楽器は蛇皮の三味線と”チヂン”と呼ばれる太鼓のみ。


完全に地元集落民による、

集落民のためのイベントざんす。



本当は10月の下旬だったんだけど、

今年はそれどころじゃなかったので、

11/5~11/6で開催。

ちなみに、開催日程は集落で違うし、

名瀬より南は種おろし自体が違うから注意してね。



集落によっては、個別に一軒一軒回るところもあるみたいだけど、

我らが集落は6つの常会(≒自治区)が

それぞれ広場、空き地などにもてなし料理と飲み物を用意し、

お招きを受ける残りの5つの常会人民をもてなすざんす。

ひとつの常会でざっと2時間。

ぜーんぶ回ると、単純計算で12時間かかるんよ。

スタートは7:00PM。


だからねぇ~、一晩じゃ終わんないわけ。

ということで、二晩に分けて

3常会/日にしてるの。




3会場分です。

公民館の前で集合して、

踊りながら会場に向かい、

輪になってひと踊りしてから、

飲んで、

食べて  としていると

六調(ろくちょう)と呼ばれる音楽が始まり

思い思いに踊りまくって、

また飲んで  としていると

輪になって踊る”八月(はちがつ)踊り”の島唄が始まって

ひと通り踊って、その会場を後にして

次の会場に向かうざんす。



そして、今日は二晩目。

小雨が降っているけど、”決行”集落放送が流れたそうなんで

そろそろ出場です。



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