2008/02/28

ルリカケス、見ちゃった

引っ越して半年、やっとルリカケスを見たぞ。

「ヤッター!」
(このフレーズでピンとくる人はCableTV族だね)

近所の郵便局までエクササイズを兼ねて歩いてった。
片道15分。

島で暮らしてると、つい車で移動することが多くて
意識して「歩くぞ!」って思わないとだめなんよ。

歩道は片側は海、反対側は山っていう、
散歩するには最適なコース。


でもって、しばらく歩いていると・・・。

ルリカケス特有の「ぎゃあー、ぎゃあー」という鳴き声が・・・。

でもって、声のする方を見ると、そこは電線。

何かとまってる。

へ?

あれ、何?

としばし見つめる。


おー、何と念願のルリカケスじゃないですか!

瑠璃色と濃い紫と渋い赤。
図鑑で見るよりずっときれい。

お、写真、写真・・・とおもむろにカメラを出したまでは
よかったんだけど・・・。

いざ、写そうと思ったら、既にルリカケスの姿は見えませんでした・・・。


ちなみに、散歩をさぼった旦那は相変わらず
まだ見てません。




2008/02/27

ソウルに行って来たぞ

3泊4日のソウル旅。


奄美育ちのご近所夫婦と一緒。




鹿児島からソウルへの直行便があるので、


朝、奄美を旅立つと夕方?には
ソウルに着くんだわさ。





生まれて初めて、成田と関空以外の所から出国。





航空会社のカウンターやお茶屋さんは
搭乗2時間前じゃないと開かないなんて、
知らなかったざんす。





この写真は国際線の搭乗口待合室。


見事なぐらい空いているでしょ。





搭乗口は当然のように1つしかないだわさ。





でもって、日本から出国する日本人よりも、


ゴルフしに来た韓国人の方が多いんだよね。





KIOSKに毛が生えたような免税店でも、


韓国人の皆様は「これでもか!」ってくらい買い込んでた。






ソウルと奄美の気温差は20度。



ふぇー!ってくらい寒かったざんす。
シカゴや北京ほどじゃぁないにせよ、
確実に東京より寒い。

有名ホテルとかは暖房ががんがん効いているけど、
その他のところは東京ほど暖房がきつくないしね。



おまけに雪も降ったし・・・。

奄美育ちのご夫婦はいと感激していた模様。


今回の見所、お楽しみは、

キムチ
焼肉
板門店・JSA(超お勧め。これは後日ゆっくり書かねば)
垢すり  ってところでしょうか。

キムチはどの店に入っても必ず出てくるし、
味も違うからそれなりに楽しめちゃう。

焼き肉は骨付きカルビよりも
しゃぶしゃぶにするような薄切り肉の方が美味しいってわかったし。

垢すりは絶対やった方がいい。
男性も楽しめるらしいし・・・。
何といっても、待つのが大嫌いな旦那たちが
1時間近く私たちを待つはめになったのに
ニコニコしてた。


世界遺産の宮殿や宗廟とかも行ったんだけど、
あまりの寒さにゆっくり鑑賞するどころじゃなかった。
ちなみに大統領就任式と重なったので、
これらの遺跡はすべて無料だったざんす。
ラッキー!


期待はずれだったのが、市場の屋台。

まずいわ、高いわ・・・。

南大門の市場は南大門が放火されちゃって
そばを通っただけ。
ちなみに、大統領就任式があったせいか、
火災現場(=門)は見事に背の高いフェンスに覆われて、
どうなってるのか、さっぱり見えなかったざんす。

でもって、東大門の市場に行っただわさ。
すべてアーケードに覆われてるんだけど、
気温は外気そのもの。
屋台のイスにヒーターが入っていて暖かいことは
暖かいんだけど・・・。

何食べてもまずいのよねぇ・・・。
ほんと。

屋台はつまみ食いする程度で、絶対普通の店で食べる方がいいよ。

ということで、文化的な活動よりも食い気先行の旅でした。
文化的な活動については後日ね。


ちなみにガイドブックで役立ったのは、
旺文社の”新個人旅行のソウル版”。

”地球の歩き方”はマニアックすぎて、地図が頭に入ってないと
役に立たない。
”るるぶ”にいたっては、嘘が多すぎて・・・。
最新版をわざわざ買ったのに、韓国エステの店はわんさか
潰れてるし、ハングルしか通用しないとことか紹介してるし。

初めて行く町はやはり、ホテルのコンシェルジェが一番頼りになりまっせ。


2008/02/22

パスポートは島でも取得できるぞ

唐突にご近所のご夫婦とソウルに行くことになった。

羽田経由で行くと、ここは最悪。
だってさ、東京行の直行便は奄美を19:00に出る1便だから
意味もない1泊を東京でしないといけなくなる。

でも、奄美からソウルって、結構近いんだよね。
だって、鹿児島からも直行便があるんだもん。
週2便だけど。
福岡や宮崎もあるしね。

手配は当然ネット経由。
今回は鹿児島のHISに頼んだだわさ。
すべて完了しちゃうんだから、便利な世の中になったもんだ。


でもって、旦那はパスポートの期限が切れていたんで、
今回取り直しした。

奄美には県庁の支庁があるんで、全て奄美でできる。
でも、徳之島とかの奄美群島の人たちは
彼らの島では取れないんだよ。

島への移住を考えてる人はパスポートに限らず、
たまには県庁の手続きがあることも考えた方がいいかもね。
うちらはそんなことを全く考慮しなくて移住してきちゃったけど・・・。

で、パスポート取得申請に行ったら、
申請者は当然の如く誰もいない・・・。
窓口の女性が親切にチェックしてくれてる。

写真は支庁の建物内では取れない。
これは意外だったけど、需要を考えると当然なんだろうな。

ということで、近くの写真館へ。
30分くらいで写真は出来上がって、あっという間に申請完了。
はやーい!

パスポートを取りに行く時も5分もかからない。
いかんせん、これまでわんさか混んでる有楽町の
交通会館でしかパスポート取ってこなかったから
しみじみと「空いてるっていいよねぇ。」な~んて思っちゃった。

経済活動の裏返しって考えると結構深刻なんだけどね・・・。



2008/02/21

すごい憤慨!みんなも気をつけてね

こんなマイナーなプライベートブログのコメント欄に
ウィルスを仕込んだやつがいたんだよ。

このブログは書き込んでくれたコメントが
自動的にUPされるわけではなく、
一応、私がOKを出さないとサイト公開されないんだけどさ。

今晩、コメント欄に英語で
「Click here(ここをクリックせよ)」とだけ書かれたもんがあって、
うっかりクリックしちゃったんだよね。

そしたら、パソコンに入っているNorton(ウィルスチェッカー)が
すごい勢いで警告メッセージを出しまくったの。

あせったよ~。
悪意の暇人というか、あきれるっていうか・・・。
今までメールでウィルスを送り付けてくるのは何回も
遭遇してたけど、こんなの初めて。


海外の人も時々見てくれてるみたいなんで、
「今度は拙い英語で奄美を紹介しようかな」なんて
思ってた矢先の出来事で、結構ショックです。


ダウンロードのEnterを押さなくても、
ウィルスはまき散らされる世の中になったようです。

私の知らない読者のみなさんも含めて、このコメントは
blogger(ブログサイト運営)の方で削除してるから
お目にかけることはできませんが、お気を付けあそばせ。



2008/02/20

さよなら、カーネルおじさん

奄美には2件しか、ナショナルブランドのファーストフードがない。
ケンタッキーと
ダンキンドーナッツ。
でもって、今日、名瀬に一人で出かけたときに
「たまにはハンバーガーでも食べよっ。」と思い、
ケンタッキーへ。

そしたら、この張り紙。
ががーん!
げ、閉店だってぇ!
そーなんです。
ケンタッキーはついに奄美からの撤退を決めてしまいました。
全国津々浦々同じものを供給しなきゃならない
ファーストフードが離島に物資を供給する。
そりゃ、大変だわさ。
だから、いくら冷凍で運ぶにしても結構な需要がないと
やっていけないのはわかる・・・。
でも、さびしいよねぇ・・・。
なんか、経済不振に陥っている地方の象徴のような出来事みたいでさ。
島のみなさん、3/31で閉店だそうです。
私は今日入らなかったら、閉店まで気がつかなかったでしょう。
島でフライドチキンが食べられるのもあとわずか。
好きな人は今のうちに食いだめしてくださいませ。

2008/02/19

どんづまりの山道体験のその後

轍でスリップして、タイヤから煙が出た。
さらに、その後タイヤをみると、側面に溝ができちゃってた。

一応、タイヤを整備工場に見てもらった。


旦那「林道でスリップしちゃって・・・」

整備士さんがタイヤを確認しながら、
「うーん、溝自体はそんなにまだ問題にはならないけど・・・。
タイヤの内側の溝がなくなっちゃってますよ。
一体、どこに行ったんですか?」

行った場所を説明。

整備士さん「そんなところは、地元民でも行かないっすよ。
だいたい、こんな4輪でもないこの車で行くなんて車がかわいそうですよ。
うちらだって、山に行く時は4輪駆動の軽トラでっせ。」

そーなんです。
我が家の車はホンダのアコードワゴン。
山道には当然向かないんだけど・・・。
でも、行っちゃうんだよねぇ・・・。

でもって、最終的には、
前輪タイヤ2個交換(だってもうタイヤ溝がないんだもん)
後輪タイヤの表裏交換

次いでに見てもらった塗装見積もりは3万5千円。


整備士さん「今塗装しなくても錆ないから、
もっと傷つけてからにする?
いっそ、軽自動車の4輪駆動に変えるとかしたら?」


旦那に「塗装する?」って聞いたら、
「まだ、まだ」って言ってた・・・。

かわいそうなアコードワゴンです。


2008/02/18

最近欲しいもの

3つあるんだ。

バーベキューグリル
カヤック
ハンモック


こんなもんは東京では考えもつかなかっただわさ。


バーベキューグリルは、庭にレンガで造る予定。
何といっても、ご近所のKさんは本職で、
4月からなら作るのを手伝ってくれるって。
持つべきものは、やさしい近隣住民でっせ。


カヤックは去年の夏から習い始めて、
「いつかは欲しいよねぇ・・・」と思っている。

根性無し夫婦の私たちは冬場は練習をお休みしてるけど、
冬でも先生は乗ってるんだって。

でもって、ご近所Iターン漁師さんが
「カヤックよりもサーフスキーの方がいいよ。
名瀬で作ってる人がいるんだよ。」と言っていたのを
思い出し、漁師さんに頼んで昨日工場に連れてってもらった。

かっこいいんだよん。
一目見て、「うー、これ、欲しい」
写真をリンクしたいところなんだけど、
今既に受注残が6か月分あって、
これ以上欲しい人がいてもすぐには受けれない状態で
HPもしばらく閉じちゃうとのこと。
見たい人は、「サーフスキー」で検索してみてください。

ただし、乗るにはコツがいるらしくて、
2週間ぐらい練習しないと乗れないんだって。

ということで、またもや強引に頼み込んで
もう少し暖かくなったら試乗させてもらうことになった。

うー、楽しみ、楽しみ。


で、最後のハンモック。
海に面した庭に置いて、夏の午後の昼寝・・・。
うふふ、うらやましいでしょ。

でもね、我が家の庭は1本も木が生えないの。
だって、すっごい強い潮風がほぼ一年中吹くから、
芝生しか植えられないの。

ということは、ハンモックを吊るためのスタンドが
いるわけ。

でもって、ウッドにするか、スチール製にするかを
悩んでたんだ。
何といっても、結構のお値段。
潮風にさらされて、あっという間にさびちゃって
使い物にならなくなる可能性大なんだわさ。

そしたら、Iターン漁師さんから
「ウッドにしても支柱を止めてる金具は金属だから
スチールと同じだよ。
でも、こんなに高いんだから、自分で作れば?
結構大工仕事は楽しいよ。」

作る?

そんな言葉は我が家の辞書には今までなかったぞ。

でも、せっかく奄美に越して来たんだから
そーゆーこともチャレンジしていくべきだよね。

ということで、旦那もその場は製作に乗る気になったんだが・・・


先ほどの夫婦の会話。

私「ねぇ、いつから作る?」

旦那「うーん、そのうちね・・・。」


うー、根性無し亭主であることを失念しておったぞ。
前回、庭に置いてあるベンチのペンキ塗りは
言い出してから2か月以上経って、やっと塗った。

今回は2月に言い出したけど、4月には着手するんだろうか?

バーベキューグリルができて、
気温が上がって、
お昼寝も外で出来る時期を通り越しちゃったら、

バケツをひっくり返したような梅雨になって、
梅雨が終われば朝から死ぬほど暑い夏になっちゃう。

そーなったら、旦那は絶対、
「涼しくなったらね。」って言うに決まってるぞ。

ということで、製作前の設計はどうやら私の担当になりそうだわん。
くそ!


久々の晴れ!


うー、やっと晴れたぞ。
こーゆー天気になると、
「これぞ、奄美!」って気になる。
こんなに雨ばっかりの冬も珍しいらしいんだけど、
ここんとこ、ほんと、雨ばっかりだったからね。
久々のお日さまは、ピカピカに照ってました。

ヤスデ

久々に晴れたので、チェックしてみただわさ。

67匹。
うち、生は5匹。

殆どが白骨化してるし、生はめっきり減ったし。
土間には現れなくなったし。

・・・

もうそうろそろ、年中見かける数なのか、
割り切る時期なのかもねぇ・・・


2008/02/17

恐怖のどんづまり山道体験

昨日は(今日もだけど)少し晴間が出たので、
ちょっと遠出した。
奄美の南端にある瀬戸内近くの
嘉徳(かとく)ってところまで行って来た。

嘉徳は奄美が誇る、唯一?の全国に通用する芸能人の
元ちとせのふるさと。
旦那が「生まれた家を見に行ってみよう。」と言い出して、
のこのこ行っただわさ。

嘉徳は聞きしに勝る”陸の孤島”の集落だった。

小学校はすでに廃校になっていて、
バスは平日古仁屋行きが2便と
かなり不便なところみたいだけど、

ひなびて、静かで、暖かくて、「うーん、日本のふるさと」って感じ。


で、帰り道のこと。

「戸口から国道に抜ける道ができた」って
近所のIターン漁師さんから聞いたのを 思い出しだわさ。

「ついでだから、行ってみよう。」

新しい道は太平洋側の山の頂上を抜けていくので、
かなりのドライブコース。

るんるんしながら、飛ばしていくと、

突然、舗装道路がドン詰まる形で終わった。

・・・・

で、どん詰まりを左折する一本道が・・・

ちょっといくと、2股に・・・


この運命の選択を間違えたんだわさ。

「わだちが少なくて、草が少ない方を選ぼう。」

まっすぐ降りていけばいいものを右折しちゃった・・・。


途中までは、奄美でも珍しい無舗装砂利道だけど
普通の林道だったんだわさ。

でもさ、進めば進むほど、どんどん道が悪くなっていくわけ。


草が生い茂り、
谷が迫り、
木が道まで迫り、

・・・

Uターンする場所もないから、ガンガン進んじゃった。

地図には当然、道は出てないし、
役に立たないカーナビにも、道は表示されてないんだけど、

・・・

でも、カーナビで大体の位置だけはGPSのおかげでわかる。

「げ、今、倉崎に向かってんじゃん。」

そーなんです、両サイドに見覚えのある海が広がってる。

でも、倉崎までの道は海側の1本だけのはず。


私「そろそろやばいよ。
でも、こんなところ、バックで出るなんて無理だぁ!」

旦那「もう少し先に行って様子を見よう。」

・・・

そしたら、突然、道の真ん中に木が生えているのが目に入ってきた。

「げげしっ!
どん詰まりだぁ!」

旦那がUターンがかろうじてできそうな場所までバックを開始。

谷は深くて、落ちたら一気に下まで行っちゃいそう。

当然、私は車から降りて誘導。


でもさ、夕方だったんだよね。
ここに入っちゃったの。

私「急がないと日が暮れちゃうよ。
ハブが出るよ~。
早くしてくれないといやだぁ~!」

誘導するのも命がけなんです。


なんとか、Uターンは成功。

でも、その直後に
わだちに思いっきりはまって、
タイヤがスリップを始める。

その日に限って、携帯を家に置き忘れ、
車には懐中電灯もない。

こんなところで日が暮れちゃって、
車が動かなくなっちゃったら
ハブだらけの道を
懐中電灯もなく歩くなんて冗談じゃない!


車のボディが傷つくのもものともせず、
タイヤから煙が出てるのも無視して、
轍から脱出!


ほっ、ほっ、ほっ。


無事林道から元の道まで出た時は
思わず夫婦して笑みが出てまいりました。

ほんと、恐怖の瞬間だったわさ。


今度から懐中電灯は車に積んでおこう。
林道に入る前に道を確認しておこう。

と反省した夕方でした。


ちなみに、この時期はハブは冬眠しているか
気温が下がってるので動かないんだって。

はまったのが冬だったのが本当に幸いでした。


2008/02/16

半年ぶりの東京行 - 物価

奄美で半年暮して、東京に行って感じちゃったよ。

「うー、東京って何でもあるけど、何でも高いなぁ・・・。」


奄美になくて、東京にあるものは

ブランドグッズ(洋服に限らず、ドイツ製とかの包丁とかのプロ厨房道具なんかも奄美ではまだ見てない)

東急ハンズ/LOFT(その代りホームセンターのグッズは奄美ではかなりマニアックなものも相当ある)

デバ地下

ミッドタウンとかヒルズとかの複合ショッピングモール

ディズニーランドとか豊島園とかの遊園地

動物園

田中一村以外の美術館

奄美関連じゃない博物館

  なんかでしょうかねぇ・・・。

でもって、何が「げっ、東京ってこんなに高かったんだぁ!」と思ったかというと、

■交通費

奄美のバスも結構高い。

名瀬から空港まで1000円、うちから名瀬までも1000円くらい

(乗ったことないから聞いた話ですが・・・)

でも、地下鉄を都営と営団と乗り継ぐと、あっという間にスイカが消費されてくし、

タクシーなんか論外って感じ。

奄美はどこに行くにも距離は出るけど、信号があまりに少ないのと

渋滞がないから奄美のバス代も一応納得できる。

だから、「東京は距離がない割に高い」って思ったわけ。

■フルーツ/野菜

まぁ、奄美は原則、地産地消だから当然と言えましょう。

ミカンなんかの一袋の値段はほぼ同じだけど、量が違う。

だって、こっちは標準5kgパックだもん。

10個以下だったら、@198が相場ってところでしょうか。

■刺身

東京は盛り合わせがどれも1000円以上で、ちょっとしか入ってない。

奄美だと、ヒラメとかは当然売ってないし、カニやホタテは冷凍が主。

でも、お刺身パックが1000円以上ってなるとすごい量になるだわさ。

奄美や鹿児島で取れるものが中心で、九州とかの魚も入ってくる。

フグだって、4日前に”頼めば”、東京よりも安くふぐ刺しも食べられるだぞぉ。

ということで、ごく普通に生活するんだったら、

「奄美の方が絶対物価は安い!」とつくづく思ったのでありました。

2008/02/14

バルサンの結果&ヤスデ状況

ずっと天気が悪かったんで、ヤスデ取りもおさぼりしてました。

今日、勇気をふるって庭の総点検を実施。

うーん、やっぱ、まだいる・・・。
67匹。
生存者はいなかったものの、最近他界したヤツがまだ多いんだわさ。
ほじほじ芝生や土間を歩くヤツがいなくなったんで、
シーズンはほぼ終了と思ってたのに・・・。


でもって、バルサンを焚いて締め切った家の中には
それなりに虫が死んでました。
うー、どこに潜んでるんだか・・・

すっごいチビい蛾が2階に2匹。
ま、これは許そう。
奄美に越してきてからは1cm以下の蛾で騒ぐことはなくなりました。

でもって、土間に3匹。
うち、2匹がヤスデくん。
1匹が、なんと、あの、座敷ゴキブリ。

「あがりかまち」っていう、土間と床の間の横木がくせもんなんだよねぇ。
今回のヤスデ騒動で、どこに潜むのかをミサワホームの人とチェックしたんだけど、
そのとき、あがりかまちの裏が空洞なのをみちゃった。

まぁ、この島だったら、潜むだけ潜めるよね。
何といってもわが家は夏中(=11月)いっぱい、土間の開口部を
あけっぱなしにしてたからね。

ということで、今回のバルサン、
最後にあがりかまちに隠れていたヤスデとともに、
あの、にっくきゴキブリも一緒に駆除できました。
ほっ。

不断草(ふだんそう)

最近、またまた新種野菜と遭遇している。





今度は、不断草。


近所の知り合いが畑持ってって、


「食べきれないから好きなだけ持ってって」と


言われたご近所さんに乗じて、畑デビュー。





(すいません、また取るのに熱中して写真ゼロです)





その畑には


不断草


キャベツ


春菊


ホウレンソウ・・・  など盛りだくさんで野菜が植えられていました。





で、上記野菜をいただくことに。





でもって、実物を初めて見たのが不断草。
関西以南では呼び名は違っても、同種が栽培されてるとのこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6

でも、関東育ちの私も旦那もお初でした。


でかいのなんのって、
広げた新聞紙にはみ出る大きさ!

隣のネギが小さく見えるでしょ?


地元では、
豚肉と一緒にいためたり、
煮物に入れて食べるんだって。

ご近所さんから
「とりあえず茹でたら、冷凍できるよ。」と
教えてもらった。

でもって、茎の部分だけ
ポン酢に鰹節で食べてみたんだけど・・・

うまいんだよねぇ。
ほんのり甘みがあって。
これぞ、冬野菜!って感じでした。


ちなみに、夏に引っ越して来た時は
どこに行っても本土から“輸入”された、萎れたキャベツやレタスばっかで、
とても葉物を買う気にならなかったんだけど、
今はすごいよ~ん。

地元で採れたほうれん草とか、キャベツとか
あらゆる葉物がすばらしい!って感じで
巷にあふれてる。

鮮度抜群の野菜は、すっごく安くて
(東京の野菜が信じられないくらい高く感じた)
美味しいときてる。

これぞ、島暮らしの醍醐味でっせ。

半年ぶりの東京行 - 寒暖差

東京に行くとき、「寒いぞぉ!」とさんざん言われてたので、
それなりにセーターとか、ダウンとかの防寒着を持っていった。

でもさ、電車の中とか、デパートとか、暑すぎるんだわさ。
あんなに暑かったっけ?

温暖化が叫ばれているときに、「こんなんでいいんだろうか?」なーんて
思っちゃったわけ。

奄美も今は冬で、北風が吹くと結構寒いんだよ。
でも、温度自体は15-18度くらいなんで、
風が当たらなければフリース2枚で平気で外を歩ける。

でもって、スーパー(デパートは奄美にない)とか、
銀行とかのビルの中も決して暑くない。
というか、「お、暖房入ってる!」なんて思うところが少ない。
エアコンは入れてるのかもしれないが、暖房特有の入り口付近で
それを感じることがないわけ。

となると、奄美のビルの中の方が東京のビルより寒いってこと。
だって、デパートとか、どうみても20度以上の暖房でしょ?

毛皮とかダウンとか着た人々が汗かきかきして、
買い物しているのを見ると、「うーん、こんなことでいいんだろうか???」って
思っちゃうよ。
だってさ、大都会がCO2削減に寄与しないと、温暖化防止って
難しいんだよ。
いくら奄美で節電とかしても、人口を考えるとたかが知れてるしね。

オフィスや家庭の中の温度までとやかく言うわけじゃないけど、
電車とか複合施設とか、コートを着たまま入るところは
あそこまで暖かくしなくてもいんじゃないの・・・

2008/02/12

高瀬貝、食べちゃった

昨晩、すっごい世話になっている和食屋さんで

「3匹しかないからメニューに載ってないけど、
食べる?」って聞かれて

「うん、うん、うん!」


高瀬貝だよーん。
またまた、食べるのに夢中で写真なしです。
すみません。

シッタカを巨大にした、貝ボタンの材料になる貝です。

海水=塩水(こんなことができるのは奄美ならでは)で茹でて
「いただきまーす」

うー、絶妙だ。
濃厚だ。
いままで食べた貝の中では、いちばんうまいかも!


ということで、召し上がったことのない方へ、

チャンスがあったら絶対食べましょう!

半年ぶりの東京行 -東京で買ったもの

東京に住んでた時は、クローゼットやげた箱に入りきらないくらい
洋服や靴、バッグを買ってた気がする。

でもね、奄美に住んでからは東京で売ってる服とか靴には
まったく興味がなくなっちゃった。

だって、

「お出かけ服を買ったって、着て行くところがない。
着ていくあてもないのに、箪笥の肥し服を増やす気にならない。
肥し服でも湿度が高いから、メンテが大変」

まぁ、奄美にだっておしゃれしている人は極稀にいるけど、
大半の人がかなり変わった、あるいは全くの普段着。

スーパーカジュアルっていうわけじゃぁないんだけど、
「どこで買ったんだぁ?
どうしてそーゆー組み合わせするの???」って人、
結構多いんだわさ。

我が家は、アメリカのカジュアル通販一辺倒。
送料だって東京に住んでた時と変わらないし、
何といっても洗濯機でがんがん洗えるのがいい。


それと雑貨もあんまり興味がなくなってた。
自由が丘近くに住んでたんで、かわいい系雑貨も結構買ってたけど、
ここでは、ほとんど役に立たないものが多いだよね。
何かを飾ると、その下に羽虫とかが死んでたり、
蓋のないジュエリーボックスとかの中には”ちびぃ蜘蛛”がすぐ隠れちゃう。


で、今回、買いまくったものは、IKEAの日用品。
IKEAっていうのはスウェーデンの家具屋で、
立派な家具や雑貨じゃないけど、超手頃な価格が
すっごい魅力なんだわさ。
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/about_ikea_new/about/history/index.html

ヨーロッパを中心に手広く商売してるけど、
日本には関東圏に数件あるんだけ。
通販はやらない。

でも、ここで売ってるものってすっごく奄美に合うんだよねぇ・・・。
バナナの草でできてるロッキングチェアとか、
すっごいお安いガーデンチェアとかが大量にあるんだわさ。

でも、でも、そんなものは奄美には運べない。
引越しの時に家具を幾つかチャレンジしたんだけど、
店から運ぼうと思ったら、
「近所の宅急便に持ち込んでください。」って言われちゃった。


だから、今回は、
シーツ(だって奄美で売ってるのって、可愛くない&値段も結構する)
ラグ
大皿
収納グッズ とかをしこたま買い込んで、
自分で梱包&段ボール1箱1000円で全国配送の
IKEAのサービスを利用。

収納グッズも耐久性は???なんだけど、
なんせ、スーパー塩害のこの地ではどんなにいいものを
買ってもあっという間にいっちゃうから、IKEAの
収納グッズのお値段はすっごい魅力的なの。


その他に、さすが東京!ということで買い込んだのは、
ハーブの苗とエスニック香辛料。

奄美のビッグ2にもハーブ苗は売ってるんだけど、
種類が少ない、
&常にあるわけじゃない。

エスニックにいたっては、中華三昧&もどきが中心で、
タイとかメキシコとか、この暑い土地にはぴったりって
やつがないんだわさ。


ということで、極めて主婦の買い物に走っておりました。



銀座に行ったら、ニュース通り中国語をしゃべる人々が
大集団で歩いてるし、・・・

青山とか六本木とかも死ぬほど人がいて、
うんざり~って感じになるし、・・・

ブティック系は入る気にもならなかったし、・・・

こ洒落たレストランは、超突っ張ってる人々で
ごった返して、「ふー、疲れるでしょ?」って言いたくなるし、・・・


人口密度が500倍違うって、
(奄美と東京の違い)

疲れる、
風邪ひきそう、
うざい、  なーんて

東京生まれの東京育ちの私が、わずか半年で思うんであります。



都会で暮らす皆さん、

毎日激混みの中をご苦労様です。

「田舎って刺激がなくて嫌」って思うかもしれませんが、
田舎で暮らしてると、この刺激がない環境がすこぶる
快適に感じるんだすよ~ん。


2008/02/11

東京から戻ったぞ

すっごい遅い旧正月のこの時期に里帰り=東京に行って来た。
でもって、今日、奄美に御帰還。


結構、半年奄美に住んでただけでも
こーも見方が変わるのかと思ったことがいっぱい。

ということで、何回かに分けて離島暮らしと東京暮らしの違いについて
書いていくから期待しててね
(うー、宣言したら忘れちゃったじゃ済まないよね・・・。)




第一弾

羽田から奄美に着いて


「やっぱ、気温と湿度が全然違う」

本日は奄美にとっては気温がかなり低い。
=公表数値が16-15度ぐらい?

でもさ、羽田を出る時に着ていたコートは当然着ないし、
ちょっと厚手のコーディロイのシャツだけで全然平気。

東京に着いてしばらくたって(=数時間)
コンビニにリップクリームを買いに走るなんてことも
ここでは絶対ない

初めての奄美の冬に備えて買っていた
ハンドクリーム
ボディーローション  なんていう保湿系なものは
島ではいらない・・・
でも、生まれ育った東京では本当に必需品だったんだって
つくづく思った。

洗濯物が乾かないのと
唇、手、足とかがカサカサに乾いちゃうののと
どっちがいい?  なんて比べるもんじゃぁないけど、
東京と奄美の気候的な違いだす

2008/02/08

バルサン

まさか、この時期にバルサンを炊こうなんて考えるとは思わなかった。
だって、今2月でっせ。

でもねぇ…

ちょっと里帰りする
=居ない間はヤスデはやりたい放題 なんだもん。

別荘族系近隣住民は、奄美に戻って最初にやることは大掃除。
この事事態は驚くことじゃあない。

でもって、
「やっぱ、ヤスデが居たわよ。
それも二階の寝室のベッドの下。
生はいなかったけど、五匹。」


やだ、やだ、やだ〜!
さらに悪いことに、今産卵時期なんだわさ。
家に戻って卵だらけなんてことになったら発狂しちゃう。

ということで炊きまくった。
もう床も家具の上も真っ白。
さらに、念に念を入れて床下までやっちゃったもんね。
これでダメなら、もう万歳だすな。


ちなみに、奄美では一年中、強力殺虫剤はどこでも売ってるだす。
ことヤスデ用は農協でも役場でもウルトラ価格で分けてくれるだす。

2008/02/06

奄美の冬服

東京から引っ越す時に、服はかなり処分した。

ハイヒールや旦那の革靴に合わせて着るような服は、冠婚葬祭以外では奄美じゃ絶対に不要だす。
それにクリーニングしなきゃいけないような服も着ないざんす。

東京や鹿児島とかに行く時はコートとかいるけど、島じゃフリースの重ね着で十分。

クリーニング屋さんも名瀬以外だとあんまりないし…。


で、最近考えちゃうのが、セーター。

厚手のものは既に大半を東京で処分したけど、薄手のは一応持ってきた。
でもね、着ないんだわさ。

つい、洗濯が簡単で乾き易い綿系か合成繊維系になっちゃう。


冬は晴れる時が少なくて、おまけに湿度が高いときてる。
ちなみに、お肌がカサカサなんてこともない。

だから、おうちクリーニングなんかすると、ずーっと干してる羽目になるんだわさ。

でもね、処分するのはもうちょっと様子をみようと思ってる。

だって、みんな、

「冬が暖かいって思うのは今年だけだよ。来年になれば、おこたつとか欲しくなるよ。」って言うんだもん。


これから奄美に寒いとこから越して来る人は、冬服はもう買うのは止めましょう。
あなたは既に奄美では一生分の冬服を持ってるはずでっせ。

2008/02/05

パッションフルーツ

パッションフルーツは奄美の代表的な果物。
去年の夏に引っ越して知り合ってから、死ぬほど食べてた。
夏が終わって、「来年(今年のこと)までお預けだ〜…」と思っていた。

みかん、ぶんたん、ポンカン、…と奄美の冬を代表する柑橘果物に混じっているんだわさ、

パッションフルーツが…。


夏まで会えないと思ってたのに…
旬はいつなんだぁ???
ひょっとして二毛作???


ということで、一般的なフルーツカレンダーは奄美では通用しないのをまたまた思いしった今日この頃でした。

2008/02/04

今日は

まぁちゃんのお姉ちゃんの子供のうちらが書いてみました。
つまり、まぁちゃんのめいっこです。

黒砂糖・ピーナッツシリーズ・パッションフルーツ・すももジャム・トビンニャ・サンゴの塩などなどたくさんのお土産をいただきました。

トビンニャは巻貝でシッタカ(三角巻貝)を濃厚にした感じので本当に美味しかった!!!!!本当に。

トビンニャ大潮の時に飛ぶそうです。可愛い名前ですよね~。

奄美に行ったら自分で獲って塩湯でして食べたい・・・久しぶりに心から美味しいと思った貝です。                    

話し変わって、「まぁちゃんに奄美大島に行ってかわったなぁって思ったことは?」と聞かれたので、それについて書きますね。

引っ越して半年しか経ってないので、別段人間性が大きく変わるってことはないと思いました。

まぁちゃん達はもともと自然が大好きで、私達が小さい頃、旅行先での出来事をよく聞かせてくれたものです。

そういう時、楽しそうで、表情は生き生きしていました。

仕事をバリバリしていたまぁちゃんや叔父ちゃんも生き生きしていたと思います。

でも、大自然豊かな中で季節の機微を感じ、都会では味わえない人との関わり合いを持つことで、別の意味で生き生きしているなぁと思いました。

奄美大島の生活を聞くと、自然の力に対しての苦労もあるようだけど、そういう大変さを含めたとしても非常に楽しそうで、羨ましいです。

うまく表現できないけど、少しでも言いたいことが伝わったら幸いです。

ではでは~♪
 
                                              純子・智美


2008/02/03

小学校の学芸会


今日は地元小学校の、東京で言う学芸会、地元名は「学習発表会」。

ご覧の通り、大入りです。
(奄美ではこれを”大入り”と言います)
観客は児童父兄に限った訳じゃぁなくて、
地元集落の大半が来ている。
まぁ、集落でいえば、一大イベントの一つと言えましょう。

だから、学芸会って言ったって、内容は相当東京とは違う・・・と思う。
(だってさ、子供がいないから、自分の子供時代と比較してる)

当然、催し物は児童のが中心。
でも、”へき地”小学校だから、
学年だけじゃなくて、全校生徒が出る。
午前中も練習してたらしいから、
相当準備練習したんでしょう。
劇とかも自分たちでアレンジなんかしちゃって、
お仕着せっぽさがないのよ。
結構、面白かったでっせ。
さらに、生徒数が少ないせいなのか、
地域住民の参加も結構あったりするわけ。
奄美の島歌スターとか、
奄美民謡の作家とかも登場して、
(ちなみに亭主もピアノ弾いてました)
父兄も当然駆り出される。
父親たちは「親父の会」なる名称で、紙芝居を披露。
そーいえば、年末とかも集まってたもんね。
単に忘年会で飲みまくってるんだろうなと
勝手に思い込んでたけど、
こんなノルマがあったんだわさ。
お母さんたちは「家庭教育学級生」なる名称で、
手話による講演。
運動会といい、
この会といい、
共働きが多いこの島で
時間作って練習するんだから、
大変だよね。
ちなみに気になったのが、
「家庭教育学級生」の名称。
おやじたちは「親父の会」なのに、
おかーさんたちは何でこんな名前なんだろう???
うーん、未だなぞは解明できていません・・・。
ちなみに今日は全国的に「雪」らしいけど、奄美も大荒れ。
気温も15度くらいで、暖房なしの体育館に
「防寒してきてくださいね」の連絡があった。
でもさ、すっごい厚手のコートとかを来ている人もいて、
「何でこの島でそんなもん、持ってるの???」と思わず思ってしまった。
しかしながら、地元民/Iターンの先輩たちによると
「寒いなんて思わないのは、今年いっぱいだよ。
来年は絶対に”寒い、寒い”って言ってるはず」  だそうです。

2008/02/02

奄美のウブドにあるお店

ウブドっていうのは、インドネシアのバリ島の山?の中にある集落?とでもいう場所。
最近は結構高級リゾートなんかもできちゃったりしている。

で、奄美にもそのウブドっぽいお店があったんだよね。

竜郷町の半島の付け根ぐらいにある瀬留集落なんだけど、
県道からぐぐーっと奥に行ったところにある。





でも、普通、車で通ってもわからない。

だってね、


県道には、こんな看板しかでてなんだもん。



これじゃぁ、何の看板かわかんないよね。




ちなみに、奄美の北部の笠利ってところにも
パンの絵しか描いてない看板のパン屋さんがある。

知らないと絶対にわからない。






でもって、この意味不明の看板の脇道をどんづまりまで行くと、






こんなお店があるんだわさ。



お昼ごはんを食べに行ったことしかないから、
夜のメニューは知らないけど
(夜もやってるのかも知らない)、



花籠ご膳(女好みの小皿に盛られたおかずがいっぱいと、かわいいおにぎりが籠に盛られてる)


トビウオハンバーグ


カレー  しかメニューに載ってません。




我が家はカレーを食べるときはここに行ってます。
結構、美味しい。



でも、行こうと思った時は営業日にご注意あれ。
なんせ、火曜日から木曜日までお休みだから。



我が家なんか、道路探索してなかったら絶対にたどりつけないかったし、
”るるぶ”とかのガイドブックには全く載ってない。
(ちなみに地元で入手するガイドブックにも出てません)



だから、こんな看板と営業日を見て、
「だれを相手に商売してるんだ???」と思ってたけど、


ご近所のIターン漁師さんはコーヒーを飲みに、
学校の先生婦人たちはご婦人の集まりでご愛用してるんだと。



ということで、奄美は自分でガンガン探索しないといけない島なんです。

2008/02/01

さとうきび畑

今はキビ狩り、黒糖造りの真っ最中。


奄美も笠利っていう島の北部を中心にサトウキビ畑はたくさんある。
観光スポットにもしたいらしくて、”シュガーロード”なんて
超お手軽の通りもあっちゃったりして。



で、本題。



今さら書こうかどうしようか思ってたんだけど・・・。
「南の島に来たことがない人には”サトウキビ畑”ってすぐにわからない」っていう事実。



でも、この間、南の島バージンの知り合いが来て、
「へ、これがサトウキビなんですか!」って驚いてたので、
やっぱ、書いちゃう。




なぜわからないかって?



それはね、




サトウキビ畑って、どうみても草ボウボウの空き地にしか見えないから。





よーく見ると、ちゃんと整列して植わってるんだけど、
パッと見、これじゃぁね・・・。










奄美に越してきてからは、砂糖は黒糖一本やりになった。
だって、美味しいんだもん。

でも、奄美群島に限っては、サトウキビもほかの経済同様、
かなりお寒い環境らしい。

で、この時期、沖縄あたりだと、大勢の援助農業、
略してエンノーの女の子たちが畑でキビ狩りをしてるんだけど・・・。



奄美はエンノーの女の子たちが来てくれないんで、
じーさまたちが少人数で刈ってるのを
すごく時々見かけるくらい。




機械で刈り取る話(=機械化促進啓蒙)が時々地元新聞に
載ってる。



高齢化とサトウキビ価格暴落で、後継ぎ問題も出てたりして・・・。




うーん、全国のエンノーおねえさんたち、沖縄ばっか行かないで、
たまには奄美に寄ってみてね。



全国のおかあさんたち、お砂糖は黒糖がいいでっせ。
くどい甘さじゃなくて、自然の味だし、第一健康にいいもん。

大切なお子様たちの食生活、決して中国産の餃子とか食べさせないで、
黒糖を使ったお料理、お菓子をたまには作ってあげてくださいませ。