2007/11/25

マングローブカヤックに乗る時は・・・

奄美には日本で2番目に大きいマングローブの森がある。
元住用村、現奄美市住用町にある
(市町村合併で島の半分が”奄美市”になっちゃった)。


で、そのマングローブの森の袂に”黒潮の森”って言う、道の駅がある。

その道の駅の中に、
1500円でマングローブカヤックができる施設が
あるんだ。
生い立ちは、左のとおり。
夏に失業認定を受けに
ハローワークに行った時も、
臨時募集してたから、
プロジェクトの目的は達成されてるかも。





で、この超お気軽(だって、1500円でカヤックできる所なんか他にない)コースに、
東京から来た友人と言った時のこと。
就航時間は決まってる。
10:00
11:30
・・・
現地に着いたのが、10:10。
ほんのタッチの差で間に合わず。
ちょうどツアー参加者がカヤックに乗り込んで、出港するところだった。
「カヤックは何度もやってるから、一緒に行っちゃダメ?」
ガイド青年「次の11:30に乗ってください。」
きっぱり、断れた。
うーん、以前乗った時はちょっと遅れても許してくれたのに・・・。
で、時間つぶしをして11:15くらいに再度乗り場に到着。
そーしたら、11:30に参加した人はすっごく多くて、

かつ、

団体様(島内一周ツアー)の人たちが
遅れてさらに大量に到着。
でもって、団体様がなかなかガイドさんの言うことを聞いてなくて、
ライフジャケットをつけるのに手間取り、
事前準備のオールの漕ぎ方練習や、船に乗り込むのも
「きゃー、きゃー」
(おじさん、おばさんの大集団だったんだが・・・)
このところ、お昼時は干潮だから、
森の中をカヤックで漕いで行くんじゃなくて、
こんな感じの干潟に上陸して、
カニとかを見る・・・

つもりだった・・・。
しかし、でも、
団体様は
「おー、チヌ(クロダイのこと、でもチヌじゃなかったぞ)がいる!ほれ、見てみい」
「どりゃ、どりゃ」と言って、

ほかの人の進路をふさぎながら騒ぎ、
「きゃー、こわ!
ちっとも進まんわ(そりゃー、漕がなきゃ進まない)」と
叫んでいるので、
ガイドの説明はほとんど聞こえず、
「オールを振り回しちゃいけません」と注意されても
カヤックの突っつき合いをして、
・・・干潟までたどり着けず。
目と鼻の先には
他の”真剣系”ツアーの人たちがカニ観察をしているのに・・・。

私たちは、川の途中でUターンして、おしまい。
前回の参加では
私たち二人だけだったから
すっごく丁寧に説明を聞いて、
実際に触って、
静けさを楽しめたのに。
「うー、絶対に団体様がいない時間帯に乗るべき」だと
心の底から
しみじみと
思ったのであります。

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