2007/11/11

”援農”ギャルは島に来ないの?

”援助交際”ではありません!

農業バイトの子たちのことです。

石垣島、西表島、与那国島とかでいっぱい見た。
ちなみに沖縄本島ではあまり見かけなかった気がする。

北は北海道で昆布を刈り、米を刈り、南下してさとうきびを刈って・・・ と
日本全国を渡り歩く。

何でも、携帯メールで
「次は昆布だぁ!」って連絡が来るらしい。

大半が20代後半から30代前半の都会育ちのギャルたちなんだよね。
OL生活に疲れて、援農ギャルに転身!  て感じだった。

で、その子たちの何%かはそのまま島に残る。

西表島なんかは高校が島にないから、基本的に16歳以上の子がいない。
でも、ホテルとかレストランとかにはギャルがいるんで、

私「島の子?」

ギャル「いーえ、神戸出身。
キビ刈りで来て、そのままいついちゃいました。」  て言う子ばっかり。


サトウキビ、南の島とくれば、当然援助農業のギャルも奄美にいるもんだと思っていた。

でも、いないんだよね~、この島。


地元新聞で、「サトウキビの労働力危機!」なんて報道されてるから、
援農の子たちが大勢いてもいいはずなのに。


でもって、地元民の皆さんに

私「どーして、援農のギャルがいないの?」 って聞くと、

地元民「えんのー?何、それ?」



そーなんです、
援助農業のシステムがあることすら知られてないんです。


シーズンオフ(=冬)の繁忙期だけ来てくれて、
おまけにギャル!

この島ってみんな早婚だから、IターンとかUターンとかで若い?男が住み着いても、
彼らに見合う年齢の独身女性が少ないらしい。


ということで、

独身男性たち向けの合コンも期待できるし、
ギャルたちが帰れば帰ったで、島の宣伝もしてくれるし。




うーん、すばらしい仕組みだと思うんだけどなぁ・・・



援助農業のギャルの皆さんたちへ、

八重山諸島に行く前に、一度奄美に上陸してみてくださいませ。
きっと熱烈歓迎を受けると思いますよ。




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