2007/10/11

南の島の家具選び

最近、Iターンを希望する知らない人から相談を受けた。
「引っ越すのにどのくらい諸費用を見とけばいいの?」

で、住居とは別に関心ごとは輸送費。
でも、詳しい事は6~7月のブログに書いたから、ここでは輸送費にインパクトを与える家具の話ね。

奄美に越すのが決定したときに購入を決めた家具は、

ベッド
ソファ
ダイニングチェア

東京で捨てる(大半は知人に押しつけた)と決めた家具は、

ベッド
ダイニングチェア
テレビ1台
冷蔵庫
食器棚
その他小物家具

括りつけで作ってもらった家具は、

食器棚・アイランド型作業台
書斎机
本棚兼用の棚
下駄箱


なぜこんなに入れ替えたって?

1)運送費はばかにならない
2)結婚以来使ってた気に入らない家具/古い家電を一掃したかった

運送費は、ホント、ピンからキリまで業者によって値段がばらばら。
おまけに引き受ける業者も少ない。
だから、離島で暮らすって決めたら、引き受ける業者をまず見つけて、そのうえで全業者に見積もりを取った方がいいよ。


で、次に島で暮らすのに適した家具の話。

括りつけの家具は大正解。

輸送費を考えたら、絶対作ってもらった方がいい。
壊した時にすぐに修理してもらえるしね。
現に、作業台とか食器棚は越してから、だいぶ手を加えてもらった。
でも、大塚家具で買ったガラスのテーブルをゆがめたのはそのまま。
(足を乗っけて、接続部分がゆがんだ)
だって、直すのに輸送したら往復の運送費で新品が買えちゃう。

で、くくりつけてもらうのに気を付けた方がいいのが、「棚とかの内部がすぐに見渡せる」こと。

台所の作業台の下はミサワホームのキッチンワゴンをそのまま収納。
食器棚もすれ違い戸2枚で、開ければ上から下まで全部見える。

何で見渡せることが重要かって言うと、「何が潜んでいるかわからない」から。
虫が入ってこないようにするなんて、完全密封しない限り不可能。
だから、入ってきたのがわかるようにする。

丁寧に掃除はしてないけど、数日に1回は押入れから戸棚にいたるまで、一応全部開けてみる。
でないと、しばらくぶりに開けた時に「ぎゃー!」ってなるからね。


でもって、失敗とは言いたくないけど、問題の家具が1個。

それは、「ベッド」。


旦那と私はベッドマットレスの固さの好みが違うから、一見似ているように見える違うベッドを使っている。
狭かった東京の寝室と違って、ここではセミダブル2台。
うふふ、やりたかった贅沢だよ~ん。

旦那は極固スプリング、私は「お姫様ベッド」。
お姫さまベッドというのは、ダブルマットレスのこと。
寝ころんだら沈むようなのにしたかった。

これが問題だった。

暑いんだよねぇ・・・。

沈むって言うのは、体の表面積がマットレスに密着する比率が高いってこと。
それって通気性が悪いことと同じだからさ。

一応奄美でも今は朝晩は涼しいから、窓あけっぱなし(この辺の家は皆あけっぱ)にしていればクーラーなんていらないんだけど、このお姫様ベッドは別。
旦那は堅いマットレスで「がーがー」寝ているのに、私は「うえー、暑い」。

島で暮らそうと思ってらっしゃる方々、
布団は貧乏敷布団(=薄い)、ベッドなら堅いマットレスを絶対にお勧めしますわ。


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