2007/10/04

ウニを食べるって大変

奄美にだってウニはいる。
北海道のバフンウニだけがウニじゃないぞ。

奄美に来てから、近所の番屋でウニ丼をしょっちゅう食べている。
南のウニだから身は少々だらしなく水っぽいけど、
味はれっきとしたウニ。

家の前の海にもたくさんいる。
いつかウニ取りをしようと、既に手袋、とったウニを入れる網、ウニをつかむためのトングは買ったが、
泳ぐときにいつも持参するのを忘れるのでまだ実現していない。

食べられないガンガゼ(とげがすっごく長い、刺されるとやばいやつ)ではなくて、
シラヒゲウニ http://www.env.go.jp/nature/nco/kinki/kushimoto/kyokuhi/sirahige.htm
サンゴのかけらや貝殻なんかをまとってる。

でもって、昨晩、お隣のN家とティダムーンに晩御飯を食べに行った時のこと。

ティダムーンのオーナーが「今日、ウニ取ってきたから食べてってください。」と言って、
まだぶりぶり動いているウニをくれた。

N氏ご夫婦は自らウニ丼も作った経験を持つから、さっさと殻を割って食べている。

私も負けじと殻にスプーンをブスっ。


私「ぎゃー、う~、ウニが動く、動く・・・」

見るに見かねたN氏が「ほれ、かして。」と言って、私のウニをとっと割ってくれた。


中身はほんのちょっとしか入っていないんだけど、やっぱ、新鮮なのは美味しい。

N氏「ウニ丼作ろうと思ったら、30個くらいは使わないとね。
それに、殻を割る時、このウニ、なんか出すんだよね。
だから、割った後、かゆくなったりするから、ウニ丼は外で食べるに限るね。」

それを聞いた旦那は、ウニに手を掛けようとしていたのをやめた。

私「何で食べないのよ?」
旦那「だって、手が痒くなるんだろう。」
私「それじゃ、ウニ取りもできないじゃない。」
旦那「僕は取らないよ。やっぱりウニ丼は外で食べるに限る。ま、君が取りに行くのを止めたりするのはしないからね。」

旦那にとって、2度とウニを触ったりしないと誓った晩となりました。

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