2007/10/03

南の島での家づくり -引越2ヶ月後での所見(土間の使い方)

我が家には、「土間」なるものが3か所ある。

まずは玄関。
家自慢するなら、ここに限る。

玄関を開けると、

うふふ


いきなり海が見えます!

我が家を訪れる人が必ず驚くスポットです。

ココは超拘りました。

玄関の戸を開けっ放しにしておくと、すっごく心地よい風が吹き抜けていきます。


カッコだけでこんなだだっ広い玄関を作ったのかって?

答えは否。

奄美は台風激戦区。
熱帯低気圧もよく通り過ぎる。
だから、外に置いてあるものが吹っ飛ぶのです。

我が家は外に物置がない。
というより、断固作らなかった。

私と旦那の性格上、物置にしまい込んだら絶対に使わなくなるからね。

だから、すごくよく使う高圧洗浄機やホース、イスなんかは庭に出しっぱなし。
で、暴風雨の襲来とともにこれら外にあるものを全て土間に一旦入れ込んで、暴風雨が去ったらすぐにまた出しっぱなしの状態にする。

一時保管以外の何物でもないから、スペースさえあればOK。
収納するわけじゃないからね。
広いと、ホント、便利するよ。

ついでに、1点。
何でも置いちゃう土間だし、ミニ宴会なんかはこの土間と庭の間のテラスチックなスペースでやっちゃう。
だから、当然汚れるので、時々じゃばーっと水洗いしている。
その時に「あ~、よかった・・・。」と思うのが、この下駄箱。
ミサワホームのオリジナルなんだけど、下が開いている扉と棚とスライド籠が付いている、シンプルなもの。
この”下が開いている”ことがすっごく重要なんだな。
ポイントは、「水洗いする時に、一切ものを動かさずに済む」こと。
日々のことなんで、余計な手間がかからないのが助かってます。
他にも
- 下駄箱の中って虫が入りやすいんだけど、オープンなので一目瞭然で存在が確認できる。
- 靴に限らず、玄関周りで使うものをすべて突っ込める。
例えば、箒/モップ、雨合羽、外出時に時々使う虫よけスプレー、海用バックなんか。
何でも突っ込めるって、ホント、便利だわさ。


次は、食堂脇にある意味不明の土間。
2階のこの位置にお風呂場があるので、どうしても1階のこの場所に構造壁を入れる必要があったんだ。
もともとは防音付きのピアノ室にするつもりだったんだけど、中途半端に狭いんで土間にしちゃった。

普段は庭に出る勝手口代わり、暴風の際には外に置いてある洗濯物干し(こんなものでも吹っ飛ぶ)なんかを急きょ入れるのに使ってる。




最後が、ホントの勝手口。
我が家は洗濯機が2台。
この土間に置いてある洗濯機は、海から戻った時の水着、タオルとか、足ふきマットとか、がんがん洗っちゃうもので使っている。
で、ポイントは上に設置した“竿”。
常時、竿が置けるようにしたんだけど、これは南の島では必須だね。
風が強すぎて外に干せない時や急に雨が降って来たときなんかに大重宝している。
低気圧が近づくと、本当に1日に晴れたり、スコールになったりと天気も大忙しで変わるから、絶対部屋干しできる場所をはじめから作った方がいいよ。


これらの土間は本当に我が家で役立ってます。
汚れても水洗いできちゃうし、便利だよ~。
ただし、水洗いした後は、水を好む

ハサミムシ
ゲジゲジ
ムカデ たちが一気に押し寄せてくるんで、要注意。
島にはこれらの虫を撃退する殺虫”粉”があって、洗いたての濡れた状態でこの粉をもう急ぎで撒くんだわ。
せっかく洗ったのにすぐに粉だらけになるのが悔しいんだけど、乾くのを待っていたらその間に家の中にわんさかハサミムシがいることになっちゃうからね。

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