2007/10/30

島の奥さんは偉い!

この間あった町の運動会に近所の子供たちと一緒に行こうと思ったんだけど、既に一家は留守だった。

後で知ったんだけど、その時は”接待”当番だったとか。

接待???
誰を???


最近接待されるような人は、京セラの稲盛さんくらいだよなぁ???
稲盛さんは町の講演会のゲストスピーカーだった。
そんな人も時にはこの島に来るんだわさ。


でも、接待されてた人は別。

運動会にはPTAだの教育委員会だののオジサンが座っている貴賓席があった。
何と、そのオジサンたちへのお茶とかのサービスだとか。


ずっと東京で外資系企業に勤めてきた私にとっては、「!!! 」。

「オジサンたち、じっと偉そうに座ってないで、お茶ぐらい自分で飲みに行けよ!」
って、思っちゃうんだよね。



さらに、別の日のこと。

夜、我が家でバーベキューをした時に、

私「ねえ、来ない?」 って、近所を当然誘った。

奥さん「それがダメなのよ。
宴会に出ている旦那のことを夜中に名瀬まで迎えに行かなきゃならないから。」

迎え???
自力で帰ってこればいいじゃん、なんて思うのは、ここでは私だけらしい。


名瀬から30分くらい離れている我が家の近辺は、バスの最終が8:30頃。
だから、夜に名瀬で宴席があると、みんな奥さんが旦那のことを迎えに行くんだよね。
(タクシーだと5000円くらい、運転代行で4500円くらいかかる)


さらに、近所で宴会をしていても、奥さん連中はお酒を飲まない。

私は当然、「ふん、旦那だけにいい思いはさせてられないわ。」と男連中と一緒にガンガン飲んでるんだけど。

で、最後は親切なご婦人が亭主と私を家まで送り届けてくれるんです。


男女平等、機会均等なんて思いながら生きてるのは、この島では私だけかも・・・
だったら、どうしよう?

でも、性格はそんなに簡単に変わるわけではないので、偉い奥さんの仲間入りは難しそう。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

生活の知恵か?旦那を愛しているからか?
はたまた、男尊女卑の思想が未だ残っているのか、都会の男には、想像もできないうらやましい制度.

でも島の男性は,この恩返しにどんな風なことをしているのか?