転居手続きは町役場だけでは終わらない。
今日は旦那が法務局で、私が警察署とハローワーク。
免許の住所書換えでまずは警察署へ。
島の大半は駐在所。
だって、事件なんかないもん。
我が家に最も近い交番がどこなのかわからないくらい見当たらない。
島のすべての電話番号が記載されている1cmくらいのイエローページで警察署の所在地を探す。
やっぱ、周囲600キロの島で2か所だった。
いざ、大都市名瀬へ。
警察に着いたのはお昼休み。
でも、親切な婦人警官?がさっさと手続きをしてくれた。
必要書類は、
1)免許
2)住所確認できるもの(私は住民票)
3)写真(県外からの移住者のみ)
おまわりさん「この住民票、コピーとっていいですか?」
私「???」
おまわりさん「原本は他にも使えるからね」と言って、頼みもしないのに原本を返してくれた。
旦那との待ち合わせに時間があったので、ハローワークも行ってしまった。
東京で離職票だけ出そうと思ったが、引越のどさくさから移転後手続を渋谷のハローワークで勧められた。
なので、今日がハローワークデビュー。
(何故ハローワークに行くのかは察してください)
離職票を出して、調査票みたいなのを書いて、審査受付みたいなところに回された。
ハローワーク嬢「旦那さまの転勤で退職されたのですね。」
(旦那は自営なんだけど、詳しいことを説明するのも面倒だったので「転勤」と言ってしまった)
私「そうです。だから一身上の都合が退職理由になってます。」
ハローワーク嬢「旦那様の転勤はいつごろ決まりましたか?」
私「正式には覚えてない(!)ですけど、内示は去年の暮れでしたね。」
ハローワーク嬢「では、そのあと旦那さまが先に奄美に来られて、奥様は5月まで働いていたんですね。」
私「いえ、旦那は一緒に引っ越してきました。」
********* このあと、延々と旦那の転勤命令を追及される *******
彼女自身は最後まで腑に落ちなかったらしいが、次の手続きへ。
ハローワーク青年「それでは今後の予定について説明します。」
(以下説明)
ハローワーク青年「旦那様の転勤命令書みたいなのはありますか?」
私「実は旦那は勤め人ではなく、自分の会社をこっちに移転させたんです。」
(あまりに根掘り葉掘り二人から聞かれるので、思いっきり警戒心を強める)
青年「旦那様の転勤で転居されたのは妻にとっては不可抗力とみなして、通常の3か月の据え置き期間がなくなる場合があるんです。
ですから、何かそれを証明するものがあればと我々は考えたんですよ。
次回こちらに来られる時に旦那様の会社の登記書のコピーとかをお持ちくだされば、据え置き期間がなくてもいいように準備しますよ。」
お~っ!
嫌疑をかけるのではなく、単なる親切心から旦那のことを聞いていたんだとは。
役人と見れば・・・は、つくづくいけない習性だと思った。
そして、やはりここでも
「原本は他でも使えますからね。」と青年は言って住民票のコピーを取ったのであった。
旦那も法務局では大変親切に説明してもらったとか。
東京じゃ人が溢れ返ってパッパと追い払われるのと好対照だったらしい。
う~ん、世の中、忙しさと親切心は反比例の関係にあるのかも。
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