2008/04/09

海開き&潮干狩り

昨日は海開き!

何でも旧暦の3月3日(=昨日)は、ゼロ歳児を海に連れてって
足を海に漬けて、無病息災を祈願するのが海開きの由来だとか。


でもって、潮が思いっきり引くので、
子供がいなくても
時間のある人たちは
海に出かけて行って、
海の恵みを引き潮の時に
頂いちゃうの。


ほれ、こんな感じ。



















リーフの外側まで潮が引いちゃって、
皆、籠とか袋とか持って、
リーフの上を歩きながら
獲物を探すわけ。


我が家も当然、出かけたんだわさ。

最初は旦那と二人で行こうと思ったんだけど、ここは奄美。
千葉で浅利の潮干狩りをするようなわけにはいかない。

だって、奈何せん、食べられるものとそうじゃないのが識別できない。

でもって、プロの漁師さんに同行を依頼。

漁師さん「磯は得意じゃないんだけどねぇ・・・」
と言いながら、一緒に来てくれた。


うーん、道具が違う。

我が家なんて、私の貝殻拾いバックとマイナスのドライバー、
お子様箱メガネ(底がガラスになってて、海の中が見れる)だけど、
漁師さんバックは袋の大きさが3倍、箱メガネもプロ仕様、
岩やサンゴに入り込んでる貝やタコを引っ張り出す鉤だわさ。

で、たったかリーフの縁まで、出発!




















でもって、楽しいのは、潮だまり。
潮が引いて、取り残されちゃった生物が沢山いるんだわさ。
シュノーケリングしなくても、
いろんな海中生物が観察できる。



















これ、ウミウシ。
枝サンゴの切れ端なんかで突っつくと、
フニャフニャしながら貝のような形に変わるんだよ。




















これ、ナマコ。

ナマコって、日干しされても平気なんだよねぇ。
水がなくなると、結構固めになって、
サンゴにぺしゃってくっついてるんだわさ。

南の島に初めて行き出した頃は、こいつが大嫌いだったんだけど、慣れちゃうもんだね。
まぁ、踏みたくないのは相変わらずだけど。




















これ、シラヒゲウニ。

ウニの形をしているものはたくさんいるんだけど、食用できるのはこれ1種。

バフンウニとは違う、大変クリーミーなウニなんだわさ。

これまでシュノーケリングは旦那と二人で行ってたから、この1種が識別できなかった。
でも、これでもう大丈夫。

といっても、今はウニの禁漁期だから
夏までお預け。
しっかり大きくなって下さいまし。




















リーフの淵はこんな感じ。

すっごいよねぇ、この先は外洋だぜ!


岩と違って、サンゴ礁だから
一見水たまりに見えるこの淵も
下は繋がってるの。

波が来ると、この淵の水も上がったり下がったりするんだよ。




















私は漁師さんに「これ、食べれるの?」って聞きながら貝拾いに没頭している最中、
動体視力ゼロの旦那はリーフの上で昼寝をしとった。

背後で真剣に取りまくってるおばさんと好対照でしょ!




















ゲットした貝はこんな感じ。

琉球さざえ(角が無いのが特徴。味は本州のサザエと変わらず)1個、

高瀬貝http://bigai.world.coocan.jp/pic_book/data07/niloticu.html3個、

シャコ貝1個(二枚貝はこれだけ!)、

クモガイかスイジ貝(貝殻が魔除けとして珍重される。食べないらしい)が1個、

とげ付きサザエの親せきのようなアッキガイと思われる貝が少々。

XXダカラとか、キイロダカラとかのアクセサリーに使われる小粒が多数(?)



でもって、例によって料理?の方法がわからん。

またまた、番屋の女将に
「どーすればいいの?」って聞きに行って、

おかみ「塩ゆででOKよ。
身が苦手だったら、ゆで汁でお椀を作ればいいの。
スイジガイみたいに貝殻が欲しかったら、
土に埋めて身を腐らせるのよ。」


でもって、やってみた。

埋めるものは埋め、

サザエは当然魚グリルで焼く。

その他は食塩水で塩抜きしてから、
塩ゆでに。


でねぇ・・・、

塩ゆでしたやつが問題だったの・・・。


塩抜きの時間が短かったのか、
食塩の割合が悪かったのか・・・、


シャコ貝は大変美味しくいただいたんだけど、
後は巻き貝でもって、
肝の部分に大量の砂が・・・。


今後の課題がまた増えてしまったぞぉ。

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