2010/03/02

イザリデビュー、でも・・・

イザリとは、こんなふうに満月が輝く冬場の大潮の夜の干潮時に





潮が引きまくったリーフに繰り出し、


サザエ等の貝やスガリと呼ばれる島タコなんかを

取りに行くことです。


前々から「奄美に住んでいるだから、一度はやってみた~い」と

思っていました。


でも、冬の海、それも真夜中に近いときに

海に行くのは勇気もいるし、馴れてないから

ベテランにくっついて行かないと素人では手も足も出ません。

で、ことの発端は、

MK姉「今度の大潮にRRE姉とイザリに行くんだ」

私「いーなー、私も行きたい!」



ということで、便乗することになりましたが・・・

その大潮の日というのは、地震のあった当日。
そして、その日の夜は、TKY姉の家で
タンカン収穫完了打ち上げの宴会。
宴はイノシシBBQ。
げー、こんな日に禁酒かぁ?
ICJ兄ぃ「今晩、イザリに行くの?」
私「そーなの、あのベテランRRE姉が連れてってくれるの」
ICJ兄ぃ「津波が心配じゃない?」
MK姉「そーよね。せっかくのBBQだし。
天気もいまいちだし・・・」
ということで、順延ありかをRRE姉に確認すると、
RRE姉はきっぱり「行くぞ!」の一言。
で、デビューが決定!
干潮が始まる前に海に到着していなければなりません。
10:30にMK姉の家にRRE姉がピックアップしてくれ、
東シナ海の安木場屋へ。
お月さまはこんな感じ。
RRE姉「うーん、南風だと思ったけど、結構北西の風が
吹いてるから、潮が引いても波が来て大変。」
ということで、急きょ、太平洋の某所へ移動です。
で、海に到着。すでに数台の車ガイザリ目的で止まってました。
ライトを借りて、籠を背負って、マリンブーツを履いて、
貝採り棒(専門用語があるのですが忘れました)を持って、
ずぶずぶ潮が引き始めている海にRRE姉の後ろに
くっついてリーフの先を目指します。
潮位は最大干潮時にマイナス=リーフが完全に海の上に出る・・・
はずでした。
でもねぇ・・・
潮はすごい勢いで引いて行くんだけど、
行けども行けどもリーフは海面になかなか出てきません。
いくら潮位が低くなっても、水中にある貝とかを探すのは
本当に人苦労。こんなことなら箱メガネも持ってこればよかった。

でも、こんな大ヤドカリなんかは見えちゃいました。

しかし、引かない海水をうろつくのはかなりハードで
撮影はここできっぱり諦めました。
それでも根性でMK姉といっしょに数個のサザエ、
2個のシャコガイ、それなりの数のタカラガイはゲット。
逃げ遅れたあなごっぽいやつは2匹見かけました。
(動き回るものを取るにはモリが必要です!
貝採り棒で突っついても虐待でしかなく、捕獲は無理でした)
最大干潮になっても潮は引かず、
ベテランRRE姉が「うーん、これまでのイザリで
今日が一番つらいかも・・・」
ふえーん、RRE姉にとって最悪のイザリにデビューかぁ???
かなりハードなイザリでしたが、
それでもRRE姉は根性でタコをゲット。
ホラ貝や「これって本当にサザエ?」っていう貝も取ってました。


MK姉の家に到着したのは2:00AM。
島ならではの夜遊びです。

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