昨日、行ってきました、再びシマ博。
どこへって言うと、奄美大島で最も遠いところ・・・だなぁ。
一番西にある、瀬戸内町西古見集落&曽津高崎灯台です。
待ち合わせ場所の瀬戸内町古仁屋に遅れること、15分。
参加者のみなさん、本当にごめんなさい!!!
でも、さすが、奄美大島、瀬戸内町!
集合時間の9時に役場の人が電話をくれて、
「すいませ~~~ん!まだ古仁屋の一歩手前なんです!」
元都会者の私としては、当然、置き去りされることを
覚悟してましたが、
「じゃぁ、待ってます。気をつけていらしてください」
ありえんよなぁ、な~~~んて優しいんだぁ!
で、いざ、古仁屋を出発。
一路、西古見集落を目指しますが、
うん?

子ヤギでした。
最近出来たてのピカピカ道路のホットスポット、
その名も「サンセット公園」
(どこにも書いてないけど・・・、)
某議員さんのおかげで、通った道路と公園です。

眺めは最高でしたよ。
寄り道しながらだったので、古仁屋を出て
1時間くらい掛かったでしょうかね。
西古見集落到着。
案内役は集落区長さんと住民の皆様。
最初は、集落近くの海岸。
見事な3本のデイゴの木の脇をすり抜けていくと
ぎゃー、絶景!
続いて、地元では知られている
(=地元民以外はほとんど知られていない)
西古見の戦跡。
そりゃあ、見事な眺望でしたよ。
興味のある人は写真をクリックしてみてください。
参加者はぼーぜんとしながら写真撮りまくってました。

でもって、戦跡とは、この見張り台。

入り口を入ると、

かなりきれいに保存されてたのにびっくり。
(本当に保存しているのかは疑問ですけど)
見張り台の中から見た風景。

でもって、興味深いものが。
なんと、手書きの風景と距離が壁に書かれてました。

これで、ここで見えたら何キロ離れてるって
測ろうしてたんだわな。
うーん、最近、特攻隊基地の知覧とかも行ったので、
ちと感慨深いものが。
興味のある人は、な~~んにも看板の出ていない
この風景が入り口なので、ご注意あれ。

ちなみに、西古見には軍隊が駐留していたので
至る所に戦跡があります。
でも、な~~~んの説明書きも出ていないので
何の施設か知りたかったら、地元の人か
ガイドさんに聞きましょう。
駐留していた軍隊は西古見住人の食糧とかを
没収しまくっていたようで、あまり評判は良くないですけどね。
続いて、奄美大島の一番西にある灯台を目指します。

奄美では珍しいくらい、開放的な林道です。
奄美の大半は鬱蒼とした森(ジャングル?)の道ですが、
ここはよほど風が強いらしく、背が高い木は全く
NGらしく、太陽がサンサンと降り注いでました。
途中の風景。

林道から、灯台までの管理歩道へ。
さすが、シマ博です。
海上保安庁(灯台の管理者)が
引率してくれました。
(=普段は、勝手に入れません)

この歩道、狭い上に、

足がすくみそうでした。
でも、こんな風景が見えてると
るんるんしてきます。
灯台は、こんなところに建ってます。

灯台について、詳しく知りたい人は↓

使われていないヘリポートもありました。

そして、空爆跡も。
実は、この灯台、瀬戸内町と宇検村の狭間にあります。
尾根の右が瀬戸内町、左が宇検村。
これだけ行政区画が目視で分かるところも珍しい。

約2時間のお散歩?の後は、集落のご婦人が
作ってくれたご馳走ランチ。

素材はすべて西古見産だとか。
ちなみに、西古見へフリーでドライブした時は
ランチ出来る場所はないので、お弁当をお忘れなく。
食後は集落散策です。
パッションフルーツの温室。

生ジュースも頂いちゃいました。

続いて、

正体は、廃校になっちゃった小学校。

体育館は有効利用されてましたけど。

集落の中は

現役のポスト

源平とは関係ない(島にはやたら平家がらみが多い)、
こんぴら神社。

上からの眺め

これまでの人生では見たことなかった灯篭。

神社から眺めた集落。

きちんとがんばって、集落で保存しているサンゴの石垣。

最後に参加者、案内役の皆さまで記念撮影。

参加費2500円は超お得でしたよ。