我が家の前の海にもヒョウ柄や黒尽くめの
ナマコがあまりにもふてぶてしい姿でゴロゴロしている。
被写体としては美的でないので、今まで写真を撮ってはいない。
東京から来る友人たちも、「うふぇ~、でかいナマコが!!!」と
驚嘆しつつも、出来ることならシュノーケリングの視野には
入って欲しくな~い!態度が見え見えの嫌われ者。
しかし・・・、
先日、MK姉が仕入れてきたネタによると
ナマコは赤土も食べて海を浄化する偉いヤツだった。
豪雨のせいで、大量の赤土が海に流れちゃったから
そりゃぁ、ナマコくんたちに大活躍してもらわんと。
でも、話はここでおしまいじゃないの。
MK姉によると、「中国に売りさばいているディーラーが
いるらしいだわさ。奄美の海のナマコも売り飛ばされてて
ものすごくナマコが激減してるんだって。」
おーぉ、中国人は能登半島とかの珍味系ナマコじゃなくて
亜熱帯のぶよぶよナマコを食すのか!
そして、食欲旺盛な中国人のニーズにこたえるべく、
漁業権を持たない輩がこっそりと、かつ大量に
ナマコを取っているらしい。
これは由々しき問題だよね。
だって、奄美の海が沖縄みたいに赤土で汚れた海に
なったら、それこそ何の魅力もない島になっちゃうじゃん。
ナマコは禁漁になってないから、取りたい放題の
野放しになってるんだってさ。
世界自然遺産登録に向けて、「自然保護だぁ」と
叫んでいる方々は大勢いますが、
目先のできることからやらないとあかんと違いますか?
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