なんじゃ、これ?
実は、大島支庁(県庁の出先機関)が事務局になっている
「ハブ対策推進協議会」なる組織が編集・発行している
情報誌だわさ。
タダで島民に配られるもので(まぁ、お金出して買う人は
稀だろう・・・)、先日ポストに入ってた。
それによると、平成20年の咬傷者数は61名。
(どこまでの範囲の数字なのかはどこにも書いてなかったけど、
たぶん奄美群島全域でしょう)
咬まれた人は、
「草刈りなどの作業中」
「ハブ取扱中」 が発生状況だそうです。
でもって、笑えるのがグラフ。
2軸のグラフになっているんだけど、
ひとつは咬傷者数、
もう一つの軸は、何と、「買上数」。
そーなんです、ハブは売買されるのです。
役場に持っていくと買い上げてくれるので、
結構、マイカーにハブ箱、ハブ捕り棒を
常備している島民はいるのです。
聞いた話によると、タクシーの運転手さんにも
多いとか。
島では、貴重な現金収入源なのですよ。
でも、慣れてない人とかが「お、見つけたぜ!」と
捕獲しようとして咬まれるだそうな。
HABUDASUによる、ハブの生態は
気温が
18度~27度で活発になる
特に24度前後が動きがいいらしい。
逆に、30度以上、10度以下になると不活性になるんだとか。
湿度は
70%~80%の時に
(これって結構、年中当てはまるかも)
時間帯は
日没~夜10時頃と、朝4時~6時ごろ
に動きがいいだと。
直射日光には弱いから、草木などの陰に潜んでる。
全長の2/3までが攻撃範囲だそーです。
(大体1~1.5mってところかな)
今年は皆既日食、だから、ハブなんか一度も見たことの
無い人々も島に訪れることでしょう。
でも、ハブは怖いからね。
太陽光線が凄いからって、
ラブラブだからって、
森林浴したいからって、
人で混雑して、汗臭くてムンムンするテントサイトを
離れたいからって、
人気のない下草がある木陰や
ボーボーに茂ったサトウキビ畑の中には行っちゃダメよ。
満天の星の下で、寝転がって星を見たいとか、
肝試しをしたいとかって思っても、
絶対に草むらとか森とか、海岸の草ぼうぼうのところとかに
夜、行っちゃダメよ。
奄美は、なんせ、名瀬以外は集落から離れたら
携帯の電波も入らなかったりするから、
周りに誰もいない状態でハブなんかにかまれちゃったら
そりゃぁ、大変だからね。
観光客の皆さんは、懐中電灯まで持参してこないよね。
でもね、集落の外は街灯もないところが多いからね。
星やお月さまがすっごくよく見える、
逆に言えば、懐中電灯がないと一歩も歩けないくらい
漆黒の闇になったりするんよ。
懐中電灯・・・。
大事なんだけどなぁ・・・。
1 件のコメント:
役所よりハブ屋さん(原ハブ屋奄美のこと?)の方が高く買ってくれると聞いたような気がします。奄美~沖縄には何度か遊びに行きましたけれども幸いにして野生の生ハブには遭ったことがありません。
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