2009/04/13

追い込み漁

奄美の今の季節は、「花見」じゃなくて、「貝取り」シーズン。
だって、大潮、その前後は↓みたいにリーフの外まで海水が引くんだもん。
だから、休日の島民のお楽しみは「貝取り」と「釣り」。
リーフの上を歩いてサザエとかトビンニャとかを探しまくるか、
リーフの縁まで行って、竿を垂れてる。


でもって、昨日は東京から遊びに来ていた友人と
東シナ海のリーフ沖でやっている「追い込み漁」を
見に行った。
船で網を張って、そこにダイバーが海中で魚を追いこんで
行くんだって。
「素人は邪魔だから、船には乗れないよ」って言われてたので
リーフの縁まで行って見ようとしたんだけど、
「???」
要はよく見えなかったの。
で、サザエなんかを探してみたものの、いかんせん、素人の
二人では「ウミウシ」と「ウニ」くらいしか発見できず。
ちなみに、ウニは今は禁漁です。漁業権がないと取れないし。
で、海に繰り出していた人々は皆さん、たんまり
サザエの入った網なぞを抱えておりました。
手ぶらで港に戻ってきた船を覗きこむと、

おー、すごいデカイブダイとか、これまで熱帯魚としてしか
認識してなかった雀ダイがわんさか。
ちなみに、この山が獲物全てではないです。
「うぇーっ、スズメダイって食べるんかいな?」とこれまで
ずっと思っておりましたが、獲物のおすそ分けにあずかり、
から揚げで食してみました。
結構、イケルんですねぇ、これが。
外見で判断しちゃだめですね。
ちなみに、魚をさばくことが相変らず苦手な私は
「我が家には出刃包丁がないし…」などと
つい道具のせいにしていましたが、収穫をおすそ分け&
下ごしらえして下さったSG兄ぃと刺身にブダイをバリバリと
さばいて下さったIG兄ぃは100円均一のカッターと料理バサミを
使ってました。
私「げげっ、カッター!」
SG兄ぃ「これが一番便利なの。錆たら、刃を変えるだけだからね」
もう、道具のせいには出来ません・・・。

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