2009/06/04

へっぴり腰じゃ、農作業はできん

夫のお墓の建立が終わってから、この数カ月

お墓のまわりの整備をやっていた。


タダの空き地になっていると、雑草がぼうぼうと茂り、

ゴミも捨てられちゃうし、

集落のご厚意で基地を分けてもらえたこともあり、

ご恩返しのつもりも含めて花壇を作り、

雑草を取り、砂を撒き・・・。


何とか命日までに花を咲かせたいと思って

一生懸命整備をしていると、集落の人々は

「この花、植えたら?」と植えるものを提供してくれ、

「この砂、撒いたら?」と置いていってくれ、

雑談しながら草むしりを手伝ってくれ・・・。

と、皆さん、いろいろ協力して頂きました。

本当にありがとうございます。


で、今日、ついにやってしまいました。

肋間神経周りにピシっと激痛が走り、

「一週間は安静にしていろ」と診断を受けてしまいました。


何でこんなことになるかと言うと・・・、


要は東京に住んでいる頃は全く無縁だった

畑仕事の基礎テクニックを身に付けていなかったから。


鋤や鍬なんて写真で見るしかなかったもん。


「腰やお腹に力を入れて扱わないと駄目よ」と

注意を受けながら、その基本姿勢をマスター

していなかったからなんです。

最初は腰痛、次は肋間神経・・・。

農作業は奥が深いです。



南の島での家庭菜園、農業志願の皆様へ

土を耕し整地するって、見てるのとやるのでは

全然違います。

たかが草むしりでも、島の雑草は訳が違います。

根っこは地を這い、植えたものよりも数倍早く

成長します。

かたつむりや毛虫は植えた植物をガシガシ食べまくり、

強風は植えた植物をなぎ倒していきます。

しゃがんだ姿勢は腰に来ます。

腕だけで道具を使っていると筋を痛めます。

「正しい姿勢で、正い時期に正しい処置をしていく」

この基本がわかっていないと、私のようになっちゃいますから

お気をつけあそばせ。



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