2009/06/10

日食に伴う、ちょっと嫌な話

とあるキャンプ場が、全く別の集落にある空き地を

テントサイトとして日食期間貸し出すとか。

それ自体が問題ではないんだけど・・・。


田舎は自動車か自転車などの足がなければ、

集落から脱出できない。

で、そのサイトは足を確保するのは自己責任らしい。

トイレ、洗面所、飲料、シャワーなんかのライフラインもなし。

集落への断りもなし。



想像しただけで「げげーっ!」って思っちゃいました。

無責任極まりないです。


炎天下では、テントなんかには1分もいられない。

普段は静かな集落の中を日蔭やトイレ、冷たい水を求める人々が

さまよう姿。

集落内にはじーちゃん、ばーちゃんのライフラインとなる

商店しかないのに、そこの飲料/食べ物は底をついちゃう。


地元の人の大半は、「せっかく奄美大島に来てくれる人には

楽しい思い出を作って欲しい」って思っているのに・・・。


だから、きっとさまよう人々を何とか救済しようと集落民が

親切心を発揮するのを前提に、一部の悪徳業者が

はびこっちゃうんだよね。



観光業で島を盛りたてるって行政とか言っているけど、

無謀なプランは島の評判を下げて、壊滅的な

風評が残るだけ・・・。それって、悲しすぎるよね。



皆既日食を奄美大島で見ようと思っている方々へ、

ツアーを申し込む際は、必ずライフライン(トイレ、お風呂、

お水を含めた飲料/食糧など)が記載されているかを

確かめましょう。

悪徳業者に捕まらなければ、奄美は本当にいい所ですよ。


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