2011/11/02

豪雨もこれだけあると、異常災害とは呼べない?



またまた豪雨です。土砂災害警報も出てます。

と言っても、今は小康状態ですが。

ほら、少し、晴れ間も見えてます。




















ま、当然ながら、裏山は滝が出来てます。



















でも、崩落すべき土砂は既に崩れきってるってところでしょうか。

油断は大敵ですがね。

この土砂災害にまつわる警報、ちょっと前まで「落石注意」に匹敵する警報だと
思ってました。だって、注意って言ったって、「近づかない以外、手の打ちようが
ないじゃん!」

でも、裏山が現場になってると、観察しちゃうんですよ。
でもって、崩れそうになるのかどうかは何となく、分かるようになるんですね。

で、「やばい!と思ったら、逃げる!」

これに尽きます。

ということで、午後からさらにひどくなる予想の雨ですが、
やばそうだと思ったら、とっと避難します。

心配してくれている皆さま、ありがとうございます。
自己責任において逃げますから、ご安心を。


で、本題に戻ると・・・


去年の豪雨は、本当に青天の霹靂でしたが、今年に入って
降る、降る、降るぅ!です。

ここまで来ると、異常気象とはもはや呼べないのではと
思ってしまったわけです。

天候等の自然災害は、人的災害と違い、逆らいようがないのは
この島に住んで、身にしみて感じたことです。
「嫌だぁ!」と叫ぼうが、泣こうが来る時には来る。
だから、感情的にならずに、だまって受け入れるしかない。

そして、黙って受け入れるだけじゃなく、その状況下でも
楽しまなくっちゃ!っていうのが、先日の種おろし2日目でした。


そりゃぁ、凄い雨が降ってましたよ。
で、中止にするのかと思いきや、ちゃんとやりました。

私は集落から離れているので、現場の実況中継はお友達から。

「公民館でやるのか、小学校の体育館でやるのか相談中」

「公民館は狭いからNG。だって、今日は名瀬から郷友会の人たちも
来るでしょ。」

そー、車で30分しか離れてないのに、「郷友会」なる組織があるんですよ。
最初はびっくりしちゃいました。
でも、集落を離れて暮らしていると、やはり故郷は大事なのでしょう。
東京育ちの私としては、「目と鼻の先」と言いたい距離でも
故郷で暮らしていないから、大事な行事には参加したいのだと思うようになりました。


「小学校の体育館もなしになった。
教育施設だから、飲み食いが出来ないからだって。
最終的には、新しく出来た町営住宅の駐車場にテント張ることになったよ。」

















集落テントだけじゃ雨が防げないから、町営住宅の2階から
我が家の居間よりデカいブルーシートをつなげてます。

そして、ブルーシートやテントに溜まった雨水を時々落としながら、
お祭りの始まり。
















本当に、みなさんの根性には頭が下がります。


この種おろし2日目の雨も相当凄かったけど、
夜通し降ってたわけではありません。

要は降り続けている時間の問題で、災害になるかどうかなんだろうな。




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