本日は婦人会業務の日でありました。
事の起こりは「災害炊き出し訓練に「婦人会から誰か出ないといけない」
まぁ、直近の台風以外にも豪雨なんかもありますから、
災害訓練は必要でしょう。
でもって、婦人会の主たる業務は、集落イベントでのご飯担当ですが、
平日にやるこーゆー業務は、集落の中で
通勤しない人間でカバーするざんす。
ちなみに、婦人会は任意参加ですが、動ける集落婦人たるもの
「参加しない」な~んて言えないのは、どこの田舎でも同じでしょう。
(男性は青年団、壮年団などなどの業務があります)
会費を払って勤労活動をするなんて発想は
東京にいたときにはゼロでしたが、
奄美に引っ越してきて、近所付き合い、集落の相互扶助の大事さは
特に災害時に痛感しますよ。
でもって、のこのこ災害訓練に行ってみたら、
すごーい横断幕。
ちょっと前に集落費(≒自治会費)で、赤十字って言う項目で
お金集めがあったりして、赤十字との関連があるのは
ぼーっと認識してましたが・・・
おー、あのお金は「社費」
で、社費を払った人=日本赤十字の社員 だった!
本日、初めて認識いたしました。
ということで、本日の研修は
「日本赤十字社鹿児島県支部龍郷町分区の奉仕団研修」
ひょえ~~~、私は団員だったのですか!!!!
個人的には寄付のつもりでいたので
けっこうびっくり。
うーーーん、・・・
田舎は社会インフラがあっても、何かの時に間に合わないから
地域解決能力が高くないといけんのは
重々承知してますわ。
でもねぇ・・・
本来は任意加入の組織が、強制的に加入となっていたり、
ボランティアの仕組み自体が強制ってのは、どーも腑に落ちない・・・
まだまだ、東京臭さが抜け切れ取らん!と言われちゃいますね。
研修内容は、
赤十字奉仕団の信条唱和(ひょえーーーー)に始まり、
本題の非常時炊き出し訓練のほか、
東日本大震災での赤十字活動DVD鑑賞、
災害時高齢者支援実習、
炊き出しご飯の試食 と午前中いっぱい。
新聞紙で簡易トイレを作るとか、
毛布でガウンを作るとか、
風呂敷でリュックを作るとか、
毛布で担架にして人を運ぶとか の訓練をしながら、
炊き出し実習。
赤十字特製のビニール袋(なんと4.5円/枚する)に
1合の無洗米と水+薄口しょうゆ(13:1の割合)を入れて
口を縛って、
お湯に入れてぐつぐつ煮るざんす。
出来上がりは
炊き込みご飯のようなお味でしたわ。
清潔な水がない場合を想定してるんだとか。
これだと、おにぎりにしなくていいから
炊き出しは楽だろうな。
問題は、それぞれの集落に特製ビニール袋+無洗米+水が備蓄されてないから
町で炊き出し隊が結成されるときしか活用されないこと・・・
なーーんて、余計なことを考えておりました。
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