既に次の台風、19号が今週末接近中ですが、
先週末の台風18号の報告をば。
本州でも被害が出たようで、被害に遭われた方々には
心よりお見舞い申し上げます。
本州は数時間で通過する台風ですが、ここでは数日。
台風最接近の前々日。
既に港の船は養生してました。
それも4~6本のロープ掛け。
頑丈だわさ。
ちなみに、島暮らしを始めたころから
台風が接近する時は港に見に行きます。
ロープの張り方で、「どのくらいの規模?」が分かるから。
漁師さんやダイバーたちにとって、船は生活の糧。
だから、それをどの程度守ろうとしているかで、規模が推察できるわけ。
養生に越したことないからね。
18号は930hPaで島に接近する予報。
でかいです!
軽自動車が浮くと言われる感じ。
外に置いてあものは物干し竿までしまっちゃいます。
風の抵抗を受けるものは原則、NG。
本当は植木も風の抵抗を受けないように
丸刈りしたかったんだけど、今回は時間が足りませんでした。
10/4の午前中には、既に嵐。
午後には、この通り↓
芝生に溜まっているのは、「海水」。
夜はこんな感じ↓
その後、3:00か4:00AMに「あれ、停電!」と目覚めて
・・・・・・・・・・・
道路の外灯は付いてる。
我が家だけ真っ暗。
窓を開けるなんて「とんでもない!」状態。
ごーごー、GOW、ごぅおおおおお~~~~!
凄い風でしたわ。
窓やシャッターが唸る程度にはもう慣れてたけど、
外壁が叫んでる感じ。
ぎょえぇええええ~~!
で、懐中電灯を片手にブレーカーを見に行きましたわ。
ちなみに、台風時の夜に枕元に懐中電灯は必須。
いつ何時停電してもおかしくないからね。
我が家のブレーカーは部屋ごとに配線用漏電遮断機が付いてるタイプ。
メインのブレーカーを上げても、すぐに落ちる・・・
配線用を全部OFFにして、メインブレーカーを上げてみる。
入るんだよなぁ。
次に、配線用を1個づつONにしていくと、途中で大本が切れる・・・
うぇええええ~~~、家電の何かがイカれたか???
夜中にやってもしょうがないと思い、ONになる配線用だけONにして
もう、寝ちゃえと思って矢先、ちらっと海が見える窓を見たら・・・
写真は翌日撮ったものだけど・・・
ぎょえーぇえええええ~~~!!!!
家の窓が船の窓に見える!
そー、直接、波を被ってるんですわ。
そして、水滴。
イコール海水
でも、何もできないから、タオルを置いて寝ちゃいました。
翌日。
ささっとふき取った後だけど、
明らかに海水がペットボトル1本くらい溜まってました。
ちなみに、正しい浸水の防ぎ方をミサワホームのFMTさんが教えてくれました。
押し出し窓は外からテーピング、
土間の窓は、シャッターと窓の間にタオル
↑が正しい。
19号の時は正しくやります。
午前中には台風のピークが去りましたが、
ずーと断続的停電。
消えてはすぐに戻るの繰り返し。
そして、外はこんな感じ。
風台風だったようです。
雨台風だと、植木は大丈夫なんだけど。
あ~~~あの状態ですわ。
潮風は大敵ですよ。防ぎようがないけど。
この強烈な自然に耐えられるものだけが生存する厳しい掟です。
でも、植物もたくましいですよ。
萎れたところは枯れるけど、根っこがやられてなければ
また葉っぱが出てきます。
ご近所の別荘は板が剥がれたし、
庭には本来無いものがいっぱい落ちてるし、
台風が去ってもこんな状態がしばらく続くですよ。
次の台風が来るからと思っても
まだまだ潮満載の風が吹いているけど、
海水もろ浴びの家は一旦、洗い流さないとね。
ついでに、芝生も。
嵐がないと家の外なんて絶対に手入れしない私ですが、
直接、海水まみれだと、やっぱ、やりますよ。
そして、既に19号が迫ってます。
この島に住んでると、「人間が自然に逆らうなんて絶対無理」と認識します。
泣こうが喚こうが、来る時は来る!
これが自然です。
でも、人間には知恵がある。
台風は天災の中で唯一と言っていいくらい、精度の高い予測ができるもの。
台風に備える
イコール
養生出来るモノは養生して
危ないと思ったら、来る前に避難する
島で覚えた自然に対する処世術と思ってます。
さ、これから数日、台風情報とにらめっこです。
我が家は太平洋を通過する台風に弱いです。
風が北西に吹くから、北西に面した湾の入り口から
すさまじい風が吹きます。
波は外洋に面していないから、
ハワイのサーフィンのようなサイズは来ませんが
ラクラク堤防を乗り越えてきます。
普段が湖のような感じなので、余計、すげ~と思うのでしょう。
逆に、東シナ海を通過する台風は南風、
島の近くを通っても、我が家的には大したことない。
そー、島に住んでるからといって
同じ台風でも場所によって影響は違うのです。
うー、次も太平洋を通過だ。
そして、島に接近してくる11日も930hPaだぁ!
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