年中、何らかの花が咲いている奄美大島ですが、
今は、我が家の敷地に生えているアメリカデイゴが満開です。
本物のデイゴは1年に1回、間もなく咲き始めますが、
このアメリカデイゴは年に数回咲きます。
沖縄県の県花です。
そして、これ↓。
手入れの行き届いていない空き地や花壇、道路脇で
大量に咲き乱れてます。
かわいいですよ、ほんと。
オオキンケイギクって言います。
でも、このかわいいお花、駆除の対象なんですよ。
特定外来生物の指定を受けてて、
奄美固有植物の場所を容赦なく取りあげちゃうくらいの
繁殖力があるからだそうです。
うーん、かわいいのに・・・・。
島から根絶しない限り、どっかで育っちゃうそうなので、
かわいいからって移植することは当然ダメ、
花を取ることもNGだし、
引っこ抜くだけじゃダメで、焼却処分なんだとか。
しかし、・・・・
オオキンケイギクが生えているところ
イコール
手入れされていないところ だとすると、
やる気のないこの島から根絶するのは不可能に近いんじゃないの?
そして、どうせ手入れしていないなら、
奄美固有種がいるのか、いないのかが分かってない場所ってことにならんの?
固有種の存在が分かってない場所だったら、他の可愛げのない雑草より
ましなんじゃないの?
・・・
なーんて言っちゃぁいけないそーです。
あ~、自然保全って難しい・・・
2 件のコメント:
はじめまして
確かに難しいですね。
でも可愛げのない雑草を食べて生きている虫たちもいるかもしれませんよ。
その食べ物が無くなったら、島固有かもしれない虫は生きていけません。
虫だけじゃなく、土の中の微生物も同じです。
そういった生態系を破壊するから特定外来生物に指定されたのです。
それから花を取るのは、種を出来なくするのでNGではありません。
どんどん花を摘んじゃって下さい。
植物と他の生物の生態系の視野がなかったです。
ご指摘、ありがとうございます。
私を含め、より多くの人が引っこ抜くか、花を摘むかを実行に移していくことが大切ですね。
夫のお墓のそばにもよく咲いているので、これからはバシバシ墓前に生けちゃうことにします。
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